プライマリーノードで次の手順を実行します。
- LifeKeeper GUIメニューから Edit > Server > Create Resource Hierarchy の順に選択するか、プライマリーノードにする予定のノードを右クリックし、 Create Resource Hierarchy を選択します。
Create Resource Wizard ダイアログボックスが表示されます。
- ドロップダウンリストから DRBD オプションを選択し、 Next をクリックして続行してください。
- Switchback Type ダイアログボックスが表示されます。
intelligent または automatic を選択してください。この設定は、バックアップノードへのフェイルオーバー後にノードが復帰したときに、このノードにDRBDリソースをスイッチバックする方法を指定します。スイッチバックタイプは、必要な場合、 [Resource Properties] ダイアログボックスの [General] タブで後から変更できます。
インテリジェントスイッチバック(推奨)とは、バックアップノードへのフェイルオーバー後、管理者が DRBD リソースをプライマリーノードに手動で切り替える必要があることを意味します。自動スイッチバックとは、バックアップノードへのフェイルオーバー後に、DRBD リソースが自動的にプライマリーノードに切り替えられることを意味します。
[Next] をクリックします。
- [Edit] メニューから [Create] を開始すると、 [Server] ダイアログボックスが表示されます。
DRBDリソースを作成するノードの名前を選択します(通常、これはプライマリーノードです)。クラスター内のすべてのノードがドロップダウンリストに含まれます。
[Next] をクリックします。
- Source Disk ダイアログボックスが表示されます。
ドロップダウンリストのディスク、パーティション、または論理ボリュームのリストから、次の条件を満たしていないものを選択します。
• 現在マウントされている
• LifeKeeperで保護されている
• swap、root (/)、boot (/boot)、/proc、cdrom などの特別なディスクまたはパーティション
選択したディスクまたはパーティションには、/dev/disk/by-partuuid、/dev/disk/by-id、または /dev/disk/by-uuid にある一意のID(GUID)が必要です。
[Next] をクリックします。
- New Mount Point ダイアログボックスが表示されます。
ファイルシステムのマウントポイントを入力します。これは、複製されたディスクまたはパーティションが配置されるマウントポイントになります。マウントポイントがまだ存在しない場合は、作成されます。
[Next] をクリックします。
- マウントポイントが作成される場合、以下の確認ダイアログが表示されます。
マウントポイントがすでに存在する場合は、以下のように表示されます。
[Back] を選択して別のマウントポイントを入力するか、 [Continue] を選択してこのマウントポイントを使用します。
- New Filesystem Type ダイアログボックスが表示されます。
ドロップダウンメニューに表示される、LifeKeeperがサポートする ファイルシステムタイプ のリストからファイルシステムタイプを選択します。
[Next] をクリックします。
- DRBD Resource Tag ダイアログボックスが表示されます。
DRBDリソースインスタンスの一意の DRBDリソースタグ 名を選択するか、入力します。
[Next] をクリックします。
- File System Resource Tag ダイアログボックスが表示されます。
ファイルシステムリソースインスタンスの ファイルシステムリソースタグ 名を選択または入力します。
[Next] をクリックして、確認画面に進みます。
- 新しいファイルシステムが作成される場所を示す確認画面と、ローカルディスクまたはパーティションのフォーマットが保留されていることを示す警告が表示されます。
[Create] をクリックして、リソースの作成を開始します。
新しいファイルシステムでリソースを作成するために有効なデータを指定したかどうかが、LifeKeeperにより検証されます。LifeKeeperが問題を検知した場合は、情報ボックスにエラーが表示されます。検証が正常に完了すると、リソースが作成されます。ディスクまたはパーティションのサイズによっては、ファイル システムの作成に数分かかる場合があります。
階層は1台のノード上に構成されます。
[Next] をクリックして、階層を次のノードに拡張します。
- これにより、[Pre-Extend]ダイアログが表示されます。リソース階層の拡張手順については、 DRBDリソース階層の拡張 を参照してください。
- 後で階層を拡張するには、[Pre-Extend]画面で [Cancel] をクリックします。階層の一貫性がチェックされます。
[Done] を選択します。
このトピックへフィードバック