DB2 リソース階層のテストは、手動でサーバーを切り替えて、プライマリサーバからバックアップサーバーへのリソースインスタンスのフェイルオーバーをシミュレートすることによって行えます。
LifeKeeper GUI からの手動切り替えの実行
LifeKeeper GUI で [Edit] > [Resource] > [In Service] を選択すると、手動切り替えを開始できます。たとえば、バックアップサーバーで In Service リクエストが実行されると、DB2 リソース階層がバックアップサーバー側で In Service になり、プライマリサーバー側では Out of Service になります。この時点で、元のバックアップサーバーがプライマリサーバーになり、元のプライマリサーバーがバックアップサーバーになります。
Out of Service を実行すると、リソース階層は他のサーバーで In Service にならずに停止されます。再同期中にリソースが Out of Service になった場合、サービス中に戻すことができるのは休止になったのと同じサーバ上のみです。重要： バックアップサーバーでリソース階層を In Service にしたあとは、データベースに接続してみる必要があります。特に、RAW デバイスをテーブルスペースコンテナとして使用している場合は接続を試みる必要があります。この作業は、バックアップサーバーですべてのディスクパーティションが認識されており、RAW バインディングが正しく確立されていることを確認するために必要です。
これは、すべてのディスクパーティションがバックアップサーバー側から見えるようにして、RAW バインディングを正しく確立するために必要です。バックアップサーバーで RAW バインディングが確立されていない場合、その原因として最も可能性が高いのは、新しいパーティションをプライマリサーバーに作成して構成に追加したのに、バックアップサーバー側のパーティションテーブルが更新されていないためです。
解決策は、パーティションテーブルが正しくアップデートされるように、バックアップサーバーを再起動することです。
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