Oracle Linuxカーネル(OL8U7)の問題:DataKeeperを使用すると、カーネルパニックによりノードが停止します。 「修正方法」セクションで説明されているように、この問題は最新のUEKカーネルではすでに解決されています。 発生する問題 レプリケーションネットワークがダウンし、ターゲットとの同期が不可能になった場合、ソース側でカーネルパニックが発生します。 修正方法 この問題はkernel-uek-5.15.0-100.96.32.el8uekで修正されています。最新のUEKカーネルに更新すると、この問題は発生しなくなります。 |
SLESを使用したインストール中に、次のエラーが発生する場合があります。“Failure: Package ‘net-tools-deprecated’ not found” 回避策: net-tools-deprecated パッケージを追加して、セットアップを再実行します。 例: net-tools-deprecated パッケージは、 https://download.opensuse.org/distribution/leap にあります。 SLES15 SP5の場合、net-tools-deprecatedパッケージは、 https://download.opensuse.org/distribution/leap/15.5/repo/oss/x86_64/net-tools-deprecated-2.0+git20170221.479bb4a-3.11.x86_64.rpm にあります。 SLES15 SP5にnet-tools-deprecatedパッケージをインストールするには: |
LifeKeeper を正しくインストールするには、yum または zypper の機能構成が必要です 設定が正しくない場合や非機能構成の yum または zypper では、LifeKeeper のインストールスクリプトが失敗する可能性があります。次のような出力が表示されます。 Install LifeKeeper and dependent packages done. Abort, retry, ignore? [a/r/i/? shows all options] (a): a |
リリース 7.4 以降では、SIOS 製品 RPM パッケージの再配置はサポートされません |
Linux の依存関係 オプションの Recovery Kit を含めて SIOS Protection Suite for Linux のインストールには、いくつかの依存関係を持つパッケージが必要になります。パッケージマネージャが適切に設定されていれば、必要なパッケージはパッケージマネージャによって自動的にインストールされます。 注意 : 依存関係にあるこれらのパッケージのインストールが正常に完了していない場合、SIOS Protection Suite for Linux を起動する機能、および SIOS Protection Suite for Linux の GUI をロードする機能にも影響します。 |
新しいデバイスがスキャンされているときに nbd ドライバがロードされると、multipathd デーモンはエラーログにエラーを記録します 回避策 : これらのエラーをログに記録しないようにするには、 /etc/multipath.conf の blacklist に devnode "^nbd" を追加します。 |
LK のインストール前に mksh が導入されていると、setup 実行時にパッケージ競合を検出して失敗する mksh パッケージがインストール済みの場合、 SIOS Protection Suite for Linux のセットアップスクリプトはパッケージの競合を検出して失敗します。また、システムの要件で KornShell(ksh) が必要になる場合は KornShell(ksh) パッケージを導入してください。 回避策: RHEL、CentOS、または Oracle Linux では、mksh パッケージをアンインストールし、必要に応じて KornShell(ksh) パッケージをインストールしてください。その後、SIOS Protection Suite for Linux のセットアップスクリプトを再実行してください。 例:
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デーモンの予期しない終了 Red Hat Enterprise Linux 7.2 および Red Hat 7.2 の派生システムへのアップデートを行った環境で、IPC を使用するデーモンが予期せず終了することがあります。 Red Hat Enterprise Linux 7.2 へ導入された新機能である systemd が、最後のユーザセッション終了時に全てのプロセス間通信 (IPC) に割り当てられた資源の回収を行います。 このセッションとは管理用の cron ジョブもしくは対話式のものです。このふるまいにより、同一ユーザでかつ同一資源を使用しているデーモンが意図せず終了することがあります。 この問題を回避するためには、/etc/systemd/logind.conf を編集して次の行を追加してください。 その後、次のコマンドを実行し、変更を反映させてください。 これらの手順により、デーモンは上記のような状況でも予期せず終了することはなくなります。共有メモリとセマフォを使用しているアプリケーション(MQ、Oracle、SAP など)はこの問題の影響を受ける可能性があるため、この手順が必要となります。 |
Kernel のアップデート後、LifeKeeper の "setup" の再実行が必要になるケースがあります Red Hat Enterprise Linux 7.x / CentOS 7.x / Oracle Linux 7.x 環境において、カーネルを7.3 相当以降にアップデートした場合に、DataKeeper が正常に動作しないという不具合が生じます。 回避策: 説明 |
setup スクリプトの不要な警告 LifeKeeperパッケージのインストール状況によって、setupスクリプトを実行した際に以下のような警告が表示されます。 /opt/LifeKeeper/lkadm/subsys/scsi/DEVNAMEが見つかりません。 これはパッケージ管理上の問題により発生する警告であり、setupスクリプト及びLifeKeeperの動作には影響しません。 将来のバージョンで修正予定です。 |
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