ハードウェア要件

  • データストレージ 。LVM Recovery Kit は、共有ストレージと DataKeeper for Linux によって提供される複製されたストレージの両方と組み合わせて使用できます。Network Attached Storage (NAS) と合わせて使用することはできません。その他、論理ボリュームデバイス上のアプリケーションを保護しているリカバリキットの要件を超えるような、ストレージ設定に関する特別な要件はありません。

ソフトウェア要件

  • オペレーティングシステム 。LVM は、すべての主要 Linux ディストリビューションに含まれています。サポートされているディストリビューションとバージョンについては、SPS for Linux リリースノート を参照してください。
  • Logical Volume Manager 。リカバリキットをインストールするには、lvmまたはlvm2 rpm パッケージがインストールされている必要があります。このリリースの SPS Logical Volume Manager Recovery Kit は、LVM バージョン1 および LVM バージョン2 (LVM2) の両方をサポートします。サポートされる LVM のバージョンは、Linux ディストリビューションで提供されるバージョンです。
  • SPS Software 。各サーバに同一のバージョンの SPS Core ソフトウェア、LVM Recovery Kit を含む任意のリカバリキット、およびパッチをインストールする必要があります。具体的な SPS の要件については、SPS for Linux リリースノート を参照してください。
  • SPS for Linux Logical Volume Manager Recovery Kit 。Logical Volume Manager Recovery Kit は SPS Installation Image File (sps.img)を提供します。これは、Red Hat Package Manager (rpm: steeleye-lkLVM) を使用してパッケージ、インストール、およびアンインストールします。

パッケージのインストール中、サポート対象バージョンの SPS Core パッケージと LVM パッケージの両方が、LVM Recovery Kit をインストールするシステム上にあることの確認が行われます。これらのパッケージに要求されるバージョンについては、SPS for Linux リリースノート を参照してください。

SPS Core ソフトウェアおよび LVM Recovery Kit をインストールまたは削除する手順については、SPS for Linux インストールガイド を参照してください。

LVM Recovery Kit は、LVM を使用した SPSで保護するディスクリソースを管理するクラスタ内の各サーバ上にインストールする必要があります。

LVM Recovery Kit は、LVM ボリューム上に配置されるアプリケーションの階層を作成および拡張する前にインストールする必要があります。

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