1. ASCS は、先のインストール手順でホストファイルに追加された「仮想 IP」に基づく「仮想ホスト名」に基づいてインストールする必要があります。まだ完了していない場合は、SAP のインストール前に必ず実行してください。
  • SAP(具体的には ASCS または SCS)をインストールする場合、SAPINST_USE_HOSTNAME=vip オプションを指定する必要があります。 これは ERS では必要ありません。( 注記: SAPINST_USE_HOSTNAME 仮想 IP アドレスは後で LifeKeeper で SAP リソースを作成する際に使用するので、書き留めておいてください。)

注意: sapinst SAPINST_USE_HOSTNAME=vip を指定してください。 vip は、ノード間でフロートする仮想IPです。

以下を実行します。

./sapinst SAPINST_USE_HOSTNAME= {virtual hostname}

  • 7 段階にわけて、 Core サービス を作成して開始する必要があります。 jdbcconnect.jar で権限エラーが発生した場合は、 /sapmnt/STC/exe/uc/linuxx86_64 に移動し、このディレクトリでも jdbcconnect.jar を書き込み可能にしてください(chmod 777 —-)。

ASCS プロファイルは、/usr/sap、sapmnt を含むローカルマウントポイント、またはご利用の環境のSAP ファイルに必要なその他のローカルマウントポイントを指す必要があります。

エンキューサーバーおよびエンキューレプリケータープロセスが sapstart ユーティリティによって自動的に再起動されるのを防ぐために、ASCS および ERS インスタンスプロファイルを変更する必要があります。インスタンスプロファイルを更新した後、これらのインスタンスのSAP Start Serviceを再起動して、変更を有効にする必要があります。「 ASCS および ERS インスタンスプロファイル設定の変更 」に記載されている手順を実行し、その後このページに戻ってセットアッププロセスを続行してください。

  1. ノード 1 で sapstop を実行して SAP を起動します。
  1. LifeKeeper GUI を使用して、ASCS 用に作成された IP アドレスリソースを右クリックし、「In-Service」を選択し、ノード 2 を選択して IP をノード 2 に切り替えます。
  1. ステップ 1 を繰り返してノード 2 に SAP をインストールし、正しく実行できることを確認します。
  1. ノード 2 で sapstop を実行します。
  1. LifeKeeper GUI を使用して ASCS 用に作成された IP アドレスリソースを右クリックし、「In-Service」を選択し、node1 を選択して IP をノード 1 に戻します。
  1. ノード 1 で sapstart を実行し、正しく実行できることを確認します。

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