Version 9.6.2
リリース日: September 21, 2022
重要!!
この製品をインストールまたは使用する前に、このドキュメントをお読みください。
このドキュメントには、インストール前、インストール中、およびインストール後に考慮する必要がある最新情報が含まれています。
はじめに
このリリースノート(以下本文書)は、 LifeKeeper for Linux 製品のインストール、設定、管理を行うユーザーを対象として記述されています。本文書には、製品のテクニカルドキュメンテーション には詳細に記述されていない重要な情報(製品の最終テスト時に明らかになったパッケージのバージョン、指示や手順に関する最終段階での変更点、トラブルシューティングセクションへのリンク、製品の制限、トラブル解決のヒントなど)が記載されています。 LifeKeeper for Linux をインストールして設定する前に、必ず本文書の内容を確認してください。
SIOS の製品説明
LifeKeeper for Linux
LifeKeeper for Linux(以下LifeKeeper)は、Linux 上で動作する様々なリソースの高可用性を実現する、アクティブ・スタンバイ型の HAクラスターソフトウェアです。LifeKeeper によって保護されたリソースは、障害発生時やメンテナンス時、稼働するサーバーを切り替えてサービスを継続することが可能になります。稼働するサーバーの切り替えが行われた際も、リソースは切り替え前と同等の環境・同等のパフォーマンスでサービスを提供し続けることができます。これはアクティブ・スタンバイ型クラスターの特性です。クラスターを構成するサーバーのうち、主として起動するサーバーを稼働系、その他のサーバーを待機系と呼びます。LifeKeeperでは、待機系サーバーの OS を常時起動しておくことで、切り替えに要する時間を短縮し、結果としてシステムの高い可用性を実現することができます。
LifeKeeper が保護できるリソースには、次の種類があります。
- アプリケーション
- 共有ストレージデバイス(VMWareの仮想ハードディスクを含む)
- Network Attached Storage デバイス
- LVM ボリュームグループと論理ボリューム
- ファイルシステム (ext3、ext4、vxfs、xfs、nfs)
- 通信リソース(TCP/IP)
- データベースアプリケーション (Oracle 、 MySQL 、 DB2 、 SAP MaxDB 、 PostgreSQL 、 EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server/EDB Postgres Advanced Server 、 Sybase )
- Web サーバリソース
- Samba リソース
- DataKeeper for Linux
- SAP アプリケーション環境リソース
- WebSphere MQ リソース
- Postfix リソース
DataKeeper for Linux
DataKeeper for Linux(以下DataKeeper)は、ボリュームベースの同期および非同期のデータレプリケーション機能を提供するソフトウェアです。LifeKeeper によって手順のリソース切り替え(スイッチオーバー)や障害を契機とした自動切り替え(フェイルオーバー)が行われた際、本製品のレプリケーション機能によって、サーバー間のデータを自動的に同一に保ちます。レプリケーションの管理および監視は、LifeKeeper Graphical User Interface(LifeKeeper GUI)より統合的に行えます。
LifeKeeper for Linux バージョン 9 / サポート対象バージョンの新機能
製品 | 機能 | |
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LifeKeeper Core | Rocky Linux 8.5 をサポートしました。(2023年4月に認定)
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Rocky Linux 8.6 をサポートしました。
注意: カーネルの問題により、シンプロビジョニングディスク上の DataKeeper 非同期モードは使用できません。
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SLES 15 SP4 をサポートしました。(2023 年 1 月に認定) LifeKeeper を SLES 15 SP 4 にインストールするには、 こちら の指示に従って、lk-sles15sp4-support をダウンロードして ‘setup —addinfo lk-sles15sp4-support’ を実行する必要があります。 注記: Kernel 5.14.21-150400.24.21.2 以降が必要です。 | ||
新しい steeleye-lk SCSI3 Recovery Kit を使用した Azure 共有ディスクのサポートが追加されました。SCSI3リカバリーキットは、Linux SD サブシステム(/dev/sdデバイスノード)を使用するシングルパスデバイスのための SCSI-3 持続的予約のサポートを追加します。このキットは、共有ストレージを持つLifeKeeper クラスタ内の Microsoft Azure 共有ディスクの信頼性の高いロックを可能にします。 | ||
Red Hat Enterprise Linux 8.6 をサポートしました。 ・注意: kernel の問題に起因して シンプロビジョニングディスクで DataKeeper の非同期モードは利用できません。 |
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Oracle Linux 8.6 をサポートしました。 ・注意: kernel の問題に起因して シンプロビジョニングディスクで DataKeeper の非同期モードは利用できません。 |
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Miracle Linux 8.4をサポートしました。 | ||
STANDBY NODE WRITE PROTECTION 機能を追加しました。 ・RESERVATIONSを無効にした時に、不注意な意図しないアクセスによるデータ破損を防ぐための機能です。詳細は テクニカルドキュメンテーション を参照してください。 |
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LifeKeeper LB Health Check Kit | LifeKeeper LB(ロードバランサー)ヘルスチェックキットは、GenLB(ジェネリックロードバランサー)リカバリーキットに代わるものです。 GenLB リカバリーキットは、ジェネリックアプリケーション(gen/app)リソースで使用するための 9.6.1 用にダウンロード可能なアクションスクリプトのコレクションでした。 GenLB キットは、使いやすくするために完全な ARK に移行されました。
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PostgreSQL Recivery Kit | PostgreSQL 15 をサポートしました。(2023年3月認定) | |
バグ の修正 | ||
LifeKeeper Core | Rocky Linux 8.4 をサポートしました。 ・Rocky Linux は、クラウドには対応していません。(例: AWS/Azure/GCP/OCI) ・LifeKeeper Single Server Protection はサポートされていません。 ・SAP Recovery Kit と SAP HANA Recovery Kit はサポートされていません。 |
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Oracle Linux 8.5 をサポートしました。 注意: RHCKでDataKeeperを利用する場合には、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Red Hat Enterprise Linux 8.5 をサポートしました。 | ||
バグの修正 | ||
SAP Recovery Kit | SAP Recovery Kit は、LifeKeeper 固有の critical_nfs_mounts_<tag> ファイルの使用をサポートするようになりました。指定されたサーバー上の指定されたSAPリソースのこのファイルに追加されたNFSマウントエントリー (例えば、 /sapmnt/<SID> NFS共有) は、リソースが In Service になる前にマウントされます。 | |
バグの修正 | ||
Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure | Oracle Cloud 環境でLifeKeeper IP Recovery Kit を用いた仮想 IP アドレスによる通信ができるようになりました。 | |
NAS Recovery Kit | UDPが無効になっているNFSを保護する際に、「NFS_RPC_PROTOCOL=tcp」を設定する必要がなくなりました。 | |
バグの修正 | ||
GUI、CLI、DataKeeper、Route53、Quorum/Witness、NAS、EC2 | バグの修正 | |
PostgreSQL Recovery Kit | PowerGres on Linux 13 をサポートしました。(2022年5月認定) | |
FUJITSU Software Enterprise Postgres 14 をサポートしました。(2022年10月認定) | ||
バージョン 9.6.0 の新機能 | ||
LifeKeeper Core | Oracle Linux 8.4 をサポートしました。 | |
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP3 をサポートしました。 ※サポートされるKernel Versionは5.3.18-59.5以降です。 |
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Microsoft Azure 上で STONITH 機能を利用できるようになりました。 | ||
バグの修正 | ||
Recovery Kit for EC2™ | EC2 ARK のルートテーブルシナリオで、送信元/送信先チェックを確認して、有効の場合は、無効にする機能が追加されました。新たな IAM 権限(ec2:DescribeNetworkInterfaceAttribute, ec2:ModifyNetworkInterfaceAttribute) が必要になります。 | |
Oracle Recovery Kit | オンプレミス上で動作するOracle 21c(21.3)をサポートしました。 | |
PostgreSQL Recovery Kit | FUJITSU Software Enterprise Postgres 13 (Advanced、Standard、Community)をサポートしました。 | |
PostgreSQL14 をサポートしました | ||
EDB Postgres Advanced Server 14.0をサポートしました (2022年1月認定) | ||
SAP Recovery Kit | Red Hat Enterprise Linux 8.4 をサポートしました。 | |
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP3 をサポートしました。 | ||
SAP S/4HANA 2021 Platform(SAP kernel 7.85)をサポートしました。(2022年3月認定) | ||
バグの修正 | ||
SAP HANA Recovery Kit | Red Hat Enterprise Linux 8.4 をサポートしました。 | |
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP3 をサポートしました。 | ||
SAP HANA2 SP6 をサポートしました。 (2022年2月認定) | ||
ローカルリカバリーの機能強化(デモ動画 (英語版) はこちら) | ||
バグの修正 | ||
IP、VMDK、NFS | バグの修正 | |
バージョン 9.5.2 の新機能 | ||
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 8.4 をサポートしました。 | |
CentOS 8.3 をサポートしました。 | ||
Oracle Linux 8.3 をサポートしました。 | ||
Oracle Linux 7 UEK 6をサポートしました。 注意:カーネルバージョンが5.4.17-2102.202.5 以降のみサポートされます。 |
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Oracle Linux 8 UEK 6をサポートしました。 注意:カーネルバージョンが5.4.17-2102.202.5 以降のみサポートされます。 |
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以下の ARK で LKCLI の利用をサポートしました。
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以下のARKにおいてスタンバイノード監視機能が利用できるようになりました。
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lk group に所属したroot以外のユーザーからでも lkcliを実行できるようになりました。 | ||
lkcli stop でも lkstop 同様に「-i」オプションを使用できるようになりました。 | ||
バグの修正 | ||
MySQL | MariaDB 10.5 をサポートしました。 | |
SAP HANA | SAP HANA support for RHEL 8.2 をサポートしました。 | |
SAP HANA support for SLES 15.2 をサポートしました。 | ||
SAP HANA データベースの Takeover with Handshake機能をサポートしました。 | ||
/etc/default/LifeKeeperに調整可能なパラメーターを追加。 | ||
バグの修正 | ||
MQ | WebSphere MQ 9.2 for RHEL 7.9 をサポートしました。 | |
WebSphere MQ 9.2 for RHEL 8.3 をサポートしました。 | ||
DataKeeper、Install、NFS、IP、Oracle、SAP、Quorum/Witness、Filesystem、Generic、lksupport、DMMP | バグの修正 | |
バージョン 9.5.1 の新機能 | ||
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.9 をサポートしました。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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CentOS 7.9 をサポートしました。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Oracle Linux 7.9 をサポートしました。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Microsoft Azure の Load Balancer を利用した構成において、任意のポートでヘルスチェックプローブに応答する機能を追加。(2020年12月認定) 詳細は こちら をご参照ください。 |
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Google Cloud™ の Cloud Load Balancing を利用した構成において、任意のポートでヘルスチェックプローブに応答する機能を追加。(2020年12月認定) 詳細は こちら をご参照ください。 |
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以下の ARK で LKCLI の利用をサポートしました。
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Red Hat Enterprise Linux 8.3 をサポートしました。(2021年1月認定) | ||
Red Hat Enterprise Linux 8.2 をサポートしました。 | ||
CentOS 8.2 をサポート。 | ||
Oracle Linux 8.2(UEK6 は除く)をサポートしました。 | ||
SLES15 SP2 をサポートしました。 | ||
LifeKeeper 内部で使用している OpenSSL パッケージを 1.1.1g に更新。 | ||
LifeKeeper 内部で使用している cURL パッケージを 7.68.0 に更新。 | ||
lkstop コマンドに -i オプション を追加。このオプションは保護するリソースを停止せずに LifeKeeper のみを停止します。また、停止処理を続行するために 「yes/no」の確認を行う必要があります。 | ||
バグの修正 | ||
MQ | SIOS Protection Suite for Linux は IBM MQ 9.2 の保護をサポートしました。 (2021年1月) | |
QSP | Quick Service Protection(QSP) RK によるApache Tomcat の保護をサポート。 | |
install | LifeKeeper の 構成のみ行うセットアップのモード をサポート。その他、セットアップに関する改修。 | |
バグの修正 | ||
PostgreSQL | PostgreSQL 13 をサポートしました。(2020年12月認定) | |
EDB Postgres Advanced Server 13.0 をサポートしました。(2020年12月認定) | ||
FUJITSU Software Enterprise Postgres 12 をサポートしました。(2020年12月認定) | ||
SAP HANA | SAP HANA2 SP5 をサポートしました。(2020年12月認定) | |
SAP HANA support for RHEL 8.1 をサポートしました。(2020年12月認定) | ||
SAP HANA support for SLES 12.5 をサポートしました。(2020年12月認定) | ||
バグの修正 | ||
SAP | SAP S/4HANA 2020をサポートしました。(2020年12月認定) | |
バグの修正 | ||
SAP MaxDB、DB2、DataKeeper、Route 53、Filesystem、SAP、GenericApplication、IP | バグの修正 | |
バージョン 9.5.0 の新機能 | ||
SAP HANA | SAP HANA Recovery Kitの提供を開始。 詳細については、 SAP HANA Recovery Kit管理ガイド を参照ください。 注意:
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LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.8 をサポートしました。(2020年7月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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CentOS 7.8 をサポートしました。(2020年7月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Oracle Linux 7.8 をサポートしました。(2020年7月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5 をサポートしました。(2020年7月認定) | ||
VMware vSphere 7.0 をサポートしました。(2020年7月認定) | ||
CentOS 8.0 をサポートしました。 | ||
Oracle Linux 8.0 をサポートしました。 | ||
Red Hat Enterprise Linux 8.1 をサポートしました。 | ||
CentOS 8.1 をサポートしました。 | ||
Oracle Linux 8.1 をサポートしました。 | ||
CLI の強化。CLI で LifeKeeper を制御できるようになりました。詳細は 「LKCLI」 を参照してください。 | ||
バグの修正 | ||
Oracle | Multitenant 構成による PDB の保護をサポート。詳細は 「Oracle Multitenant 構成による Pluggable Database の設定」 を参照してください。 | |
PostgreSQL | EDB Postgres Advanced Server 12.0 をサポートしました。(2020年7月認定) | |
PostgreSQL 12 をサポートしました。 | ||
DataKeeper | ミラーボリュームのサイズのオンライン変更をサポート。詳細は 「ミラーのサイズ変更」 を参照してください。 | |
障害時の復帰処理を並列で行うよう変更。 | ||
LKDR_CONNECT_NBD_DURING_RESTORE パラメーターを追加。詳細については 「DataKeeper パラメーター一覧」 を参照してください。 | ||
バグの修正 | ||
Filesystem, LVM, NFS, IP, DB2, MaxDB, SAP, Sybase, Sybase ASE, Quorum/Witness | バグの修正 | |
バージョン 9.4.1 の新機能 | ||
LifeKeeper Core | OS 同梱の OpenJDK をインストールするようになりました。詳細につきましてはテクニカルドキュメンテーションの LifeKeeper の GUI の設定 のページを参照してください。 (2020年12月追記) 一部の環境では LifeKeeper のインストールイメージに同梱の OpenJDK をインストールしています。テクニカルドキュメンテーションの LifeKeeper の GUI の設定 のページを参照してください。 |
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SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1 をサポートしました。 | ||
Oracle Linux 7.7 をサポートしました。 | ||
CentOS 7.7をサポートしました。 | ||
AWS Nitro systemをサポートしました。 | ||
AWS Transit Gatewayをサポートしました。 | ||
バグの修正 | ||
DataKeeper | DataKeeperがNVMeデバイスに対応しました。 | |
バグの修正 | ||
VMDK as Shared Storage | LifeKeeper for Linux VMDK as Shared Storage Recovery Kitがリリースされました。詳細につきましては VMDK as Shared Storage 管理ガイド を参照してください。 | |
PostgreSQL | PostgreSQL Recovery Kitを使用してPowerGres Plus (Linux 版) v10とPowerGres on Linux v11を保護できるようになりました。 | |
FUJITSU Software Symfoware Server (Postgres) V12.4 がサポートされました。(2020年3月認定) オプションの LifeKeeper リカバリソフトウェアの要件 、 PostgreSQL Recovery Kit 管理ガイド > 管理 をご参照ください。 |
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Install、IP、MaxDB、EC2 | バグの修正 |
バグの修正
下記は、本バージョンで修正されたバグおよび拡張機能の一覧です。
バグ | 説明 |
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PL-4739 | 強制シャットダウン後に /etc/default/LifeKeeper が 0 バイトになることがある問題を修正しました。 |
PL-7770 | llklicmgr ユーティリティは、SAP HANA Recovery Kit ライセンスの正しい説明を表示するようになりました。 |
PL-9226 | LKCLI の DataKeeper リソース操作で /dev/vgname/lvname をデバイスとして指定できない問題を修正しました。 |
PL-9280 | SAP Recovery Kit は、保護された ERSv1 インスタンスが複数のクラスタノードで実行されていることを検出した場合、エラーメッセージをログに記録するようになりました。 |
PL-12315 | AWS cloud-init プロセスの完了後、LifeKeeper の起動が開始されるようになりました。 |
PL-12620 | aws_s3 モードで qwk_storage_init 実行時に s3:GetObject 権限が付与されていることを確認します。 |
PL-12621 | aws_s3 モードで Quorum/Witness 機能を利用時に s3 オブジェクトにアクセスできなくなった場合、エラーログが出力されるようになりました。 |
PL-12623 | Quorum/Witness 機能を利用時に、他ノードの QWK オブジェクトが 0 byte である場合にエラーログが出力されるようになりました。 |
PL-12624 | QWK オブジェクトの読み書きに連続で失敗した場合、直前に出力されたエラーメッセージと同タイプのエラーメッセージであれば、ログファイルへの出力が抑制されるようになりました。 |
PL-12625 | QWK オブジェクトの取得状況が変わったときにログが出力されるようになりました。 |
PL-12934 | SAP および SAP HANA Recovery Kits は、ユーザーが手動で /etc/default/LifeKeeper ファイルにエントリを追加しなくても、必要な共有ファイルシステムの適切な NFS バージョンとプロトコルを検出するようになりました。 |
PL-12940 | QWK オブジェクトのストレージ タイプが「block」の場合、デバイスノードが存在しない場合はエラーをログに記録します。 |
PL-13141 | Storage quorum (qwk_storage_init) のエラーメッセージがより分かりやすくなりました。 |
PL-13245 | LifeKeeper からの緊急ログメッセージは、適切な LifeKeeper フラグを設定することにより、一時的に無効にすることができるようになりました。 |
PL-13248 | 間違ったネットワーク マスクを使用して IP アドレスがネットワーク インターフェイスに手動で関連付けられている場合、IP Recovery Kit は、リソースをイン サービスにするときにエラーをログに記録し、リソースをアウト オブ サービスにするときに IP アドレスを正常に削除するようになりました。 |
PL-13260 | lkvmhad プロセスのメモリが増えていくメモリリークのバグが修正されました。 |
PL-13355 | DataKeeper ミラーの再同期が完了すると、電子メールまたは SNMP でユーザーに通知されるようになりました。 |
PL-13460 | LifeKeeper GUI は、ERSv1 インスタンスを保護する SAP Recovery Kit リソースのリソース プロパティ パネルにプロセス名を正しく表示するようになりました。 |
PL-13589 | PID が sapstart.log ファイルに保存されている PID と競合する新しいホスト サーバーで実行中のプロセスがある場合、マシンのフェールオーバー後に SAP リソースがイン サービスにならない可能性がある問題を修正しました。 |
PL-13748 | Oracle Linux 8.5 RHCK を使用しているユーザーは追加手順無しで DataKeeper を使用することができるようになりました。 |
PL-13953 | Gen LB デーモンが既に実行されている場合、Gen LB の restore に失敗するバグが LB Health Check Kit で修正されました。 |
PL-14238 | Gen LB の check_exist_process がリブート時に失敗するケースがあるバグが LB Health Check Kit で修正されました。 |
PL-14247 | lkstop -f を実行すると Gen LB デーモンが止まってしまうバグが LB Health Check Kit で修正されました。 |
PL-14388 | lvm.conf の LVM auto_activation_volume_list を無効にして、SCSI チェックデーモンが障害を発生させずにデバイスを open/closeできるようにしました。 |
PL-14401 | RHEL8.6 以降で LifeKeeper インストール時に NetworkManager-initscripts-updown パッケージが一緒にインストールされます。 |
PL-14795 | QSP は Samba と Postfix のサービスを保護できるようになりました。 |
Hot Fixes と Add-on サポートパッケージ
パッチの提供に関しては、SIOS テクニカルサポートにお問い合わせください。また、パッチに添付されている Readme ファイルは英語版のみの提供です。
steeleye-lkHOTFIX-core-CE-3855-9.6.2-7477.noarch.rpm | このパッチは、追加サポート情報を収集します。 | このパッチは、LifeKeeper Hotfix の問題の診断に役立つ追加のサポート情報を lksupport にて収集します。 LifeKeeper Hotfix は、このパッチが実行される Hotfix に関連する情報を収集するためのスクリプトを提供する必要があります。 注記 : LifeKeeper を v9.6.2 以降の新しいバージョンにアップグレードする前に、このパッチを削除する必要があります。 |
steeleye-lkHOTFIX-NFS-PL-12327-9.6.2-7477.noarch.rpm | exportfs がハングすると、NFS リソース階層の切替がハングします。 | このパッチは、アクションを中止する前に、exportfs コマンドが完了するまで最大 30 秒待機します。 プロセスがハングしているように見え、ハングを解消するためにシステムの再起動が必要になる場合があるという通知がユーザーに提供されます。 |
steeleye-lkHOTFIX-systemd-PL-15331-9.6.2-7477.noarch.rpm |
|
このパッチは、lifekeeper.service ファイルに関連する問題を修正します。 |
廃止された機能
製品 | 機能 |
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バージョン 9.6.2で廃止された機能 | |
なし | |
バージョン 9.6.1で廃止された機能 | |
なし | |
バージョン 9.6.0で廃止された機能 | |
クライアント端末からWeb ブラウザを使用した LifeKeeper GUI へのアクセスのサポートを終了。 | |
バージョン 9.5.2で廃止された機能 | |
Core | Red Hat Enterprise Linux 6 のサポートを終了。 |
CentOS 6 のサポートを終了。 | |
Oracle Linux 6 のサポートを終了。 | |
Software RAID | LifeKeeper Software RAID (md) Recovery Kit のサポートを終了。 |
Oracle | Oracle virtual machine (OVM) 3.4.6 のサポートを終了。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.5 のサポートを終了。 |
EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.5 のサポートを終了。 | |
VMware | VMware vSphere 5.5 , 6.0 のサポートを終了。 |
バージョン 9.5.1で廃止された機能 | |
Core | Chefを用いた環境構築のサポートを終了。 |
バージョン 9.5.0で廃止された機能 | |
LifeKeeper Core | syslog-ng を用いた system ログ管理のサポートを終了。rsyslog を使用してください。 |
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11.0 ~ SP4 のサポートを終了。 | |
IAM ロール移行ツール /opt/LifeKeeper/lkadm/bin/aws_iam_migration のサポートを終了。IAM ロールは以前のバージョンで移行を済ませてから使用してください。 | |
DataKeeper | DataKeeper for Linux(DK リソース)を利用して、ディスク識別に DEVNAME を用いる環境のサポートを終了。GPT パーティション(GUID Partition Table)環境を使用してください。 |
Oracle | Oracle Database Enterprise Edition 11g R2 のサポートを終了。 |
Oracle Database Standard Edition 11g R2 のサポートを終了。 | |
Oracle Database Standard Edition One 11g R2 のサポートを終了。 | |
MySQL | MariaDB 5.5, 10.0 はサポートのサポートを終了。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.4 のサポートを終了。 |
EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.4 のサポートを終了。 | |
バージョン 9.4.1で廃止された機能 | |
なし | |
バージョン 9.4で廃止された機能 | |
DataKeeper | マルチサイトクラスター機能の廃止。 |
LifeKeeper コンポーネント
LifeKeeper Core
LifeKeeper for Linux は、64ビットシステム(AMD64およびEM64Tシステム)用にバンドルされ、64ビットシステム上でのみ動作します。
LifeKeeper Core のバンドルには以下が含まれます。
- LifeKeeper
- DataKeeper
- Application Recovery Kits
LifeKeeper Core パッケージには、以下のインストール可能なパッケージが含まれています。
パッケージ | パッケージ名 | 説明 |
---|---|---|
LifeKeeper Core | steeleye-lk-9.6.2-7477.x86_64.rpm | メモリー、CPU 、OS 、SCSI ディスクサブシステム 、ファイルシステムなど、のシステムの中核となるコンポーネントの障害回復機能を提供します。 |
DataKeeper Core | steeleye-lkDR-9.6.2-7477.x86_64.rpm | DataKeeperパッケージは、データレプリケーション(インテントログを備えた同期または非同期ミラー)を提供します。 |
LifeKeeper GUI | steeleye-lkGUI-9.6.2-7477.x86_64.rpm | LifeKeeper および Datakeeper の管理および健全性監視用のグラフィカルユーザーインターフェースです。 |
LifeKeeper IP Recovery Kit | steeleye-lkIP-9.6.2-7477.noarch.rpm | IP アドレスの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Raw I/O Recovery Kit | steeleye-lkRAW-9.6.2-7477.noarch.rpm | raw I/O を使用するアプリケーションを保護します。 |
Quick Service Protection | steeleye-lkQSP-9.6.2-7477.noarch.rpm | 様々なサービスに対して、簡易的な障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Man Page | steeleye-lkMAN-9.6.2-7477.noarch.rpm | LifeKeeper 製品のリファレンスマニュアルのページが含まれます。 |
LifeKeeper のオプションリカバリーソフトウェア
次のオプションリカバリーソフトウェア(以下リカバリーキット)は、アプリケーションのリソース定義を行うとともに、リカバリー機能を提供します。各リカバリーキットがサポートするアプリケーションのバージョンや、必要な要件については、 サポートマトリックス および各 リカバリーキットの管理ガイド を参照してください。
パッケージ | パッケージ名 | 説明 |
---|---|---|
LifeKeeper Apache Web Server Recovery Kit | steeleye-lkAPA-9.6.2-7477.noarch.rpm | Apache Web Server ソフトウェアの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper SAP Recovery Kit | steeleye-lkSAP-9.6.2-7477.noarch.rpm | SAP NetWeaver の障害回復機能を提供します。また 、 他のいくつかの LifeKeeper Recovery Kit と連携して包括的にフェイルオーバーを行います。 |
LifeKeeper SAP HANA Recovery Kit | steeleye-lkSAPHANA-9.6.2-7477.noarch.rpm | SAP HANA データベースの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper SAP MaxDB Recovery Kit | steeleye-lkSAPDB-9.6.2-7477.noarch.rpm | SAP MaxDB データベースの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper DB2 Recovery Kit | steeleye-lkDB2-9.6.2-7477.noarch.rpm | DB2 データベースインスタンスの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Oracle Recovery Kit | steeleye-lkORA-9.6.2-7477.noarch.rpm | Oracle ソフトウェアの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper MySQL Recovery Kit | steeleye-lkSQL-9.6.2-7477.noarch.rpm | MySQL の障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper PostgreSQL Recovery Kit | steeleye-lkPGSQL-9.6.2-7477.noarch.rpm | PostgreSQL インスタンスの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Sybase ASE Recovery Kit | steeleye-lkSYBASE-9.6.2-7477.noarch.rpm | Sybase ASE コンポーネントのAdaptive Server、Monitor Server、Backup Server の障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Postfix Recovery Kit | steeleye-lkPOSTFIX-9.6.2-7477.noarch.rpm | Postfixの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Samba Recovery Kit | steeleye-lkSMB-9.6.2-7477.noarch.rpm | 異種ネットワーク内の Linux サーバー上の Samba によるファイルと印刷の共有に対して障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper NFS Server Recovery Kit | steeleye-lkNFS-9.6.2-7477.noarch.rpm | Network File System(NFS) ソフトウェアの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Network Attached Storage Recovery Kit | steeleye-lkNAS-9.6.2-7477.noarch.rpm | Network Attached Storage(NAS)によりエクスポートされた領域を使用するアプリケーションを保護します。 |
LifeKeeper Logical Volume Manager (LVM) Recovery Kit | steeleye-lkLVM-9.6.2-7477.noarch.rpm | 他の LifeKeeper Recovery Kit に対して論理ボリュームのサポートを提供します。LifeKeeper で保護されたアプリケーションは、ストレージ管理の簡素化、要件変更に応じた動的なボリュームのサイズ変更など、Logical Volume Manager が提供するメリットを活用できます。 |
LifeKeeper PowerPath Recovery Kit | steeleye-lkPPATH-9.6.2-7477.noarch.rpm | EMC PowerPath マルチパス I/O デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
LifeKeeper Device Mapper Multipath (DMMP) Recovery Kit | steeleye-lkDMMP-9.6.2-7477.noarch.rpm | DMMP デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
Hitachi Dynamic Link Manager Software (HDLM) Recovery Kit | steeleye-lkHDLM-9.6.2-7477.noarch.rpm | Hitachi Dynamic Link Manager Software デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
LifeKeeper NEC iStorage StoragePathSavior (NECLifeKeeper) Recovery Kit | steeleye-lkLifeKeeper-9.6.2-7477.noarch.rpm | NEC iStorage StoragePathSavior v3.3 以降のマルチパス I/O デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
SIOS DataKeeper | steeleye-lkDR-9.6.2-7477.x86_64.rpm | LifeKeeper 環境に統合データミラーリング機能を提供します。物理的な共有ストレージを持たない環境でも、 LifeKeeperリソースの運用が可能になります。 |
LifeKeeper WebSphere MQ Recovery Kit | steeleye-lkMQS-9.6.2-7477.noarch.rpm | WebSphere MQ キューマネージャーおよびキューマネージャーストレージサイトの障害回復機能を提供します。 |
Quorum/Witness Package | steeleye-lkQWK-9.6.2-7477.x86_64.rpm | SCSI リザベーションによる排他制御を利用できない 共有ストレージ(DataKeeperやNASなど)をもつ環境で、スプリットブレイン状態の発生を抑制してより安全なクラスターを構築することができます。 |
Recovery Kit for EC2™ | steeleye-lkECC-9.6.2-7477.noarch.rpm | AWS環境で、LifeKeeperでクラスター化されたサービスに対して、クライアントから切り替え前後で同一のIPアドレスを使ってアクセスを行うことができます。 |
Recovery Kit for Route 53™ | steeleye-lkROUTE53-9.6.2-7477.noarch.rpm | AWS Route 53 上のDNSレコードを更新し、接続先の切り替えを行う機能を提供します。AWS環境で、クライアントがLifeKeeperでクラスター化されたサービスに対して、Direct Connect 接続のクライアントまたは異なるAmazon VPC上のクライアントからアクセスを行うことができます。 |
VMDK as Shared Storage Recovery Kit | steeleye-lkVMDK-9.6.2-7477.noarch.rpm | 共有ディスクとして使⽤している VMware の仮想ハードディスクおよびそのファイルシステムをLifeKeeperリソースとして保護することが可能になります。 |
Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure | steeleye-lkOCIVIP-9.6.2-7477.noarch.rpm | Oracle Cloud 環境で、セカンダリー IP アドレスの割り当て状態を監視することができます。 |
LifeKeeper SCSI3 Recovery Kit | steeleye-lkSCSI3-9.6.2-7477.noarch.rpm | LifeKeeper SCSI3 リカバリーキットは、SCSI-3 永続的な予約で標準の Linux SCSI デバイスインターフェイス(/dev/sdデバイスノード)を使用するアプリケーションとファイルシステムを保護します。 |
LifeKeeper LB Health Check Kit | steeleye-lkLBHC-9.6.2-7477.noarch.rpm | LifeKeeper LB (ロード バランサー) ヘルスチェックキットは、ジェネリックロードバランサー (GenLB) リカバリーキットに代わるものです。 GenLB リカバリーキットは、Generic アプリケーション (gen/app) リソースで使用するために 9.6.1 用にダウンロードできるアクションスクリプトのコレクションです。 GenLB キットは、使いやすいように完全な ARK に移行されました。 |
システム要件
LifeKeeper の製品要件
説明 | 要件 |
---|---|
Linux オペレーティングシステム | クラスターを構成する全てのサーバーは、同一のオペレーティングシステムを利用する必要があります。個々のオペレーティングシステム情報については、 「Linux の設定」 を参照してください。 |
仮想化環境 | 仮想マシン内で起動するゲスト OS は 「Linux の設定」 に記載のバージョンを利用する必要があります。 サポート対象の仮想化環境の詳細については、サポートマトリックス を参照ください。 LifeKeeper for Linux が利⽤可能なクラウド環境については こちら を参照してください。 以下の仮想化環境は LifeKeeperuite for Linux がサポートする仮想化環境の一例です。
VMware vSphere v6.5 以降 では vSAN の利用をサポートします。ただし RDM は、vSAN で非サポートとなるため、利用できません。 KVM および Oracle VM Server for x86 仮想化環境上の LifeKeeper for Linux では、ファイバーチャネルSANおよびSCSIディスクを使用するクラスター構成をサポートしません。 注意 1: AWSやAzure環境で動作するSLESにおいて、クラウドネットワークプラグインによって仮想 IP アドレスの動的な変更が行われることにより、LifeKeeper クラスターの動作に影響を与えることがあります。詳細や回避策は トラブルシューティング > 既知の問題と制限 > 「LifeKeeper Core」 をご確認ください。 注意 2: Oracle Cloud Infrastructure 上では LifeKeeper がサポートする OS と ARK について一部制限があります。詳しくは こちら をご確認ください。 |
メモリー | システムの最小メモリー要件は、OS が必要とする最小要件を満たしてください。システムのメモリーは LifeKeeper が保護するシステム上で動作するアプリケーションに対してサイジングする必要があります。 |
ディスク容量 | LifeKeeper for Linux の導入に必要なディスク容量は次のとおりです。
|
Java Runtime Environment | OpenJDK 1.8、10以降 |
LifeKeeper のオプションリカバリーソフトウェアの要件
LifeKeeper が保護するアプリケーションに適用される追加の要件や制限については、アプリケーション設定 を参照してください。
製品 | 要件 |
---|---|
LifeKeeper Apache Web Server Recovery Kit | Apache Web Server v2.4 |
SAP Recovery Kit |
|
LifeKeeper SAP MaxDB Recovery Kit |
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LifeKeeper Postfix Recovery Kit |
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LifeKeeper Oracle Recovery Kit |
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LifeKeeper DB2 Recovery Kit |
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LifeKeeper MySQL Recovery Kit |
|
LifeKeeper PostgreSQL Recovery Kit |
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LifeKeeper Sybase ASE Recovery Kit | Sybase ASE 15.7、16.0 |
LifeKeeper Samba Recovery Kit | サポート対象の Linux ディストリビューションに付属の標準 samba ファイルサービス |
LifeKeeper NFS Server Recovery Kit |
注意: Red Hat Enterprise Linux 7以降、CentOS 7以降、Oracle Linux 7以降では NFSv2 はサポートされません。 Red Hat Enterprise Linux 8以降では NFS over UDP はサポートされません。 一部の環境では追加の設定を必要とする場合があります。詳細は「特定の設定上の考慮事項 」を参照してください。 |
LifeKeeper Network Attached Storage Recovery Kit | NFS バージョン v2、v3、v4 のいずれかでのマウントをサポートする NFS サーバーまたは NAS デバイス 注意: Red Hat Enterprise Linux 7以降、CentOS 7以降、Oracle Linux 7以降では NFSv2 はサポートされません。 Red Hat Enterprise Linux 8以降では NFS over UDP はサポートされません。 一部の環境では追加の設定を必要とする場合があります。詳細は「特定の設定上の考慮事項 」を参照してください。 |
LifeKeeper Logical Volume Manager (LVM) Recovery Kit | Linux Logical Volume Manager (LVM) バージョン 1 または 2 のボリュームグループおよび論理ボリューム |
EMC PowerPath |
|
Device Mapper Multipath (DMMP) |
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Hitachi Dynamic Link Manager Software (HDLM) |
|
NEC iStorage Storage Path Savior (NECLifeKeeper) |
|
WebSphere MQ リソース |
|
Quorum/Witness Package | quorum/witness モードのクラスターに参加するすべてのノード (witness 専用のノードを含む) には 、 Quorum/Witness Server Support Package for LifeKeeper をインストールする必要があります。 |
LifeKeeper SCSI-3 Recovery Kit | sg3_utilsパッケージがインストールされている必要があります。 |
オープンソースソフトウェア
本バージョンの LifeKeeper for Linux のインストールイメージに同梱されるオープンソースソフトウェアとそのバージョン、ライセンスの一覧です。
名称 | バージョン | ライセンスのタイプとバージョン |
---|---|---|
curl-7.68.0-1 | 7.68.0 | MIT |
libcurl-7.68.0-1 | 7.68.0 | MIT |
gnutls-2.8.6-3.1 | 2.8.6 | GPLv3+ and LGPLv2+ |
gnutls-utils-2.8.6-3.1 | 2.8.6 | GPLv3+ |
libgcrypt-1.5.0-2.1 | 1.5.0 | LGPLv2+ |
libgpg-error-1.10-2.1 | 1.10 | LGPLv2+ |
libxml2-2.7.8-7.1 | 2.7.8 | MIT |
libxml2-static-2.7.8-7.1 | 2.7.8 | MIT |
lighttpd-1.4.41-2 | 1.4.41 | BSD |
lighttpd-fastcgi-1.4.41-2 | 1.4.41 | BSD |
openssl-1.1.1g-1 | 1.1.1g | BSDish |
openssl-perl-1.1.1g-1 | 1.1.1g | BSDish |
pcre-4.5-2.1 | 4.5 | distributable |
pdksh-5.2.14-780.7.1 | 5.2.14 | GPL; distributable |
perl-5.8.8-8.2 | 5.8.8 | Artistic or GPL |
perl-addons-5.8.8-26 | 5.8.8 | Various |
powercli-11.5.0-2 | 11.5.0 | various license |
powershell-6.2.3-2 | 6.2.3 | MIT |
readline-4.3-14.1 | 4.3 | GPL |
runit-2.0.0-4.11 | 2.0.0 | BSD |
util-linux-2.31.1-2 | 2.31.1 | GPLv2 and GPLv2+ and LGPLv2+ and BSD with advertising and Public Domain |
Perl Config::IniFiles (CPAN module) | 2.27 | GPL/Artistic (Same as Perl) |
openjdk-12.0.2 | 12.0.2 | GPLv2+ |
kconfig-frontends | 4.11.0 | GPLv2 |
balance | 3.54 | GPL |
mdadm | 3.2.6 | GPL v2 |
nbd-client | 1.0 | GPL |
nbd-server | 1.3 | GPL |
HADR-CentOS-2.6.32-all | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-CentOS-3.10.0-514.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-3.10.0-693.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-3.10.0-862.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-3.10.0-all | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-4.18.0-147.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-4.18.0-193.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-4.18.0-240.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-4.18.0-305.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-4.18.0-all | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-2.6.32-all | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-OEL-3.10.0-514.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-3.10.0-693.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-3.10.0-862.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-3.10.0-all | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-4.18.0-147.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-4.18.0-193.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-4.18.0-240.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-4.18.0-305.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-4.18.0-all | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-2.6.32-71.el6 | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-RHAS-2.6.32-all | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-RHAS-3.10.0-514.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-3.10.0-693.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-3.10.0-862.el7 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-3.10.0-all | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0-147.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0-193.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0-240.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0-305.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0-348.el8 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0-all | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.400.8.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.400.9.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.400.9.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.401.4.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.402.2.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.403.3.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.404.1.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.404.1.2.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2025.405.3.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.500.10.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.500.9.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.500.9.3.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.501.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.501.2.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.502.4.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.502.4.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.502.5.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.503.1.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35-2047.503.1.el7uek | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-SuSE-4.12.14-122.20.1 | 4.12.14 | GPLv2 |
HADR-SuSE-4.12.14-197.37.1 | 4.12.14 | GPLv2 |
HADR-SuSE-4.12.14-95.51.1 | 4.12.14 | GPLv2 |
HADR-SuSE-5.3.18-all | 5.3.18 | GPLv2 |
インストールおよび構成
インストールおよび構成の詳しい情報については 、 LifeKeeper for Linux インストレーションガイド を参照してください。
アップグレード
LifeKeeper for Linux v9.6.x へは、v9.4.x および v9.5.x からアップグレードすることができます。これらより前のバージョンからアップグレードする場合、それまでのバージョンをアンインストールし、LifeKeeper for Linux を再インストールする必要があります。それまでのバージョンをアンインストールしないで v9.6.x へアップグレードしたい場合には、一度 v9.4.x または v9.5.x にアップグレードした後、さらに v9.6.x にアップグレードする⽅法をとることもできます。
ストレージとアダプターのオプション
共有ストレージ構成において LifeKeeper for Linux がサポートするストレージモデルやアダプターについては、「ストレージとアダプターのオプション」 を参照してください。また、ドライバーのバージョンやその他の設定要件の詳細については、 「ストレージとアダプターの設定」 を参照してください。
テクニカルノート
LifeKeeper 環境に関連した構成および動作上の問題に関して、テクニカルノート の参照を強く推奨します。
既知の問題
「既知の問題と制限 」と「DataKeeper トラブルシューティング 」をそれぞれ参照してください。
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