Azure は、Microsoft が提供するパブリッククラウドサービスです。ハードウェア、ネットワーク、ディスクなどのストレージ、Windows Server や Linux などのサーバー OS、Web サーバーや RDBMS などのミドルウェア、グループウェアやサーバー・アプリケーション、そして .Net Framework などのアプリケーション実行環境を、ユーザーがオンデマンドでネットワークを経由して利用可能な IT の利用形態です。

Microsoft が管理する世界中のデータセンターに、インターネット経由でサーバー・アプリケーションを簡単に作成し、展開、管理が行えます。サーバーやインフラを所有することなく、必要な時に必要な量のメモリやディスクといったコンピューティングリソースを利用することが出来ます。料金体系はリソース毎に分かれており、時間単位の従量課金での利用となります。Azure では、Web ブラウザベースの管理ポータルを提供しており、ユーザーは直感的に操作する事が可能です。

Azure では、仮想マシン(VM)、Web サイト、モバイルサービス、クラウドサービスの 4 つの形態でサービスを提供していますが、本ドキュメントでは、仮想マシンに対して LifeKeeper を導入し、可用性を高める手法について紹介いたします。

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