SAP アプリケーションサーバと SAP クライアントは、PAS インスタンスが実行中のサーバの名前を使用して、SAP プライマリアプリケーションサーバ (PAS) と通信します。同様に、SAP PAS は、データベース (DB) と、DB サーバの名前を使用して通信します。HAクラスタでは、PAS は、常にプライマリサーバまたはバックアップサーバのいずれかで実行されます。どちらのサーバでアクティブになっているかに関わらず、その他のサーバとクライアントが PAS にシームレスに接続できるようにするため、PAS とのすべての通信に仮想サーバ名を使用します。また、仮想サーバ名は、PAS が実行されているどちらのサーバでもアクティブにできる切り替え可能 IP アドレスにもマッピングされます。

切り替え可能 IP アドレスは、LifeKeeper によって、IP Recovery Kit を使用して作成および処理されます。仮想サーバ名は、仮想サーバ名 / 切り替え可能 IP アドレスのマッピングを DNS に追加するか、すべてのサーバおよびクライアントのホストファイルに追加することにより、手動で設定されます。この仕組みの詳細については、IP ローカルリカバリ トピックを参照してください。

さらに、仮想サーバ名を物理サーバ名の代わりに使用するよう、SAP 設定ファイルを変更する必要があります。これについては、インストール セクションで詳しく説明されており、その他にも LifeKeeper で SAP を設定するための手順が記載されています。

注記: SAP アプリケーションサーバ階層と NFS サーバ階層では、別々の切り替え可能 IP アドレスを使用することを推奨します。これにより、NFS クライアントで使用される IP アドレスと SAP クライアントで使用される IP との分離を維持できます。

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