説明
DataKeeper上のLVMを保護している場合、ボリュームグループの再設定 で案内している手法によるリソース階層の自動修正はできません。
詳細は ボリュームグループの再設定 をご覧ください。
RHEL8で lvmvg リソースの restore がアクティブエラーコード “5” で失敗することがある

lvmetad サービスは、常に最新のデバイスを取得するために LifeKeeper のインストール時に無効化されます。しかし、RHEL8 では lvmetad が削除されたため、このメカニズムはもはや機能しません。lvmvg リソースがアクティブエラーコード “5” で失敗することがあります。

回避策: pvscan --cache を実行し、lvmvg リソースを restore してください。

LVM 構成における DataKeeper for Linux 非同期モードに関する注意事項

複数の非同期ミラー上に LVM を構成すると、データの整合性が保てず、さらには kernel panic が発生する場合があります。
DataKeeper 上に LVM を構成する場合には、DataKeeper ミラー 1 つだけ、または複数の同期ミラー、いずれかの構成でなければなりません。

lkID の使用はディスク全体で LVM を上書きした状態と互換性がありません

lkID を使用して、LVM 物理ボリュームとして設定されているディスクで一意のディスク ID を生成すると、lkID および LVM 情報が格納されているディスク上の場所で競合が発生します。これにより、lkID および pvcreate が使用された順番に従って、lkID または LVM 情報のどちらかが上書きされます。

対応策: lkID を LVM と組み合わせて使用する必要がある場合は、ディスクをパーティション化し、ディスク全体ではなくディスクパーティションを LVM 物理ボリュームとして使用します。

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