!LifeKeeper for Linux v9.8.0で同梱されるperlが5.8.8から5.32.1にアップデートされました。
PerlベースのGeneric ARKを使用している場合、LifeKeeper for Linux v9.7.0以前からLifeKeeper for Linux v9.8.0以降にアップデートする前にPerlアップデートの影響をご確認ください。
詳細は Perl 5.8.8からPerl 5.32.1へのアップグレード をご覧ください。
*v9.5.0 より、SIOS は新しい SAP HANA Application Recovery Kit をリリースしました。SIOS は 2022年3月31日 まで、9.4.x リリースでの SAP HANA gen/app ベースのRecovery Kit のサポートを継続します。
• 既存の SAP HANA gen/app ベースの Recovery Kit は v9.5.0 では サポートされていません 。
• LifeKeeper for Linux v9.5 以降をご利用の場合は、新しい(ビルトインの)SAP HANA Application Recovery Kit を使用する必要があります。
• LifeKeeper for Linux v9.5.0 へのアップデートを希望するユーザーは、既存の SAP HANA gen/app ベースの Recovery Kit から新しい SAP HANA Recovery Kit に 移行する必要があります 。
LifeKeeper for Linux は、既存の階層を保ちながら将来のリリースにアップデートすることができます。この情報をよく検討して、アプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えるようにしてください。
*注意 : 最新バージョンの LifeKeeper にアップデートできるのは、2 世代前までのバージョンです。(2 世代間アップデートの例: 9.1.x -> 9.3.x) 。それより前のバージョンからアップデートする場合、古いバージョンをアンインストールし、LifeKeeper を再インストールする必要があります。旧バージョンをアンインストールする代わりに、旧バージョンを 1 世代前もしくは 2 世代前のバージョンにアップデートした上で、最新バージョンにアップデートする方法もあります。
!重要 :v9.6.xからv9.8.1にアップデートする場合は、v9.7.0もしくはv9.8.0にアップデートしてからv9.8.1にアップデートしてください。
*注意 : アップデート中に lkbackup を使用する場合の詳細については、lkbackupの既知の問題 を参照してください。
- クラスターをアップデートする場合、アップデートするサーバーからすべてのアプリケーションを切り替えてください。この操作を実行するには手動で行うか、または LifeKeeper のシャットダウンストラテジーを 「Switchover」 に設定します。これにより、LifeKeeper が停止したり、サーバーがシャットダウンしたときにアプリケーションが切り替えられます。シャットダウンストラテジーの詳細については サーバーのシャットダウンストラテジーの設定 を参照してください.
- セットアップスクリプトの操作 を参照してLifeKeeperをアップデートします
- アップデートされたサーバーにすべてのアプリケーションを切り替えてください。
- アップデートする LifeKeeper クラスタ内の各サーバーに対してこの手順を繰り返します。専用の Quorum/Witnessノード(リソースインスタンスを持たないノード)を含むクラスタでは、LifeKeeper をアップデートする前にアプリケーションを切り替える必要はありません。
!注意 : 同じクラスター内のすべてのシステム上に、同じバージョンおよびリリースの LifeKeeper をインストールする必要があります。通常バージョンまたはリリースの異なる LifeKeeper には互換性がありません。ローリングアップデート以外の状況で、異なるバージョンまたはリリースが存在し、クラスター内の別のシステムで実行されている場合には、LifeKeeper を起動しないでください。
LifeKeeper のアップグレード (MaxDB)
これらの手順により、バイナリーが複製されるときにアップデートできます。
- ソース上の SIOS LifeKeeper でリソース階層 (MaxDB) をout of service にします。
- バイナリーがレプリケートされているため、階層内のミラーを一時停止します。
- ターゲット上でアプリケーション (MaxDB) を開始します。
- ターゲット上でアプリケーション (MaxDB) のアップデートを実行します。
- ターゲット上でアップデートが成功したことを確認します。
- ターゲット上のアプリケーション (MaxDB) を停止します。
- ソース上でアプリケーション (MaxDB) を開始します。
- LK では、必ず MaxDB リソースを OSU として残してください。
- ソース上でアプリケーション (MaxDB) のアップデートを実行します。
- ソース上のアプリケーション (MaxDB) を停止します。
- ソース上でアップデートが成功したことを確認します。
- LK GUI でアプリケーション (MaxDB) リソースを in-service にします。
- ミラーを再開します。
- ミラーが完全に再同期するようにします。
- リソース階層のスイッチオーバーとスイッチバックを実行します。
- LifeKeeper 経由でターゲット上に MaxDB がリストアされ、アプリケーションのバージョンが正常にアップデートされたことを確認します。
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