LifeKeeperは、LCMと呼ばれるプロセスを使用してノード間で通信します。LCMは「lcm_server」を名前解決して、ノード間通信に使用するTCPポート番号を決定します。LDAPまたはActive Directory環境では、これらのサービスと認証サーバーの可用性が高いことが重要です。ポート番号 ( /etc/nsswitch.conf で設定) を決定するために外部サーバーが使用されている場合、それらのサーバーが応答しないと、LCM通信が予期せず停止する可能性があります。
LDAPまたはActive Directoryの認証サーバーに十分な可用性がない場合にLifeKeeper通信の失敗を回避するには、 /etc/nsswitch.conf を設定して “/etc/services” ファイルからポート番号を決定するか、“/etc/default/LifeKeeper” にポート番号 (LCMPORT) を設定します。
LCMPORTは、他のプロセスが使用していない1024~65535の値を設定します。 この値は、コミュニケーションパスに接続されているクラスター内のすべてのノードで同じである必要があります。
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