LifeKeeper Single Server Protection for Linux について
LifeKeeper Single Server Protection (SSP) は、単一ノード構成におけるアプリケーション監視を可能にします (つまり、クラスタの要件または制約はありません)。単一ノード環境は、物理的なものでも仮想 (vSphere、KVM) でも構いません。LifeKeeper SSP は、実績がある安定した SIOS LifeKeeper アーキテクチャ上に構築されます。LifeKeeper SSP は優れたアプリケーション監視機能を提供し、障害が発生したアプリケーションおよびシステムインフラストラクチャ項目 (例: NFS 共有、IP アドレス、ファイルシステム) のリカバリを実行することができます。何らかの理由でアプリケーションをリカバリできない場合、LifeKeeper SSP は、システムのリブートまたは VM とアプリケーション監視を設定された VMware 仮想マシンの VMware HA 再起動によって、ノードの再起動を開始します。
注記: LifeKeeper SSP は SIOS LifeKeeper 技術を使用して構築されているため、ドキュメント全体で LifeKeeper を参照します。また、両製品に共通するトピックについては SIOS Protection Suite for Linux ドキュメンテーションの情報を参照します。これらの共通のトピックを参照する場合、LifeKeeper SSP には以下の話題は適用されません。また、サポートもされません。
- クラスタリング
- コミュニケーションパス
- 共有ストレージ (要件、構成、…)
- リソース階層の拡張/拡張解除
- Quorum/Witness
- アプリケーションリカバリーキット
- Recovery Kit for EC2
- LVM Recovery Kit
- MD Recovery Kit
- Route53 Recovery Kit
- SAP Recovery Kit
- SAP HANA Recovery Kit
- VMDK as Shared Storage Recovery Kit
- ストレージキット (DR、DMMP、HDLM、LVM、MD、PPATH、NEC SPS)
注記: LifeKeeper SSP にベースとなるストレージキットがない場合、保護されるファイルシステムのマウントに必要なデバイスがシステム起動時にアクティベートされるようにするための手順が必要です (例: ファイルシステムが論理ボリューム上でマウントされる場合、LifeKeeper SSP が起動する前にボリュームがアクティブな状態になっていなければなりません)。
- リソース/マシンのフェイルオーバ (LifeKeeper SSP のデフォルトでは、これによってノードが再起動されます)
- リソースのスイッチオーバ
- 切り替え可能な IP アドレス (LifeKeeper SSP では、保護されるアプリケーションの一部には切り替え可能な IP アドレスが必要ですが、単一ノードしかないため、実際には切り替えは行われません)
LifeKeeper SSP のベースになっている SIOS LifeKeeper 製品の詳細については、共通するリリース番号の SIOS Protection Suite for Linux ドキュメンテーション を参照してください。このドキュメンテーションは、リソース階層の作成、リソースタイプ、状態と関係、グラフィカルユーザインターフェース (GUI)、および共通の作業と高度な作業に関する詳細情報を提供します。
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