プライマリサーバで次の手順を実行します。
- [Edit] メニューの [Server] から [Create Resource Hierarchy] を選択します。
[Create Resource Wizard] ダイアログボックスが表示されます。
- ドロップダウンリストから [Sybase ASE Database] を選択し、[Next] をクリックしてください。
- 以下の情報を入力するように要求されます。ダイアログボックスで [Back] ボタンが有効な場合は、前のダイアログボックスに戻ることができます。これは、エラーが発生して、前に入力した情報を修正する必要がある場合に便利な機能です。いつでも [Cancel] をクリックして、作成処理全体を取り消すことができます。
Server | Sybase ASE リソースを作成する LifeKeeper サーバを選択します。 |
Switchback Type | intelligent または automatic を選択します。フェイルオーバ後、バックアップサーバで Sybase ASE リソースが In Service (アクティブ) になるとき、プライマリサーバにスイッチバックされる方法が決まります。インテリジェントスイッチバック (intelligent) の場合、リソースをプライマリサーバにスイッチバックするときに管理者の介入が必要ですが、自動スイッチバック (automatic) の場合は、プライマリサーバがオンラインに戻り、LifeKeeper のコミュニケーションパスが再確立されるとすぐにスイッチバックが実行されます。 注記: スイッチバック方法は、Sybase ASE リソースが使用する依存リソースのスイッチバック方法と一致する必要があります。 |
Sybase Install Directory | Sybase ASE 製品のインストール場所を指定します。他のディレクトリパスを入力することもできます。パス名に対する有効な文字は、アルファベット、数字および以下の特別な記号になります。- _ ./ |
Sybase Instance Directory | このフィールドはSybaseデータディレクトリを含むディレクトリパスの特定に使われます。データディレクトリは通常、ASE-<version>/RUN_* ファイルをインスタンスとして含みます。 |
Sybase Instance | システムで最初に検出された、LifeKeeper 階層が存在しない Sybase インスタンスがデフォルトで入ります。ドロップダウンリストには、LifeKeeper サーバ上で利用可能なその他の Sybase インスタンスが表示されます。このフィールドは LifeKeeper の保護下に置かれる Sybase ASE Database インスタンスの指定に使われます。指定対象となるインスタンスは存在し稼働していなくてはなりません。 |
Sybase Username | このフィールドは Sybase System Administrator のユーザー名の入力に使われます。デーフォールトのユーザー名は sa です。この System Administrator はログインしており、保護される Sybase Adaptive Server 上のすべてのデータベースに対する特権を付与されている必要があります。 |
Sybase Login Password | このフィールドは Sybase System Administrator 用のパスワードの指定に使われます。 |
Sybase Backup Server | 指定された Adaptive Server インスタンスに対する Sybase Backup Server を指定します。この Sybase Backup Server は、LifeKeeper の保護下に置かれます。Sybase Backup Server を LifeKeeper の保護下に置く必要がない場合、「none」を選択できます。 |
Sybase ASE Database Tag | プライマリサーバ上の新しい Sybase ASE データベースリソースに対する固有のタグ名です。デフォルトのタグ名は語「sybase」の後にAdaptive Server インスタンスの名前を付けたものです。別の固有のタグ名を入力することもできます。タグ名に対する有効な文字は、アルファベット、数字および以下の特別な記号になります。- _ ./ |
- [Next] をクリックしてください。 [Create Resource Wizard] が表示され、Sybase ASE リソース階層が作成されます。LifeKeeper によって入力データが検査されます。問題が検出された場合、情報ボックスにエラーメッセージが表示されます。
- Sybase ASE リソース階層が正常に作成されたこと、フェイルオーバによる保護を実現するにはその階層をクラスタ内の別のサーバに拡張する必要があることを示すメッセージが表示されます。 [Next] をクリックします。
- [Continue] をクリックします。 [Pre-extend Wizard] が起動されます。リソース階層を別のサーバに拡張する方法の詳細については、「Sybase ASE リソース階層の拡張」の 手順 2 を参照してください。
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