*v9.5.0より、SIOSは新しいSAP HANA Application Recovery Kitをリリースしました。SIOSは 2022年3月31日 まで、9.4.xリリースでのSAP HANA gen/appベースのRecovery Kitのサポートを継続します。
• 既存のSAP HANA gen/appベースのRecovery Kitはv9.5.0では サポートされていません 。
• SIOS Protection Suite for Linux v9.5以降をご利用の場合は、新しい(ビルトインの)SAP HANA Application Recovery Kitを使用する必要があります。
• SIOS Protection Suite for Linux v9.5.0へのアップデートを希望するユーザーは、既存のSAP HANA gen/appベースのRecovery Kitから新しい SAP HANA Recovery Kit に 移行する必要があります 。詳細については、 SAP HANA Gen/AppからSAP HANA Recovery Kitへのアップグレード を参照してください。
SPS for Linux は、既存の階層を保ちながら将来のリリースにアップデートすることができます。この情報をよく検討して、アプリケーションのダウンタイムを最小限に抑えるようにしてください。
*注意 : 最新バージョンの LifeKeeper にアップデートできるのは、2 世代前までのバージョンです。(2 世代間アップデートの例: 9.1.x -> 9.3.x) 。それより前のバージョンからアップデートする場合、古いバージョンをアンインストールし、SIOS Protection Suite for Linux を再インストールする必要があります。旧バージョンをアンインストールする代わりに、旧バージョンを 1 世代前もしくは 2 世代前のバージョンにアップデートした上で、最新バージョンにアップデートする方法もあります。
*注意 : アップデート中に lkbackup を使用する場合の詳細については、lkbackupの既知の問題 を参照してください。
- クラスターをアップデートする場合、アップデートするサーバーからすべてのアプリケーションを切り替えてください。この操作を実行するには手動で行うか、またはLifeKeeperのシャットダウンストラテジーを 「Switchover」 に設定します。これにより、LifeKeeper が停止したり、サーバーがシャットダウンしたときにアプリケーションが切り替えられます。シャットダウンストラテジーの詳細については サーバーのシャットダウンストラテジーの設定 を参照してください.
- セットアップスクリプトの操作 を参照してLifeKeeperをアップデートします
- アップデートされたサーバーにすべてのアプリケーションを切り替えてください。
- アップデートする LifeKeeper クラスタ内の各サーバーに対してこの手順を繰り返します。専用の Quorum/Witnessノード(リソースインスタンスを持たないノード)を含むクラスタでは、LifeKeeper をアップデートする前にアプリケーションを切り替える必要はありません。
!注意 : 同じクラスタ内のすべてのシステム上に、同じバージョンおよびリリースの SPS をインストールする必要があります。通常、バージョンまたはリリースの異なる SPS には互換性がありません。ローリングアップデート以外の状況で、異なるバージョンまたはリリースが存在し、クラスタ内の別のシステムで実行されている場合には、LifeKeeper を起動しないでください。
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