原因:
SAP と Database Recovery Kit によって使用された su コマンドにより、LK ログに次のような「tset」エラーメッセージが出力されます。
tset: standard error: Invalid argument
このエラーは、SAP 管理者およびデータベースユーザのホームディレクトリにあるプロファイルファイルの 1 つによって出力されるもので、非インタラクティブシェルのみに存在します。
処置:
データベースユーザと SAP 管理者に C シェルを使用している場合、これらのユーザのホームディレクトリの .sapenv_<hostname>.csh に次の行を追加してください。このコードは、「tset」を実行するかどうかを決定する次のコードを囲むように追加する必要があります。
if ( $?prompt ) then
tty -s
if ( $status == 0) then
.
.
.
endif
endif
注記: 「tty -s」から内側の「endif」までのコードは、既にファイル内に存在しています。
データベースユーザと SAP 管理者に Bash シェルを使用している場合、これらのユーザのホームディレクトリの .sapenv_<hostname>.sh に次の行を追加してください。
「tset」を実行するかどうかを決定するコードの前に、以下を追加します。
case $- in
*i*) INTERACTIVE =“yes”;;
*) INTERACTIVE =“no”;;
esac
「tset」を実行するかどうかを決定するコードを囲むように、以下を追加します。
if [ $INTERACTIVE == “yes” ]; then
tty -s
if [ $? –eq 0 ]; then
.
.
.
fi
fi
注記: 「tty -s」から内側の「endif」までのコードは、既にファイル内に存在しています。
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