以下の手順をプライマリサーバーで実行してください。
- [Edit] メニューの [Server] から [Create Resource Hierarchy] を選択します。
Create Resource Wizard ダイアログボックスが表示されます。
- ドロップダウンリストから [SAP MaxDB Database] を選択し、 [Enter] をクリックします。
- 以下の情報の入力を要求されます。ダイアログボックスで [Back] ボタンが有効な場合は、前のダイアログボックスに戻ることができます。これは、エラーが発生した際に、前に入力した情報を修正する必要がある場合に便利な機能です。また、いつでも [Cancel] をクリックして、作成処理全体を取り消すことができます。
Switchback Type | インテリジェントまたは自動のいずれかを選択します。これにより、フェイルオーバー後にバックアップサーバー上で in-service(アクティブ)になった後の SAP MaxDB リソースのプライマリサーバーへのスイッチバック方法が決まります。インテリジェントスイッチバックでは、管理者がリソースをプライマリサーバーに戻す必要がありますが、プライマリサーバーがオンラインに戻って SPS のコミュニケーションパスが再確立されると、自動的にスイッチバックが行われます。 注: スイッチバック戦略は、SAP MaxDB リソースが使用する従属リソースのものと一致している必要があります。 |
SAP MaxDB Programs Directory | このフィールドは、対応するサーバーの SAP /etc/opt/sdb ファイルにある SAP MaxDB プログラムパスがデフォルトで含まれています。別のディレクトリパスを入力することもできます。パス名に使用できる有効な文字は、文字、数字および特殊文字 - _ . / です。 |
SAP MaxDB Instance | このフィールドには、デフォルトで、SPS 階層が存在しないシステム上にある最初の SAP MaxDB インスタンスの名前が含まれます。ドロップダウンリストには、システムで使用可能な他のデータベースインスタンスが表示されます。 |
SAP MaxDB System User | SAP MaxDB コマンドを所有しているか、SAP MaxDB コマンドを実行する権限のあるシステムユーザーです。 このユーザーは、対応するサーバー上に存在する必要があります。選択画面で有効なユーザー名を入力します。 |
User_Key | このフィールドには、XUSER User_Key のデフォルト値が含まれます。User_Key は、SAP MaxDB ツールで使用するデータベースユーザーのデータを保存するために使用されます。対応するサーバー、OS ユーザーおよびデータベースインスタンスの組み合わせに対して有効な User_Key を入力します。 |
SAP MaxDB Database Tag | これは、プライマリサーバー上の新しい SAP MaxDB データベースリソースの一意のタグ名です。デフォルトのタグ名は、SAP MaxDB インスタンスで構成されています。別の一意のタグ名を入力することもできます。タグに使用できる有効な文字は、文字、数字および特殊文字 - _ . / です。 |
- [Create] をクリックし、Create Resource Wizard で SAP MaxDB リソース階層を作成します。すると SPSは入力されたデータを検証します。SPS が問題を検出すると、情報ボックスにエラーメッセージが表示されます。
- SAP MaxDB リソース階層を正常に作成したことを示すメッセージが表示され、フェイルオーバー保護を実施するためにクラスター内の別のサーバーにその階層を拡張する必要があります。 [Next] をクリックします。
- [Continue] をクリックすると、SPS は Pre-Extend Wizard を表示します。リソース階層を他のサーバーに拡張する方法については、 SAP MaxDB リソース階層の拡張 のステップ2を参照してください。
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