LKCLI(コマンドラインインターフェース)を使用して、SAP HANA Recovery Kitをセットアップできます。

コマンドラインからのSAP HANAリソースの作成/拡張/構成

create hana

: #lkcli resource create hana --tag <tag> --sid <SAP HANA SID> --instance <SAP HANA instance> --switchback <switchback type> --ip <IP tag> --set_local_recovery_policy <enable | disable>

オプション デフォルト 説明
--sid <str> SAP HANA インストール時の SID
--instance <str> SAP HANA インスタンス (例 : HDB00)
[--ip <str>] SAP HANA データーベースの仮想 IP を保護する LifeKeeper IP リソースタグ。この IP リソースは、SAP HANA リソースが作成されているサーバーで In Service になっている必要があります。
[--set_local_recovery_policy <enable|disable>] enable SAP HANA リソースが作成されているサーバーのローカルリカバリーを有効もしくは無効にするパラメーターです。

extend hana

: #lkcli resource extend hana --tag <tag> --dest <backup node> --switchback <switchback type> --template_prioity <priority> --target_priority <prority> --set_local_recovery_policy <enable | disable>

オプション デフォルト 説明
[--set_local_recovery_policy <enable|disable>] enable SAP HANA リソースが拡張されているサーバーのローカルリカバリーを有効もしくは無効にするパラメーターです。

config hana

: #lkcli resource config hana --tag <tag> --stop_all_dbs --takover_with_handshake <target server> --set_local_recovery_policy <enable | disable>

オプション デフォルト 説明
[--stop_all_dbs] 全てのクラスターノードで SAP HANA データベースを停止します。 (例:メンテナンスのため)。このコマンドは HANA リソースが現在 In Service になっているクラスターノード上で実行する必要があります。
[--takeover_with_handshake <target server>] Local server 指定されたターゲットサーバーで SAP HANA データベースの “Takeover with handshake” を実行します。SAP HANA 2.0 SPS04 以降の機能で、新しいデータベースホスト上でSAP HANA システムレプリケーションの引き継ぎを行う前にプライマリーデータベースを (完全に停止するのではなく)一時停止することで、スイッチオーバー時のプライマリーデータベースの停止時間を抑えます。
[--set_local_recovery_policy <enable|disable>] SAP HANA リソースが拡張されているサーバーのローカルリカバリーを有効もしくは無効にするパラメーターです。

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