SIOS DataKeeper を インストールするには 、LifeKeeper の構成が次の要件を満たしている必要があります。
ハードウェアの要件
- サーバ - LifeKeeper for Linux をサポートする 2 台以上のサーバ。
- IP ネットワークインターフェースカード - 各サーバにネットワークインターフェースカードが 1 つ以上必要です。ただし、LifeKeeper クラスタには 2 つのコミュニケーションパスが必要です。独立した 2 つのサブネットを使用する 2 つの分離した LAN ベースのコミュニケーションパスが推奨され、これらの 1 つ以上をプライベートネットワークとして構成する必要があります。ただし、TCP と TTY を組み合わせて使用することもできます。
- ディスクまたはパーティション - ソースとターゲットのディスクまたはパーティションとして動作する、プライマリサーバとバックアップサーバのディスクまたはパーティション。ターゲットのディスクまたはパーティションは、ソースのディスクまたはパーティション以上のサイズである必要があります。
ソフトウェアの要件
- オペレーティングシステム – SIOS DataKeeper は、Linux カーネル 2.6 をベースにする主要な Linux のディストリビューションと共に使用できます。サポートするディストリビューションのリストについては、SPS for Linuxリリースノート を参照してください。非同期ミラーリングとインテントログは、2.6.16 以降の Linux カーネルを使用するディストリビューションでのみサポートされます。複数のターゲットのサポート(複数のミラーターゲットのサポート)には、2.6.7 以降の Linux カーネルが必要です。
- LifeKeeper Installation スクリプト - 多くの場合、以下のパッケージをインストールする必要があります (特定の SIOS DataKeeper の要件については、SPS for Linux リリースノート の「製品要件」セクションを参照してください)。
HADR-generic-2.6
SIOS DataKeeper を インストールする前 に、LifeKeeper クラスタの各サーバにこのパッケージをインストールする必要があります。HADR パッケージはSPS のインストールイメージファイル内にあり、Installation の setup スクリプトにより自動的に適切なパッケージがインストールされます。
- LifeKeeper ソフトウェア - 各サーバに同じバージョンの LifeKeeper Core をインストールする必要があります。また、使用を計画している同じバージョンの Recovery Kit も各サーバにインストールする必要があります。特定の SPS の要件については、SPS for Linuxリリースノート を参照してください。
- SIOS DataKeeper ソフトウェア – SPS クラスタの各サーバには SIOS DataKeeper ソフトウェアが必要です。SIOS DataKeeper のインストールとアンインストールの手順については、SPS for Linux インストールガイド を参照してください。
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