SAP Recovery Kit ASCS/ERS リソースタイプの設定
LifeKeeper バージョン |
SAP Kit リソースタイプ |
ENSA/ERS バージョン |
デフォルト Protection Level |
デフォルト Recovery Level |
9.3.2 以前 |
TYPE_CS (1) |
ENSAv1 |
FULL |
REMOTE |
TYPE_ERS (2) |
ERSv1 |
STANDARD |
FULL |
9.4.0 以降 |
TYPE_CS (1) |
ENSAv1 |
FULL |
REMOTE |
TYPE_CS (1) |
ENSAv2 |
FULL |
FULL |
TYPE_ERS (2) |
ERSv1 |
STANDARD |
FULL |
TYPE_NEW_ERS (5) |
ERSv1 |
FULL |
FULL |
TYPE_NEW_ERS (5) |
ERSv2 |
FULL |
FULL |
注意
- SAP Kit リソースタイプ は、SAP リソース情報フィールドの 7 番目のエントリです。 例えば以下のようになります。
#/opt/LifeKeeper/bin/ins_list -t SAP-SHC_ASCS10 -f: | cut -d: -f6 | tr '\002' ':' | cut -d: -f7
1
#/opt/LifeKeeper/bin/ins_list -t SAP-SHC_ERS20 -f: | cut -d: -f6 | tr '\002' ':' | cut -d: -f7
5
- SAP Recovery Kit によって検出された ENSA/ERSバージョン は、TYPE_CS および TYPE_NEW_ERS リソースごとに INFO_<tag> ファイルに保存されます。 例えば以下のようになります。
# grep SAPENQ_VERSION /opt/LifeKeeper/subsys/appsuite/resources/sap/INFO_SAP-SHC_ASCS10
SAPENQ_VERSION=2
# grep SAPENQREP_VERSION /opt/LifeKeeper/subsys/appsuite/resources/sap/INFO_SAP-SHC_ERS20
SAPENQREP_VERSION=2
- TYPE_ERS リソース タイプは、2 ノードの ERSv1 クラスターのみをサポートします。 このタイプのリソースは、SAP リソース階層の最上位に位置し、対応する CS リソースに依存します。様々な ERS リソースタイプについては ERS Resource Types in LifeKeeper を参照してください。
- TYPE_NEW_ERS リソースタイプは、2 ノードの ERSv1 クラスターと、任意の数のノードを含む ERSv2 クラスターをサポートします。 このタイプのリソースは、対応する CS リソースとは別の独立した階層に存在します。様々な ERS リソースタイプについては LifeKeeper の ERS リソースタイプ を参照してください。
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