コミュニケーションパスから独立したホストに対して、指定されたポート上の TCP/IP サービスに接続確認を行い、Quorum チェックを行います。指定されたホストの過半数に接続できることで、Quorum チェック成功と判断します。
本モードは2ノードのクラスターでも動作可能です。ただし、Witness モードを remote_verify で使用する場合は3ノード必要になります。また、別途、接続確認用のホストが必要です。
注記: 多数決ベースのため、指定するホスト数は奇数にすることを推奨します。
注記: このモードは本質的に柔軟性と複雑さを備えるため、使用するには、LifeKeeper および関連する特定のネットワーク/クラスター設定の両方に対する十分な理解と注意が必要です。
tcp_remote モードの設定
/etc/default/LifeKeeper 設定ファイルで QUORUM_MODE の設定を tcp_remote に設定してください。また、他に以下の設定があります。詳細は「Quorumパラメータ一覧 」を参照してください。
- QUORUM_HOSTS
- QUORUM_TIMEOUT_SECS
tcp_remote モードで使用可能な Witness モード
本モードでは以下の Witness モードを使用できます。各モードの詳細は「使用可能な Witness モード 」を参照してください。
- remote_verify
- none または off
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