LifeKeeper GUI で IP リソースを作成します。
- IPパラメーターの設定
Azureの仮想マシン環境では、IPリソース作成直後Broadcast Pingへの応答が得られません。その為、Broadcast Pingによる死活監視を両クラスターノードで無効にします。また、IPリソースに設定する仮想IPアドレスはロードバランサーに設定しているIPアドレスと同じです。その為、同一IPアドレスがネットワーク上に存在するかチェックする機能を無効にします。
以下のファイルを編集します。
- LifeKeeper GUI 管理画面より Create Resource Hierarchy を選択します。
- Create Resource ウィザードに沿って設定します。今回は以下の値を使用します。
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
---|---|---|
Select Recovery Kit | IP | |
Switchback Type | Intelligent | |
IP Resource | 10.3.1.200 | ※注1 |
Netmask | 255.255.255.255 | |
Network Interface | eth0 | |
IP Resource Tag | ip-10.3.1.200 |
- 注1: 設定済の Azure ロードバランサーのフロントエンド IP と同じ値を使用します。
Extend 時には、以下の値を使用します。
項目 | 入力もしくは選択する値 | 備考 |
---|---|---|
Target Server | lk4lnode02 | |
Switchback Type | Intelligent | |
Template Priority | 1 | |
Target Priority | 10 | |
IP Resource | 10.3.1.200 | ※注1 |
Netmask | 255.255.255.255 | |
Network Interface | eth0 | |
IP Resource Tag | ip-10.3.1.200 |
- 注1: 設定済の Azure ロードバランサーのフロントエンド IP と同じ値を使用します。
- IP リソースが作成されました。
- 今回の環境では、Broadcast Ping による監視を無効にしているため、Unicast Ping を利用して死活監視を行います。以下に設定例を記載します。
- ping応答が得られることを確認します。
- IP リソースのプロパティ画面を表示し、 Modify Ping List をクリックします。
- Ping List に設定する IP アドレスを入力し、 Add address をクリックします。
- Save List をクリックし、設定値を保存します。
※Ping Listの更新は両ノードで実施してください。
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