設定作業はLifeKeeper GUIを使用して実行できます。以下の4つの作業は、Oracleリソースインスタンス特有のものであり、Recovery Kitごとに異なるため本書で説明しています。
- リソース階層の作成 アプリケーションリソース階層を LifeKeeper クラスターに作成します。DataKeeperまたはDRBDを使用したレプリケートファイルシステムリソースは、Oracleリソースを作成する前に作成してください。
- リソース階層の削除 リソース階層を LifeKeeper クラスター内のすべてのサーバーから削除します。
- リソース階層の拡張 リソース階層をプライマリーサーバーからバックアップサーバーへ拡張します。
- リソース階層の拡張解除 リソース階層を LifeKeeper クラスター内の1つのサーバーから拡張解除(削除)します。
- Oracle 設定の参照 [Resource Properties] ダイアログを参照できます。
- ユーザ名 / パスワードの変更 Oracleデータベースを保護するためにログインするユーザー名およびパスワードの変更します。
- リソース階層のテスト 手動スイッチオーバーを実施することで、Oracleリソース階層をテストできます。
以下のタスクはすべての Recovery Kit で手順が同じであるためLifeKeeper for Linuxテクニカルドキュメンテーション の管理 セクション で説明します。
- リソース依存関係の作成 既存のリソース階層と別のリソースインスタンスとの間に親子の依存関係を作成し、クラスター内のすべての対象サーバーに依存関係の変更を反映します。
- リソース依存関係の削除 .リソースの依存関係を削除して、クラスター内のすべての対象サーバーに依存関係の変更を反映します。
- In Service リソース階層を特定のサーバーで In Service にします。
- Out of Service リソース階層を特定のサーバで Out of Service にします。
注記: 本セクションの残りの部分では、LifeKeeper GUI のメニューから特定の作業を選択して Recovery Kit を設定する方法について説明します 。設定作業はツールバーから選択することもできます。状況表示ウィンドウの [Resource Hierarchy Tree](左側のペイン) のグローバルリソースを右クリックして、[Edit] メニューと同じドロップダウンメニューの選択項目を表示することもできます。言うまでもなく、これは階層がすでに存在している場合にだけ可能な方法です。
状況表示ウィンドウの [Resource Hierarchy Table](右側のペイン) のリソースインスタンスを右クリックして、サーバおよび特定リソースの状況に応じて、 リソース階層の作成 を除くすべての設定作業を実行することもできます。
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