SAP MaxDB Recovery Kit は Azure がサポートしているような内部向けロードバランサー (ILB) の使用をサポートします。ILB を有効にする場合は、LifeKeeper の設定ファイル (/etc/default/LifeKeeper) の MAXDB_ILB_ENABLED の値を 1 に設定してください。
ILBは、1つのサーバーのみで Xサーバーポートをアクティブにする必要があります。そのため、すべての SAP MaxDB リソースが同じ階層で、また同じノードでアクティブにすることになります。IndepDataPath および IndepProgPath が 共有ファイルシステム上にある場合、すべてのリソースは必然的に同一サーバー上に存在するはずです。IndepDataPath および IndepProgPath が共有ファイルシステムにない場合は、Generic Application リソースをリーフノードおよび/もしくはルートノードとして作成すると、同一サーバーで階層をアクティブにすることが可能です。
複数のSAP MaxDBリソースを単一の階層に配置するには、Generic Application リソースを最下位のリーフノードとして、および/または階層の最上位のルートノードとして別途作成してください。( Generic Application リソース階層の作成 に記述されている restore/remove スクリプトには、/bin/true を指定することができます。)
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