フェイルオーバーが発生したときに、 LifeKeeper for Linux VMDK Recovery Kit を使用しているとどのような処理が行われるか、その例をいくつか示します。
構成 1:アクティブ/スタンバイ設定の例
この構成では、ESXi Host1にある Guest1がVMDK Recovery Kitソフトウェアにより、仮想ハードディスクへアクセスできるため、アクティブとみなされます。Guest2は別の処理を実行します。 Guest1に障害が発生した場合、Guest 2 が VMDKへのアクセス権を獲得しファイルシステムへアクセスできるようにします。
設定の注意点:
- VMDK Recovery Kitを両方のゲストOSにインストールしておく必要があります。
- ファイルシステムは共有したVMDK仮想ハードディスク上に作成します。
- Guest 1 がアクティブである間、Guest 2 は 共有仮想ディスク上のファイルおよびディレクトリにアクセスできません。
構成 2:アクティブ/アクティブ設定の例
アクティブ/アクティブ設定は、VMDK Recovery Kit ソフトウェアをアクティブに実行し、 かつ個別の仮想ハードディスク接続した複数のシステムで構成されます。
設定の注意点:
- VMDK Recovery Kitを両方のゲストOSにインストールしておく必要があります。
- 最初に、Guest 1 が一つの仮想ハードディスクへ接続して、Guest 2 が別の仮想ハードディスクに接続します。切り替え時には、1 つのシステムで両方の仮想ハードディスクへ接続します。
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