- SMTP サービスが使用する IP アドレスを指定している場合、その IP アドレスは LifeKeeper で保護している仮想 IP アドレスである必要があります。
- main.cf
以下の項目はPostfix Recovery Kit から参照されるため指定する必要があります。
º mail_owner
º setgid_group
º daemon_directory
º command_directory
º process_id_directory
º inet_interfaces
監視する仮想 IP アドレスを指定します。1 つまたは複数を指定できます。すべての IP アドレスを指定する場合は、“all” を使用します。
º queue_directory
º mail_spool_directory
- master.cf
以下の項目は必須で指定する必要があります。
º smtpd を起動するための、smtp サービスエントリ
- directory 値のディレクトリは共有ストレージ上にある必要があります。そのディレクトリのファイルシステムは LifeKeeper により保護(ファイルシステムリソース) されている必要があります。
- メールボックスに共有されるデータが格納される場合、mail_spool_directory 値のディレクトリも共有ストレージ上にある必要があります。
- postfix オーナーID は全てのクラスタサーバ上で一致している必要があります。
- postdrop(setgid group) のグループID は全てのクラスタサーバ上で一致している必要があります。
- PostfixサービスはLifeKeeperが制御するので、システム起動時の自動起動を無効にする必要があります。
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