LifeKeeper Core は、以下の 4 つの主要コンポーネントで構成されています。

  • LifeKeeper Core ソフトウェア
  • File System、Generic Application、Raw I/O、 IP、および Quick Service Protection (QSP) の Recovery Kit ソフトウェア
  • LifeKeeper GUI ソフトウェア
  • LifeKeeper のマニュアルページ

LifeKeeper Core ソフトウェア

LifeKeeper Core ソフトウェアは、以下のコンポーネントで構成されます。

  • LifeKeeper 構成データベース (LCD) - LCD は、LifeKeeper が保護するリソースの情報を保存します。リソースインスタンス、依存関係、イクイバレンシ情報、リカバリの方向、LifeKeeper の動作フラグに関する情報が含まれます。システムの起動後にデータが記憶されているように、データは共有メモリにキャッシュされ、ファイルに保存されます。
  • LCD インターフェース (LCDI) - LCDI は、LCD に保存されているデータやデータの変更を要求するクエリを設定データベース (LCD) にクエリを送信します。また、リソースの状態や説明の情報を取得するために、Application Recovery Kit が LCDI を使用することもできます。
  • LifeKeeper Communications Manager (LCM) - LCM は、クラスタ内にあるサーバのステータスの特定、および LifeKeeper のプロセス間通信 (ローカルとリモート) に使用されます。クラスタ内のあるサーバ上にあるすべてのコミュニケーションパスで LCM 通信がないことは、サーバに障害が発生したことを示します。
  • LifeKeeper アラームインターフェース - LifeKeeper アラームインターフェースは、イベントを起動するためのインフラストラクチャです。LifeKeeper が保護するリソースに障害が検出された場合、アプリケーションデーモンにより sendevent プログラムが呼び出されます。sendevent プログラムが LCD と通信し、リカバリプロセスが使用可能かどうかを判断します。
  • LifeKeeper のローカルリカバリ動作と制御のインターフェース (LRACI) - LRACI はリソースに適切なリカバリスクリプトを判断し、リソースに適切な restore / remove スクリプトを呼び出します。

File System、Generic Application、IP、RAW I/O、および Quick Service Protection (QSP) の Recovery Kit ソフトウェア

LifeKeeper Core は、サーバ上の指定リソースを保護します。リソースを以下に示します。

  • File Systems - LifeKeeper では、共有ストレージデバイス上にあるファイルシステムの指定とフェイルオーバができます。ファイルシステムは、共有 SCSI バス経由で 2 台のサーバからアクセス可能なディスク上に作成できます。LifeKeeper のファイルシステムリソースは、1 台目のサーバに作成されてから、2 台目のサーバに拡張されます。ファイルシステムの健全性監視 がディスクフルと不適切なマウント (またはアンマウント) のファイルシステム条件を検出します。検出した条件に従って、Recovery Kit が警告メッセージのログ記録、ローカルリカバリの試行、またはファイルシステムリソースのバックアップサーバへのフェイルオーバを実行できます。

File System Recovery Kit に関連するヘルプトピックとして、ファイルシステムのリソース階層の作成拡張ファイルシステムの健全性の監視 などがあります。

  • Generic Applications - Generic Application Recovery Kit は、リソースタイプに対して事前定義リカバリキットが指定されていない汎用アプリケーションやユーザ定義アプリケーションを保護できます。このキットを使用すると、特定アプリケーションについてカスタマイズした監視スクリプトやリカバリスクリプトを指定できます。

Generic Application Recovery Kit に関連するヘルプトピックとして、汎用アプリケーションのリソース階層の作成拡張 などがあります。

  • IP Addresses - IP Recovery Kit には、LifeKeeper 環境で、障害が発生したプライマリサーバから「切り替え可能な」IP アドレスをバックアップサーバにリカバリするメカニズムがあります。切り替え可能な IP アドレスとは、サーバ間で切り替えることができる仮想 IP アドレスであり、各サーバのネットワークインターフェースカードに関連付けられている IP アドレスとは別のものです。LifeKeeper で保護されているアプリケーションは切り替え可能な IP アドレスに関連付けられているので、プライマリサーバに障害が発生した場合、切り替え可能な IP アドレスはバックアップサーバに関連付けられます。LifeKeeper で保護されているリソースは、切り替え可能な IP アドレスです。 

特定の製品、構成、および管理に関する情報については、リカバリキットに含まれるIP Recovery Kit Technical Documentation を参照してください。

  • RAW I/O - RAW I/O Recovery Kit は、カーネルのバッファリングを迂回するアプリケーションのRAW I/O デバイスをサポートします。RAW I/O Recovery Kit では、共有ストレージデバイスにボンディングされた RAW デバイスの指定とフェイルオーバができます。RAW デバイスは、リソースの作成前に、プライマリノードに設定する必要があります。RAW リソースを作成 した後、追加サーバに拡張 できます。
  • Quick Service Protection (QSP) - QSP Recovery Kit は、OSのサービスを簡易的に保護する仕組みを提供します。OSのserviceコマンドで起動 (start) ・停止 (stop) ができるサービスであれば、容易にリソースが作成できます。Generic Applicationを使っても同じことが実現できますが、QSPを使えばコードの開発が不要です。また、依存関係を作成することで、他のリソースで保護しているアプリケーションと連携してサービスを起動・停止させることができます。

ただし、QSPのquickCheckでは簡易なチェックしか行っていません(serviceコマンドのstatusを利用しています)。実際にそのサービスが提供できているか、プロセスが動作しているかは保証されません。複雑な起動や停止処理、堅牢なチェックが必要な場合は、Generic Applicationの利用を検討してください。

QSPに関連するヘルプトピックスとして、QSPリソースの作成・拡張 があります。

LifeKeeper GUI ソフトウェア

LifeKeeper GUI は、Java テクノロジを使用して開発されたクライアント/サーバアプリケーションであり、LifeKeeper およびその設定データ用のグラフィカルな管理インターフェースです。LifeKeeper GUI クライアントは、スタンドアロンの Java アプリケーション 、および Web ブラウザから呼び出される Java アプレット の両方として実装されます。

LifeKeeper のマニュアルページ

LifeKeeper 製品用の LifeKeeper Core のリファレンスマニュアルページです。

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