- 上記と同様の手順で、クライアント兼 Witness サーバーに使用する仮想マシンを作成します。
基本設定として、主に以下の値を使用します。
Basics | ||
---|---|---|
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
INSTANCE DETAILS | ||
Virtual machine name | lk4lclient | |
Availability options | No Infrastructure redundancy required | *注1 |
Image | Red Hat Enterprise Linux 7.8 | |
Size | Standard_B1s | |
INBOUND PORT RULES | ||
Public inbound ports | Allow selected ports | |
Select inbound ports | SSH |
- 注1: クラスターノード以外は Availability Set の設定は必須ではありませんが、今回のようにクライアントが Quorum に利用される場合、可用性を考慮して同一Availiavility Setに含めた上で、異なるフォールトドメイン・アップデートドメインとなるように設定することも検討してください。
必要な値を入力したら、 Next:Disks をクリックします。
- 次にディスク設定を入力します。
今回はディスクの追加はしません。 Next:Networking をクリックします。
- 次にネットワーク設定を入力します。
以下の値を使用します。
Networking | ||
---|---|---|
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
Virtual network | lk4l-vnet | |
Subnet | lk4l-nw01(10.3.1.0/24) | *注1 |
Public IP | (create new) Name:lk4lclientpubip SKU:Basic Assignment:Static |
*注2 |
NIC network security group | Basic | |
Public inbound ports | Allow selected ports | |
Selected inbound ports | SSH |
- 注1: 前の手順で作成した1つめのサブネットを、仮想マシンに対して設定します。
- 注2: 本手順ではインターネット経由でアクセスするため、Public IP を設定しています。
- 必要に応じて管理設定、詳細設定、タグ設定を行い、最後に Review + create をクリックします。
- 内容を確認し、 Create をクリックします。
- 仮想マシンが起動したら、1つめのネットワークインターフェースを静的 IP アドレスに変更します。 Azure Portal > Virtual machines > (仮想マシン名) > Networking > (1つめのインターフェース名) をクリックします。
- IP configurations > ipconfig1 をクリックします。この時点では、IP アドレスの設定が動的 (Dynamic) になっています。
- IP アドレスを静的に設定変更します
以下の値を使用します。
項目 | 入力例 | 備考 |
---|---|---|
Assignment | Static | |
IP address | 10.3.1.50 |
- Save をクリックして設定を保存します。
- 以上で、三台の仮想マシンが作成されました。
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