階層作成後、以下のいずれかの手順でユーザ名およびパスワードを変更してください。
$ORACLE_HOME が共有(もしくは複製)ストレージ上にある場合(一般的なアクティブ-パッシブ構成):
- Oracle データベースインスタンスが動作可能なシステム上で LifeKeeper の設定ファイル /etc/default/LifeKeeper を編集し、以下の行をファイルに追加してください。
LK_ORA_NICE=1
Oracle リソースが定義されているクラスタ内の各システムで同様の処理を行ってください。
- sqlplusを使用して、Oracle ユーザのパスワードを変更してください。
SQL> ALTER USER {username} IDENTIFIED BY {newpassword};
- LifeKeeper GUI から、Oracle データベースリソース階層を右クリックし、 [Change Username / Password] を選択してください。
- [Username] を入力し、 [Next] を選択してください。
- [Password] を入力し、 [Next] を選択してください。
- [database user role] を選択し、 [Apply] をクリックしてください。認証後、ユーザ名およびパスワードが更新されます。
- [Done] を選択してください。
- すべてのクラスタノード上で LifeKeeper の設定ファイルを編集し、以下の変更を行ってください。
LK_ORA_NICE=0
$ORACLE_HOME がローカルストレージ上にあり、クラスタの各ノードがそれらの $ORACLE_HOME のコピーを保有している場合(一般的なアクティブ-アクティブ構成):
- Oracle データベースインスタンスが動作可能なシステム上で LifeKeeper の設定ファイル /etc/default/LifeKeeper を編集し、以下の行をファイルに追加してください。
LK_ORA_NICE=1
Oracle リソースが定義されているクラスタ内の各システムで同様の処理を行ってください。
- sqlplus を使用して、Oracle ユーザのパスワードを変更してください。
SQL> ALTER USER {username} IDENTIFIED BY {newpassword};
- LifeKeeper GUI から、Oracle データベースリソース階層を右クリックし、 [Change Username / Password] を選択してください。
- sys ユーザのように一時的に代用するユーザ名を [Username] に入力し、 [Next] を選択してください。
- [Password] を入力し、 [Next] を選択してください。
- [database user role] を選択し、 [Apply] をクリックしてください。認証後、ユーザ名およびパスワードが更新されます。
- [Done] を選択してください。
- バックアップシステムで Oracle データベースリソースを「In Service」にしてください。
- バックアップシステムでデータベースが起動したら、sqlplus を使用して、Oracle アカウントパスワードを変更してください。
SQL> ALTER USER {username} IDENTIFIED BY {newpassword};
このパスワードを変更する場合、ステップ 2 で設定した新しいパスワードを使用します。この手順は $ORACLE_HOME のセキュリティトークンをリセットします。
- データベースをクラスタ内の各ノード上で「In Service」にし、手順 8 を繰り返してください。
- すべてのクラスタノード上でパスワードが変更されたら、適切なノードで Oracle データベースを「In Service」に戻してください。
- LifeKeeper GUI から、Oracle データベースリソース階層を右クリックし、 [Change Username / Password] を選択してください。
- [Username] を入力し、 [Next] を選択してください。
- [Password] を入力し、Next を選択してください。
- [database user role] を選択し、 [Apply] をクリックしてください。認証後、ユーザ名およびパスワードが更新されます。
- [Done] を選択してください。
- すべてのクラスタノード上で LifeKeeper の設定ファイルを編集し、以下の変更を行ってください。
LK_ORA_NICE=0
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