Software RAID を利用する一番のメリットの 1 つは、ストレージ要件の変化に応じて、仮想デバイスを動的に追加、削除、サイズ変更できることです。これは、仮想デバイス定義への物理パーティションやディスクの追加または削除を伴う場合があるため、Software RAID Recovery Kit には、そのような変更内容を反映して、既存のリソース階層を修正する仕組みが含まれています。

変更内容を反映して LifeKeeper 階層を修正する前に、すべての仮想デバイスとファイルシステムの再設定を LifeKeeper 階層の外部で行う必要があります。その方法については、ドキュメンテーションとリファレンス セクションで紹介する Software RAID HowTo ドキュメントを参照してください。いずれかの手順において、LifeKeeper で保護されているリソースをマウント解除または設定解除する必要が生じた場合、必ず LifeKeeper GUI から Out-of-Service 操作を選択して行ってください。

これらの変更後に LifeKeeper 階層を更新するには、まず、変更した md リソースの [Resource Properties] ダイアログを開きます。このダイアログは、 md リソースを右クリックするか、 [Properties] を選択するか、 [Edit] > [Resource] > [Properties] メニューを選択し、 [Select Resource] フィールドで適切な md リソースを選択することで開けます。 [Resource Properties] ダイアログは、以下の 図 7:Software RAID の [Resource Properties] ダイアログ のように表示されます。図に示すように、下部に [Status] および [Reconfigure] ボタンがあります。

図 7:Software RAID の [Resource Properties] ダイアログ

[Status] ボタンをクリックすると、仮想デバイスの現在の状態を示す情報ボックスが表示されます。 図 8:Software RAID の状態 (下図) は、すべてのコンポーネントが正常に動作している場合の仮想デバイスの状態を示しています。

図 8:Software RAID の状態

[Reconfigure] ボタンをクリックすると、階層を再設定して、仮想デバイスリソースに加えられた変更を反映するための仕組みが開始されます。少し待つと、情報ボックスに LifeKeeper が検出した変更内容が表示されます。 

次の 3 つの図に、デバイスを仮想デバイスから削除した際に表示される、状態と設定を示す情報ボックスを示します。

図 9:削除されたデバイスの Software RAID の状態

図 10:削除されたデバイスの Software RAID の再設定

情報ボックスの説明にあるように、検出された変更内容を反映して LifeKeeper 仮想デバイスを再設定するには、単に [Reconfigure] ボタンをクリックしてください。LifeKeeper 階層の変更をキャンセルする場合、 [Cancel] をクリックしてください。

[Reconfigure] ボタンをクリックした後、再設定手順の進捗状況を示す情報ボックスが表示されます (以下の 図 11:削除されたデバイスの再設定が完了した Software RAID 参照)。処理が正常に完了すると、 [Done] ボタンが有効になります。 [Done] ボタンをクリックすると、情報ボックスが閉じ、 [Resource Properties] ダイアログが開きます。

図 11:削除されたデバイスの再設定が完了した Software RAID

次の 4 つの図に、デバイスを仮想デバイスに追加した際に表示される、状態と設定を示す情報ボックスを示します。

図 12:追加されたデバイスの Software RAID の再設定

図 13:追加されたデバイスの再設定が完了した Software RAID

コンポーネントを仮想デバイスに設定する間、 [Status] に同期の進捗状況が表示されます。

図 14:再同期中の Software RAID の状態

図 15:再同期中の LifeKeeper 階層

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