SAP Recovery Kit

説明
コミュニケーションパス復旧時に ERS v2 リソースに対してスプリットブレインが発生する可能性があります

SAP クラスターで Quorum が構成されていて、ASCS と ERS v2 リソースの両方が同じノードに存在する場合、コミュニケーションパスが復旧する際に ERS v2 リソースの切り替えが発生するとスプリットブレインになる場合があります。本件に関するパッチについては製品サポートへお問い合わせください。

RHEL 8 の csh バグのため、SAP リソースが In Service になりません

RHEL 8 で利用可能な tcsh パッケージのバグにより、特定の状況では、SAP管理ユーザーの .cshrc および .login ファイルを正しく読み込めません。このため、SAP Recovery Kit が依存する重要な環境変数が適切にエクスポートされず、SAP リソースがRHEL 8 で In Service にならない可能性があります。詳細とに解決方法ついては、RedHat Bug 1714267 を参照してください。

SAP デュアルスタック環境の制限

SPS-L 9.4.0(対応するセントラルサービスインスタンスとは別の階層で動作)で実装された新しい設計の ERSリソースタイプ は、同じSIDでセントラルサービスとエンキューレプリケーションサーバーインスタンスのペアが2組インストールされている(例:ASCS00/ERS10 および SCS01/ERS11SAPなど)SAPデュアルスタック環境(ABAP + Java)をサポートしません。

同じSIDでインストールされたSAPデュアルスタック(ABAP + Java)環境を利用しているユーザーは、9.4.0より前のERSリソース設計(対応するASCS/SCSリソースに依存するSAP階層の最上位に位置)を引き続き使用する必要があります。
SAP 階層の削除または拡張解除に失敗します

同じ IP リソースを階層内の複数の場所に格納している SAP 階層を削除または拡張解除すると、リソースが削除されず、コアダンプが発生することもあります。

この問題を修正するには、拡張解除または削除操作に失敗した後で、残ったリソースを LifeKeeper GUI から手動で削除します。サーバからコアファイルを削除するという方法もあります。
[Handle Warnings] により -e 行 1 で構文エラーが発生します

[Handle Warnings] のデフォルトの動作 [No][Yes] に変更すると、エラーを受信します。

解決方法: このオプションをデフォルト設定の [No] のままにしてください。 注記: 黄は過渡的な状態であり、ほとんどの場合は障害を表すものではないため、この設定はデフォルト選択の [No] のままにすることを強くお勧めします。
同じ設定を選択すると、Update Wizard のボタンが非表示になります

現在の設定を変更せずに [Handle Warnings] を更新しようとすると、戻る必要があることを示す次の画面で [Done] ボタンが表示されません。
res_state に変更を加えると、監視が無効になります

[Protection Level][BASIC] に設定し、SAP を手動でダウンさせた場合 (メンテナンスなどの目的で)、「FAILED」とマークされ、監視が停止します。   

解決方法: 監視を再開する場合、手動で起動するのではなく LifeKeeper がリソースを起動する必要があります。
ERS が Core/CI の親ではない場合、サービス中の ERS がリモートホストで失敗します

注記: これは、9.4.0 より前の ERS リソース設計( ERS リソースが、対応する ASCS/SCS リソースに依存する SAP階層の最上位に存在)にのみ適用されます。詳細については、 LifeKeeperのERSリソースタイプ を参照してください。

追加 SAP リソースの依存関係なしで ERS リソースを作成すると、スイッチオーバ時に初期のサービス中状態が失敗します。 

解決方法: CI/Core インスタンス (SCS または ASCS) の親として ERS を作成してから、in-service を再試行します。
SAPインスタンスプロセスの状態が一致しなくなる

SAPリソースの移行中に並行して管理コマンドを発行すると、SAPインスタンスプロセスの状態が一致しなくなる可能性があります。これを解決するには、手動による介入が必要になる場合があります。

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