Route 53リソース作成の際必要とするIPリソースは、仮想IPリソースと実IPリソース(ネットワークインターフェース用に構成されたプライマリーIPアドレスのためのリソース)のいずれかを使用することができます。

仮想IPリソースを使用する場合

Route 53リソースの子リソースに仮想IPリソースを使用する場合、リソースのスイッチオーバー時に仮想IPアドレスに対する通信がバックアップサーバーに対して行われるよう、ルートテーブルを再設定する必要があります。
そのため、Recovery Kit for EC2を併用してください。詳細はRecovery Kit for EC2のマニュアルを参照してください。

実IPリソースを使用する場合

Route 53リソースの子リソースに実IPリソースを使用する場合、追加で設定する項目はありません。
ただしスイッチオーバー毎に接続先IPアドレスが変更されてしまうため、接続には必ずRoute 53リソースが保護しているホスト名で接続を行わなければならないことに注意してください。

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