アクティブ / アクティブ構成において、SAP プライマリアプリケーションサーバインスタンス (PAS)、ABAP SAP セントラルサービスインスタンス (ASCS)、または SAP セントラルサービスインスタンス (SCS) の階層とデータベース (DB) 階層は独立しており、通常動作中は異なるサーバ上で In Service の状態になります。しかし、いずれかのサーバがメンテナンス中の場合など、両方の階層が同一のサーバ上で In Service になることもあります。いずれかのサーバ上で両方のリソース階層が In Service の場合に、両方のサーバがダウンした後、サーバが再起動するとき、SAP 階層の in-service 操作のタイムアウト前に、データベース階層が In Service になることが重要です。LifeKeeper は、起動中に階層の in-service 処理を段階的に行うため、LifeKeeper が SAP を先に起動した場合、データベースの in-service 処理は SAP の in-service 処理の終了を待機し、SAP の in-service 処理はデータベースが利用可能になるのを待機します。しかし、DB のリストア処理は PAS、ASCS、または SCS リストアが完了した後に初めて開始できるため、データベースが利用可能になることはありません。このデッドロック状態は、PAS、ASCS、または SCS のリストア処理がタイムアウトするまで持続します。( 注記 : SAP は、10 分後にタイムアウトして失敗します。)

デッドロックシナリオを回避するため、この設定では、両方のリソース階層に Automatic Switchback を設定しておくことが重要です。これで、LifeKeeper の起動中に、最も高い優先順位を持つサーバ上 (この場合、2 つの異なるサーバ) で強制的に各階層をリストアすることになります。異なるサーバ上での LifeKeeper の restore 処理は並列に実行できるため、デッドロック状態を回避できます。

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