以下のトピックに含まれるエラーメッセージは、LifeKeeper のエラーログに出力されます。

このエラーログは、「lk_log log」と入力すると表示できます。

Apache リソースを In Service にするとき (リストア)

“LifeKeeper: RESTORE: APACHE: RESTORING $TAG TO SERVICE START AT: <date>”

情報メッセージです。リストアの開始時刻を記録します。各リストアの開始時に記録されます。

“LifeKeeper: RESTORE APACHE RESOURCE $TAG END err=$err AT: <date>”

情報メッセージです。リストアの完了時刻を記録します。各リストアの完了時に記録されます。リストア時にエラーが発生した場合は、追加のメッセージがこれら 2 つのメッセージの間に記録され、err=$err に表示される値がゼロ以外の値になります。

“Apache: No instance information found for Tag=$TAG.”

エラー: restore スクリプトに渡されたタグ値を持つインスタンスが定義されていないことを示します。LifeKeeper が既知のタグのみが In Service と Out of Service の動作の選択肢として使用できるため、GUI で発生する可能性は低いです。

“LifeKeeper: RESTORE: Apache: Tag=$TAG already running.”

情報メッセージです。表示されたインスタンスがすでに起動して動作中であることを示します。

“LifeKeeper: RESTORE: Apache: Existing processes terminated for ID=$ID.”

情報メッセージです。このインスタンス ID について、既存の httpd プロセスが実行中であることが検出されましたが、PidFile が見つからないか、無効です。このため、実行中のプロセスが強制終了されました。

“LifeKeeper: RESTORE: Apache: Invalid PidFile=$PIDFILE has been deleted.”

情報メッセージです。このインスタンスについて既存の PidFile が見つかりましたが、その内容が無効です。このため、PidFile が削除されました。

“LifeKeeper: RESTORE: Apache: Tag=$TAG is being restarted.”

情報メッセージです。表示されたインスタンスが部分的に動作中であるが、再起動が必要であることを示します。PidFile (親 httpd プロセスのプロセス ID を持つ) がまだ存在している場合、インスタンスは HUP 信号を使用して再起動されます。PidFile が見つからない場合、インスタンスは完全に停止されてから再起動されます。

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Error in web server configuration file $CONF_FILE for instance $ID.”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Execute the following command to check the syntax of this file:”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: $HTTPD_PATH -t -d $SERVER_ROOT -f $CONF_FILE.”

インスタンスの起動前に、httpd -t オプションを使用して、設定ファイルの構文がチェックされます。-d オプションは、ServerRoot ディレクトリをチェックします。モジュールを使用するように Apache を設定した場合、モジュールに関するその他のオプションも表示されることがあります。階層作成時に検出された構文エラーは LifeKeeper GUI に表示されますが、その後に持ち込まれた構文エラーは、GUI や LifeKeeper のログには表示されません。以下のコマンドを手動で実行して、設定の不具合を特定する必要があります (該当する場合は、モジュールのオプションを追加する)。

$HTTPD_PATH -t -d $SERVER_ROOT -f $CONF_FILE

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Error starting web server instance $INSTANCE.”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Restore of tag $TAG failed.”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Examine the Apache error log at $ERROR_LOG”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: to determine the cause of the problem.”

パラメータを指定した httpd デーモンの実行時にエラーが発生しました。使用している httpd 実行可能ファイル、設定ファイル、および一般設定に問題がないかどうかをチェックしてください。

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Web server instance $ID did not start correctly.”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Restore of tag $TAG failed.”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: Examine the Apache error log at $ERROR_LOG”

“LifeKeeper: RESTORE: *ERROR* Apache: to determine the cause of the problem.”

多くの場合、Web サイトが予測どおりに応答しなくとも、httpd デーモンが起動したように見えることがあることに注意してください。restore スクリプトは、使用する IP/ ポートの組み合わせをすべてチェックし、設定されたすべてのサイトがフルに機能することを確認します。設定されたすべてのサイトがフルに機能しない場合、このメッセージが出力され、リストアは失敗します。

サイトが Out of Service 状態になっていても、1 つ以上の httpd プロセスが動作し続けている場合があることに注意してください (1 つ以上の Web サイトが動作している可能性があり、それらの Web サイトを強制終了したくないため、意図的にプロセスの動作を継続させています)。できるだけ早く問題を解決し、インスタンスを In Service にする必要があります。問題が解決されない場合、LifeKeeper が最終的にインスタンスのリカバリおよびリストアを自動的に試行します。LifeKeeper によるリカバリとリストアができない場合は、階層が別のサーバにフェイルオーバします。

Apache リソースを Out of Service にするとき (リムーブ)

“LifeKeeper: REMOVE: APACHE: REMOVE $TAG FROM SERVICE START AT: <date>”

情報メッセージです。削除の開始時刻を記録します。各削除の開始時に記録されます。



“LifeKeeper: REMOVE APACHE RESOURCE $TAG END err=$err AT: <date>”

情報メッセージです。削除の完了時刻を記録します。各削除の完了時に記録されます。

削除時にエラーが発生した場合は、追加のメッセージがこれら 2 つのメッセージの間に記録され、err=$err に表示される値がゼロ以外の値になります。

"LifeKeeper: REMOVE: *WARNING* APACHE: Error attempting to kill parent process for INSTANCE=$INSTANCE."

親 httpd プロセスを強制終了しようとするエラーがありました (親プロセスのプロセス ID は Pidfileに格納される)。



“LifeKeeper: REMOVE: *ERROR* APACHE: Error attempting to kill all processes for INSTANCE=$INSTANCE.”

親 httpd プロセスが正常に強制終了されたように見えますが、このインスタンスの 1 つ以上のプロセスがまだ動作中です。通常、削除動作では、このインスタンスのすべてのプロセスを強制終了できます。強制終了できない場合、このメッセージが出力され、削除は失敗します。

Apache リソースを In Service に戻すとき (リカバリ)

LifeKeeper Core は、Apache の quickCheck スクリプトを実行して、ローカルサーバで In Service 状態にあるすべての Apache インスタンスの健全性を定期的にチェックします。Apache の quickCheck スクリプトは、リストア時と削除時にインスタンスの状態をチェックするものと同じスクリプトを使用して、Web サイトをチェックします。インスタンスが完全に動作していない場合、recover スクリプトが実行され、インスタンスの再起動が試行されます。これは、以下に示す最初のメッセージを記録し、restore を起動します。restore スクリプトの結果に応じて、最後のエラーメッセージまたは成功メッセージを出力し、restore と同じ結果を返します。restore/recover が失敗した場合、このインスタンスは別のサーバにフェイルオーバされます。

“LifeKeeper: RECOVER: APACHE: Invoking restore for Apache instance “$ID” at: <date>”

“LifeKeeper: RECOVER: APACHE: Restore for Apache instance $ID returned error $RET at: <date>”

“LifeKeeper: RECOVER: APACHE: Restore for Apache instance $ID successful at: <date>”

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