LifeKeeper の [Extend Resource Hierarchy] オプションは、あるサーバから既存の階層をコピーして、別の LifeKeeper サーバ上に同様の階層を作成します。階層が他のサーバに拡張されると、そのリソースに対してカスケーディングフェイルオーバが使用可能になります。既存の階層が現在存在するサーバは、テンプレートサーバと呼ばれます。新たに拡張された階層が配置されるサーバは、ターゲットサーバと呼ばれます。
ターゲットサーバは、拡張された階層をサポートすることができ、他のリモートサーバ上の同等の階層と (アクティブな LifeKeeper コミュニケーションパスを介して) 通信できなければなりません。つまり、既存の階層内のリソースに関連付けられているすべてのリカバリキットが、ターゲットサーバだけでなく、階層が現在存在する他のすべてのサーバに既にインストールされている必要があります。
- GUI を介してリソース階層を拡張するには、次の 5 つの方法があります。
- º 新しいリソース階層を
- º グローバルまたはサーバ固有のリソースアイコンを右クリックして、
- º
- º
- º
- デフォルトの [Target Server] を選択するか、または選択リストの中から 1 つ入力して、 [Next] をクリックしてください。
- [Switchback Type] を選択して、 [Next] をクリックしてください。
- デフォルト値を選択するか、または独自の [Template Priority] を入力して、 [Next] をクリックしてください。
- 独自の [Target Priority] を選択するか入力して、 [Next] をクリックしてください。
- ダイアログに、次に実行される拡張前のチェックが表示されます。これらのテストが成功した場合、LifeKeeper は、拡張している特定の種類のリソースに必要な手順の実行を開始します。
[Extend Resource Hierarchy] オプションの [Accept Defaults] ボタンは、LifeKeeper の [Extend Resource Hierarchy] のデフォルト値を熟知して、値の入力や確認をしないで素早く LifeKeeper リソース階層を拡張したいユーザ向けです。GUI ダイアログを使用して対話的に段階を追って LifeKeeper リソース階層を拡張する場合は、 [Next] ボタンを選択します。
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