LifeKeeper が保護するサーバをシャットダウンしてメンテナンスを行うときには、メンテナンスの前に、バックアップサーバでシステムのリソース階層を in service にする必要があります。このプロセスにより、メンテナンスが必要なシステム上にある共有ディスクの動作がすべて停止します。
記載の順序で、以下の操作を実行してください。 Server A はメンテナンスが必要なプライマリシステム、 Server B はバックアップサーバです。
- Server B で階層を in service にしてください。 バックアップの Server B で、LifeKeeper の GUI を使用して、現在 Server A でサービス中のリソース階層を in service にします。これにより、LifeKeeper の保護下にある共有ディスクに存在している Server A のファイルシステムがアンマウントされます。詳細については、リソースを In Service にする を参照してください。
- Server A で LifeKeeper を停止してください。 コマンド /etc/init.d/lifekeeper stop-nofailover (または, LKSTOP_MODE=stop-nofailover systemctl stop lifekeeper) を使用して、LifeKeeper を停止します。リソースが保護されていない状態になります。
- Linux をシャットダウンし、 Server A の電源をオフにしてください。 Server A のLinux オペレーティングシステムをシャットダウンし、サーバの電源をオフにします。
- メンテナンスを実行してください 。 Server A で必要なメンテナンスを実行します。
- Server A の電源をオンにし、Linux を再起動してください 。 Server A の電源をオンにし、次に Linux オペレーティングシステムを再起動します。
- Server A で LifeKeeper を開始してください。 コマンド /etc/init.d/lifekeeper start (または, systemctl start lifekeeper) を使用して、LifeKeeper を開始します。リソースが保護されている状態になります。
- 必要に応じて、 Server A で階層を in-service にしてください。 Server A で LifeKeeper の GUI を使用して、 Server B にスイッチオーバしていたすべてのリソース階層を in service にしてください。
このトピックへフィードバック