このオプションは、関連付けられたリカバリーキットがないユーザー定義のアプリケーションを保護する場合に使用します。 /opt/LifeKeeper/lkadm/subsys/gen/app/templates/ には、ユーザー向けのスクリプト用のテンプレートが用意されています。 これらのテンプレートを、保護するアプリケーション用にカスタマイズしてテストする前に、別のディレクトリにコピーします。 Generic Application リソース階層の情報を lksupport データで提供するには、/opt/LifeKeeper/bin/lksupport.d のテンプレートを一意の名前にコピーし、それをカスタマイズしてすべての関連ファイルを取得します。 lksupport ユーティリティは、lksupport.d 内のすべての実行可能ファイルを実行します。
- Generic Application リソース階層の作成を開始するには、次の 4 つの方法があります。
- サーバアイコンを右クリックして、サーバーコンテキストメニュー が表示されたら、 [Create Resource Hierarchy] をクリックしてください。
- グローバルツールバー で、[Create Resource Hierarchy] ボタンをクリックしてください。
- サーバーコンテキストツールバー で (表示された場合)、 [Create Resource Hierarchy] ボタンをクリックしてください。
- [Edit] メニュー で、 [Server] を選択して、 [Create Resource Hierarchy] をクリックしてください。
- [Create Resource Wizard] というタイトルのダイアログが表示され、 [Recovery Kit] リストが示されます。Generic Application を選択して、 [Next] をクリックしてください。
- [Switchback Type] を選択して、 [Next] をクリックしてください。
- [Server] を選択して、 [Next] をクリックしてください。 注記: サーバコンテキストメニューから開始した場合、クリックしたサーバアイコンから自動的にサーバが決定されるので、この手順はスキップされます。
- 次のダイアログで、アプリケーションに対する [Restore Script] へのパスを入力し、 [Next] をクリックしてください。これは、アプリケーションを起動するコマンドです。テンプレートディレクトリに、テンプレート起動スクリプト restore.template が用意されています。この restore スクリプトが、既に起動されているアプリケーションに影響を与えてはなりません。
- アプリケーションに対する [Remove Script] へのパスを入力し、 [Next] をクリックしてください。これは、アプリケーションを停止するコマンドです。テンプレートディレクトリに、テンプレート停止スクリプト remove.template が用意されています。
- アプリケーションに対する [quickCheck Script] へのパスを入力し、 [Next] をクリックしてください。これは、アプリケーションを監視するコマンドです。テンプレートディレクトリに、テンプレート監視スクリプト quickCheck.template が用意されています。
- アプリケーションに対する [Local Recovery Script] へのパスを入力し、 [Next] をクリックしてください。これは、ローカルサーバ上の障害が発生したアプリケーションの復元を試みるコマンドです。テンプレートディレクトリに、テンプレート回復スクリプト recover.template が用意されています。
- [Application Information] を入力し、 [Next] をクリックしてください。これは、起動、停止、回復、監視の各スクリプトで必要になる可能性のあるアプリケーションに関するオプションの情報です。
- [Bring Resource In Service] に対して [Yes] または [No] を選択し、 [Next] をクリックしてください。[No] を選択すると、リソース状態が作成後に OSU に設定されます。[Yes] を選択すると、あらかじめ用意された restore スクリプトが実行されます。 ファイルシステム、ディスクパーティション、IP アドレスなどの他のリソースに依存するアプリケーションについては、適切な依存リソースをまだ作成していない場合には、[No] を選択してください。
- [Root Tag] を入力してください。これは、リソースインスタンスに対する一意の名前です。(これは、ステータス表示でこのリソースに対して表示されるラベルです。)
- [Create Instance] をクリックして、作成プロセスを起動してください。インスタンス作成のステータスを示すメッセージが、ウィンドウに表示されます。
- [Next] をクリックしてください。階層が正常に作成されたというメッセージが、ウィンドウに表示されます。
- この時点で、Generic Application リソース階層の拡張 に移動するには [Continue] をクリックし、GUI に戻るには [Cancel] をクリックします。[Cancel] をクリックすると、階層が 1 つのサーバにしか存在しないという警告が表示され、この時点で保護されなくなります。
注記: リソース階層作成時に指定したrestore、remove、quickCheckなどの各種スクリプトは、 LKROOT/subsys/gen/resource/app/以下の各ディレクトリに配置されています。
- restore - actions/!restore/< タグ名 >
- remove - actions/!remove/< タグ名 >
- quickCheck - actions/!quickCheck/< タグ名 >
- recover - recovery/!recover/< タグ名 >
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