LifeKeeper上で SAP を設定するには、以下の手順に従ってください。

ステップ 1. デプロイメントのテスト

LifeKeeper for Linux ノードに接続するには、Windows JumpBox に接続する必要があります。Windows マシンに接続するには、リモートデスクトップ端末に接続してください。

AWS コンソールで、作成された Windows JumpBox ノードを選択し、 [Action] の次に [Connect] をクリックします。これでリモートデスクトッププログラムをダウンロードして接続できます。また、マシンにログインするために必要なパスワードを複合化する必要があります。

Windows マシンに接続したら、PuTTY と VNC Viewer をダウンロードすることを推奨します。以下のサイトからダウンロードしてください。

これで、PuTTY を使用して各ノードのプライベート IP アドレスに接続することができます。また、同じプライベート IP アドレスを使用しているノードに接続するために VNC Viewer を使用することもできます。ノードへは Windows JumpBox の外ではアクセスできませんが、ノードは NAT ゲートウェイを使用してインターネットにアクセスできます。( 注記: NAT ゲートウェイに問題がある場合は、セキュリティグループのルール/メインルートを確認してください。)

いずれかのノードに接続したら、先ほどのテンプレートで作成したパスワードを使用して root で su を実行し、プログラム vncserver を実行します。これにより、VNC Viewer を使用してグラフィカルインターフェース内のそのノードに接続できます。

VNC サーバーをインストールするためのコードスニペット

次のオプションを指定して、vncserver コマンドを root として実行します。

パスワードを入力し、確認のために繰り返します
読み取り専用パスワードを No に設定します

オプションで /root/.vnc/config を編集し、以下の記述を追加します。
securitytypes=none
vncserver -kill:1

VNC へのアクセスは ipv4:5901 です。5901 は指定されたポート番号です。

デスクトップを右クリックして Open Terminal をクリックし、LifeKeeper GUI に接続するコマンド /opt/LifeKeeper/bin/lkGUIapp を入力します。事前に設定したパスワードで root としてログインしてください。2 つのノードが接続されていることがわかります。

この時点で、基本的な LifeKeeper 2 ノードがセットアップされました。LifeKeeper を使用して、SAP のインストールと SAP サービスの保護を続行します。

ステップ 2. 仮想 IP の設定

ノード上で SAP が設定されたので、引き続き LifeKeeper を設定して SAP サービスとファイルシステムを保護します。

Amazon AWS Elastic Compute Cloud (EC2) のセットアップ

AWS Command Line Interface(CLI)を各ノードにインストールする必要があります。詳細は、 AWS Command Line Interface のインストール を参照してください。すべての EC2 インスタンスは、HTTP および HTTPS を使用して Amazon EC2 サービスエンドポイントにアクセスできる必要があります。 Amazon EC2 インスタンスのメタデータを取得するには、HTTP プロトコルを使用して IP アドレス 169.254.169.254 にアクセスしてください。

LifeKeeper が AWS を操作するためには、以下のアクセス権を持つ IAM ユーザーまたは IAM ロールが必要です。EC2 インスタンスの root ユーザーからアクセスできるように、 EC2 IAM ロール を設定するか、 AWS CLIを適切に設定してください

  • ec2:DisassociateAddress
  • ec2:DescribeAddresses
  • ec2:AssociateAddress
  • ec2:DescribeRouteTables
  • ec2:ReplaceRoute

仮想 IP リソースの作成

IP アドレスを決定します。IP アドレスは、ノードの現在の IP の CIDR ブロック範囲外の IP アドレスである必要があります。IP アドレスは、ノードの VPC ルートテーブルに配置してください。

以下の図では eni- ネットワークアダプタを使用して IP アドレスを 10.1.0.10/32 に設定し、ノードの 1 つに関連付けました。

/etc/default/LifeKeeper を編集して NOBCASTPING=1 を設定し、続行する前にブロードキャスト ping を無効にします。

緑色のプラスアイコン をクリックして、新規リソースを作成します。

ウィザードに従い、以下のように選択して IP リソースを作成します。

以下のように選択して IP リソースを拡張します。

クラスターは次のようになり、ミラーリソースと IP リソースの両方が作成されます。

ステップ 3. SAP のセットアップ

SAP ソフトウェアをダウンロードし、ノード上でセットアップします。SAP マーケットプレイスにアクセスして、各ノードに SAP ソフトウェアをダウンロードできます。

SAP のセットアップにはいくつかの選択肢があります。どれを実装するかは、コスト、経験、RAS(信頼性、可用性、サービサビリティ)などのさまざまな要因に依存します。

各構成にはメリットとデメリットがあります。現場で SAP エキスパートと作業するか、SIOS プロフェッショナルサービスに加入して、お使いの環境に最適なものを決定することをお勧めします。

注記: 今後作成するドキュメントでは、EFS(AWS Elastic File System)と Cloudwatch を使用したオールインワンの HANA のインストールについて詳しく説明します。自動インストールのクイックスタートスクリプトやインストールを管理するための SAP Landscape Manager(LaMa)の使用も計画しています。

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