下記の表は、Recovery Kit for EC2パラメーター名とその意味を説明しています。これらの値は /etc/default/LifeKeeper 設定ファイルを編集することにより設定可能です。
Recovery Kit for EC2 のコンポーネントはメモリに常駐していないため、 /etc/default/LifeKeeper の値を変更すると即時に反映されます。LifeKeeper を再起動する必要はありません。

パラメーター名 パラメーターの意味 設定値 デフォルト値 備考
EC2_RESTORE_TIMEOUT リソースのリストアタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 300  
EC2_REMOVE_TIMEOUT リソースを停止するタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 300  
EC2_RECOVER_TIMEOUT ローカルリカバリのタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 300  
EC2_QUICKCHECK_TIMEOUT quickCheck のタイムアウト時間を秒単位で指定します。 整数値 100  
EC2_AWS_REGION EC2 リソースが動作するリージョンを指定します。 文字列 (未設定)  
IP_NOLINKCHECK 保護対象のネットワークインターフェースのリンクチェックを無効に設定します。
0: 有効
1: 無効
0 本パラメーターは Elastic IP を保護しているときにのみ適用されます。
IP_WAIT_LINKDOWN 保護対象のネットワークインターフェースをダウン状態にしてからアップ状態に戻すまで待機する秒数を指定します。一部の環境では、この 2 つの動作の間に待機時間が必要です。 整数値 5 本パラメーターは Elastic IP を保護しているときにのみ適用されます。
IP_MAX_LINKCHK リンクが修復されてからアップ状態に戻るまで待機する最大時間を秒単位で指定します。一部の環境では、この値を増加する必要があります。 整数値 5 本パラメーターは Elastic IP を保護しているときにのみ適用されます。
AWSCLI_CONNECT_TIMEOUT awsコマンドのオプション––cli–connect–timeout の値を秒単位で設定します。 整数値 10 本パラメーターは Route53 と共通のパラメーターです。
AWSCLI_READ_TIMEOUT awsコマンドのオプション––cli–read–timeout の値を秒単位で設定します。 整数値 5 本パラメーターは Route53 と共通のパラメーターです。
HTTP_PROXY
HTTPS_PROXY
NO_PROXY
サービスエンドポイントへのアクセスで HTTP プロキシを使用する場合に設定してください。ここで設定した値がそのまま AWS CLI へ渡されます。
詳しくはAWSのドキュメントを参照してください。
docs.aws.amazon.com/ja_jp/cli/latest/userguide/cli-http-proxy.html
文字列 (未設定) 本パラメーターは Route53Quorum と共通のパラメーターです。
EC2_NO_SRC_DEST_CHECK_QUICKCHECK quickCheck及びrestore時に、送信元/送信先チェックが無効になっているか確認します。restore時はEC2_NO_SRC_DEST_CHECKの設定に従った処理を行います。 0:確認しない
1:確認する
1(新規インストール時はこの値で環境変数定義が追加されます。未定義の場合は0として扱われます) 本パラメーターは Route Table を保護しているときにのみ適用されます。
EC2_NO_SRC_DEST_CHECK 送信元/送信先チェックの設定を無効化します。 0:無効化しない
1:無効化する
1 本パラメーターは Route Table を保護しているときにのみ適用されます。

フィードバック

お役に立ちましたか?

はい いいえ
お役に立ちましたか
理由をお聞かせください
フィードバックありがとうございました

このトピックへフィードバック

送信