LifeKeeperサーバーでのGUIの実行

LifeKeeper GUIを実行する最も簡単な方法は、LifeKeeperサーバーでアプリケーションとして実行することです。これは、実際には、同一システム上でGUIのクライアントとサーバーを実行することです。

1. GUI管理用のLifeKeeperサーバーを設定した後、rootとして以下のコマンドを入力することにより、サーバー上でGUIをアプリケーションとして実行できます。

/opt/LifeKeeper/bin/lkGUIapp

2. lkGUIappスクリプトが適切な環境変数を設定して、アプリケーションを開始します。アプリケーションのロード時に、LifeKeeperのアプリケーション指定ダイアログまたはスプラッシュ画面が表示されます。

3. アプリケーションのロード後、LifeKeeperのGUIが表示され、[Cluster Connect] ダイアログが自動的に表示されます。接続先のサーバー名、およびログインとパスワードを入力してください。

4. クラスターへの接続が確立した後、GUIのウィンドウに、接続しているサーバーにより保護されているリソースとステータスがグラフィックで表示されます。GUIのメニューとツールバーのボタンから、管理機能を使用できます。

!lkGUIappは、クラスター内のノードにインストールされているすべてのリカバリーキットが、lkGUIappを実行するノードにもインストールされている必要があります。実行するノードには、各リカバリーキットに対する有効なライセンスを持っている必要はありません。したがって、Quorumノードを含む3ノードのDataKeeper構成でlkGUIappがQuorumノードで実行される場合、DataKeeperリソースがそのノードに存在しなくても、QuorumノードにDataKeeperがインストールされている必要があります。