手動スイッチオーバを開始することによって、MySQL リソース階層をテストできます。これにより、プライマリサーバからバックアップサーバへのリソースインスタンスのフェイルオーバをシミュレートします。
GUI による手動スイッチオーバの実行
LifeKeeper GUI で、ドロップダウンメニューから [Edit] > [Resource] > [In Service] を選択すると、手動スイッチオーバを開始できます。例えば、バックアップサーバで [In Service] 要求を実行すると、アプリケーション階層はバックアップサーバで In Service になり、プライマリサーバでは停止されます。この時点で、元のバックアップサーバがプライマリサーバに、元のプライマリサーバがバックアップサーバに変わります。
[Out-of-Service] 要求を実行すると、アプリケーションは他のサーバで In Service にならずに、out of service になります。
LifeKeeper では、ロールバックやバックアップアーカイブのような内部処理の調整や制御は行いません。テープアーカイブやリストアの作業は、アプリケーション管理者の責任です。
リカバリ動作
プライマリサーバに障害が発生すると、MySQL Recovery Kit ソフトウェアは以下の処理を実行します。
- ファイルシステム (共有もしくは複製) をバックアップサーバ上にマウントします。
- MySQL に関連するデーモンプロセスを開始します。
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