ハードウェア要件

  • データストレージ:WebSphere MQ Recovery Kitは、共有ストレージと、DataKeeperおよびDRBDによって提供されるレプリケートストレージの両方と組み合わせて使用​​できます。また、Network Attached Storage (NAS) と使用することもできます。

ソフトウェア要件

  • LifeKeeper ソフトウェア :各サーバーにインストールする LifeKeeper ソフトウェアおよびパッチのバージョンは同じにする必要があります。
  • LifeKeeper WebSphere MQ Recovery Kit :WebSphere MQ v7.1以降を実行するシステムには、WebSphere MQ Recovery Kitバージョン 7.5.1 以降が必要です。
  • LifeKeeper IP Recovery Kit :各サーバーの LifeKeeper IP Recovery Kit のバージョンは同じにする必要があります。
  • IPネットワークインターフェース :各サーバーは、イーサーネットTCP/IPをサポートするネットワークインターフェイスを 1 つ以上必要とします。IPスイッチオーバが正しく動作するには、ローカルネットワークに接続されているユーザシステムが標準のTCP/IP仕様に準拠している必要があります。

注意: 各サーバが必要とするネットワークインターフェイスが 1 つだけであっても、異種メディア要件、スループット要件、単一障害点の排除、ネットワークのセグメンテーションといった多くの理由のために、複数のインターフェイスを使用すべきです。

  • TCP/IP ソフトウェア :各サーバは TCP/IP ソフトウェアも必要とします。
  • WebSphere MQ ソフトウェア :IBM WebSphere MQ は、別途 IBM から注文する必要があります。サポートされる WebSphere MQ のバージョンについては、LifeKeeper for Linuxリリースノート を参照してください。WebSphere MQ ソフトウエアは、WebSphere MQ Recovery Kit をインストールする前にクラスタの各サーバにインストールする必要があります。WebSphere MQ Recovery Kit を正常にインストールするには、次の WebSphere MQ パッケージがインストールされている必要があります。

MQSeriesServer、MQSeriesSamples、MQSeriesClient、MQSeriesRuntime、MQSeriesSDK

IBM WebSphere MQバージョン 7.0.1 Fix Pack 6 以降、複数のバージョンの WebSphere MQ (例: MQ バージョン 7.0.1 Fix Pack 6 と 7.1) を同一サーバ上でインストールおよび実行できるようにする新機能が導入されました。この機能 (マルチインスタンスサポート) は、WebSphere MQ Recovery Kit 9.0.1 のバージョン以降でサポートされるようになりました。マルチインスタンス機能の一部として導入された単一の IBM WebSphere MQ インストールバージョン内で複数のキューマネージャを保護する機能と、複数の IBM WebSphere MQ インストールバージョン内でキューマネージャーを保護する機能、mqs.iniファイル 内での DataPath パラメータの使用は、このバージョンのRecovery Kitでいずれもサポートされています。

  • オプションのCコンパイラ :WebSphere MQ Recovery Kit には、WebSphere MQ サンプルパッケージ内の修正版 amqsget0.c サンプルプログラムが含まれています。このプログラムは、デフォルトの 15 秒のタイムアウトではなく、0秒のタイムアウトに対応するよう修正されました。このプログラムは、キューマネージャの PUT/GET テストを実行するために使用されます。このプログラムはRPMのインストール中にコンパイルされるため、Cコンパイラがインストールされ、rootユーザの PATHに配置されている必要があります。
  • Syslog.pm :WebSphere MQ リソースで syslog ログを使用するには、Perl モジュールのSyslog.pmがインストールされている必要があります。このモジュールは、標準のPerlディストリビューションに含まれているため、別途インストールする必要はありません。

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