Recovery Kit for Oracle Cloud Infrastructure (RK for OCI) は、LifeKeeper が保護する IP リソース(仮想 IP アドレス)に OCI 上のクライアントから接続できるように、セカンダリー・プライベート IP アドレスの仮想ネットワーク・インタフェース・カード (VNIC) への割り当てを管理します。
https://docs.oracle.com/ja-jp/iaas/Content/Network/Tasks/managingIPaddresses.htm
OCI 上で仮想 IP アドレスを利用するには、OS 上での IP アドレスの割り当てだけでなく、対象の IP アドレスをアクティブノードの VNIC へ割り当てる必要があります。
LifeKeeper では、OS 上での IP アドレスの割り当ては IP Recovery Kit が行います。
RK for OCI は、クラスターノード上で OCI CLI を実行し、セカンダリー・プライベート IP アドレスを OCI 上のアクティブノードの VNIC への割り当てを管理します。
また RK for OCI は、保護対象の IP アドレスがアクティブノード上の指定した VNIC に割り当てられているかを監視します。
アクティブノードに障害が発生すると、 RK for OCI は IP アドレスをスタンバイノードの VNIC に割り当て、仮想 IP アドレスを利用できる状態にします。
より詳細な動作については リソースの監視とローカルリカバリー動作 をご参考ください。
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