LifeKeeper for Linux では様々なフェンシング機能を用意しておりますが、LifeKeeper がインストールされるサーバーの構成や、保護対象となるサービスで使用されるストレージの構成により、使用できる適切なフェンシング機能やこれらの組み合わせは多岐にわたります。

各サーバー構成ごとに利用可能なフェンシング機能と適切な組み合わせについては、以下の情報を参照してください。またストレージ構成については各サーバー構成のページに詳細を記載しています。

各フェンシング機能概要

上述の情報で示される各 I/O フェンシング機能の概要を以下に記載します。

  • SCSI-2 Reserve リソースがアクティブであるノードからストレージに対し SCIS-2 のリザーブコマンドを発行することにより保護対象の LU をロックし、他ノードからの同時アクセスを抑止します。
  • SCSI-3 Reserve リソースがアクティブであるノードからストレージに対し SCSI-3 のリザーブコマンドを発行することにより保護対象の LU をロックし、他ノードからの同時アクセスを抑止します。
  • SCSI Fencing 自ノードのリソースがスタンバイである状態においてコミュニケーションパスの全断を検知した際、他ノードから行われた LU のロックを無効化し、再び自ノードから SCSI-2 または SCSI-3 のリザーブコマンドを発行することにより、保護対象の LU をロックし、他ノードからの同時アクセスを抑止します。
  • IPMI STONITH コミュニケーションパスの全断を検知した際、通信が途絶した他ノードの IPMI インタフェースに対して、物理サーバーの停止命令を発行することにより、保護対象サービスが両ノードで起動することを防止します。こちらの機能は IPMI ツールを用いるため、IPMI インタフェースを搭載した物理サーバーに対してのみ使用できます。
  • VMware STONITH コミュニケーションパスの全断を検知した際、通信が途絶した他ノードが稼働する仮想ホストまたは vCenter に対して、仮想マシンの停止命令を発行することにより、保護対象サービスが両ノードで起動することを防止します。こちらの機能は VMware が提供するツールを用いるため、VMware 上に構成した仮想マシンに対してのみ使用できます。
  • Quorum Witness 事前に調停役を設け、コミュニケーションパスの切断または復旧を検知した際、自ノードへのフェイルオーバーがサービス継続に有効であるかを判断します。LifeKeeper では通常、前述のリザーブコマンドにより複数ノードから LU への同時アクセスを抑止しますが、これらのリザーブを利用しない環境では本機能の利用が必須となります。調停役には3種類のモードがあり、Witness 専用ノード、独立ホスト、共有ストレージのいずれかをご利用環境にあわせて選択いただけます。詳しくは Quorum/Witness のページを参照してください。

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