バージョン 9.5.2
リリース日:11 August, 2021
重要!!
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はじめに
このリリースノート(以下本文書)は、 SIOS Protection Suite (SPS) for Linux 製品のインストール、設定、管理を行うユーザーを対象として記述されています。本文書には、製品のテクニカルドキュメンテーション には詳細に記述されていない重要な情報(製品の最終テスト時に明らかになったパッケージのバージョン、指示や手順に関する最終段階での変更点、トラブルシューティングセクションへのリンク、製品の制限、トラブル解決のヒントなど)が記載されています。SPS for Linux をインストールして設定する前に、必ず本文書の内容を確認してください。
SPS for Linuxの製品説明
LifeKeeper for Linux
LifeKeeper for Linux(以下LifeKeeper)は、Linux 上で動作する様々なリソースの高可用性を実現する、アクティブ・スタンバイ型の HAクラスターソフトウェアです。LifeKeeper によって保護されたリソースは、障害発生時やメンテナンス時、稼働するサーバーを切り替えてサービスを継続することが可能になります。稼働するサーバーの切り替えが行われた際も、リソースは切り替え前と同等の環境・同等のパフォーマンスでサービスを提供し続けることができます。これはアクティブ・スタンバイ型クラスターの特性です。クラスターを構成するサーバーのうち、主として起動するサーバーを稼働系、その他のサーバーを待機系と呼びます。LifeKeeperでは、待機系サーバーの OS を常時起動しておくことで、切り替えに要する時間を短縮し、結果としてシステムの高い可用性を実現することができます。
LifeKeeper が保護できるリソースには、次の種類があります。
- アプリケーション
- 共有ストレージデバイス(VMWareの仮想ハードディスクを含む)
- Network Attached Storage デバイス
- LVM ボリュームグループと論理ボリューム
- ファイルシステム (ext3、ext4、vxfs、xfs、nfs)
- 通信リソース(TCP/IP)
- データベースアプリケーション (Oracle 、 MySQL 、 DB2 、 SAP MaxDB 、 PostgreSQL 、 EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server/EDB Postgres Advanced Server 、 Sybase )
- Web サーバリソース
- Samba リソース
- DataKeeper for Linux
- SAP アプリケーション環境リソース
- WebSphere MQ リソース
- Postfix リソース
DataKeeper for Linux
DataKeeper for Linux(以下DataKeeper)は、ボリュームベースの同期および非同期のデータレプリケーション機能を提供するソフトウェアです。LifeKeeper によって手動のリソース切り替え(スイッチオーバー)や障害を契機とした自動切り替え(フェイルオーバー)が行われた際、本製品のレプリケーション機能によって、サーバー間のデータを自動的に同一に保ちます。レプリケーションの管理および監視は、LifeKeeper Graphical User Interface(LifeKeeper GUI)より統合的に行えます。
SPS for Linux のコンポーネント
SPS コア
SPS for Linux の中核となるソフトウェアです。64bit システム(AMD64、EM64T システム)でのみ稼動します。
SPS コアは、次のパッケージが含まれ、クラスターを構成する各サーバーにインストールして使用されます。
LifeKeeper Core | steeleye-lk-9.5.2-7301.x86_64.rpm | メモリー、CPU 、OS 、SCSI ディスクサブシステム 、ファイルシステムなど、のシステムの中核となるコンポーネントの障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper GUI | steeleye-lkGUI-9.5.2-7301.x86_64.rpm | LifeKeeper および Datakeeper の管理および健全性監視用のグラフィカルユーザーインターフェースです。 |
SPS IP Recovery Kit | steeleye-lkIP-9.5.2-7301.noarch.rpm | IP アドレスの障害回復機能を提供します。 |
SPS Raw I/O Recovery Kit | steeleye-lkRAW-9.5.2-7301.noarch.rpm | raw I/O を使用するアプリケーションを保護します。 |
Quick Service Protection | steeleye-lkQSP-9.5.2-7301.noarch.rpm | 様々なサービスに対して、簡易的な障害回復機能を提供します。 |
LifeKeeper Man Page | steeleye-lkMAN-9.5.2-7301.noarch.rpm | SPS製品のリファレンスマニュアルのページが含まれます。 |
SPS のオプションリカバリーソフトウェア
次のオプションリカバリーソフトウェア(以下リカバリーキット)は、アプリケーションのリソース定義を行うとともに、リカバリー機能を提供します。各リカバリーキットがサポートするアプリケーションのバージョンや、必要な要件については、 サポートマトリックス および各リカバリーキットの管理ガイドを参照してください。
SPS Apache Web Server Recovery Kit | steeleye-lkAPA-9.5.2-7301.noarch.rpm | Apache Web Server ソフトウェアの障害回復機能を提供します。 |
SPS SAP Recovery Kit | steeleye-lkSAP-9.5.2-7301.noarch.rpm | SAP NetWeaver の障害回復機能を提供します。また 、 他のいくつかの SPS Recovery Kit と連携して包括的にフェイルオーバーを行います。 |
SPS SAP HANA Recovery Kit | steeleye-lkSAPHANA-9.5.2-7301.noarch.rpm | SAP HANA データベースの障害回復機能を提供します。 |
SPS SAP MaxDB Recovery Kit | steeleye-lkSAPDB-9.5.2-7301.noarch.rpm | SAP MaxDB データベースの障害回復機能を提供します。 |
SPS DB2 Recovery Kit | steeleye-lkDB2-9.5.2-7301.noarch.rpm | DB2 データベースインスタンスの障害回復機能を提供します。 |
SPS Oracle Recovery Kit | steeleye-lkORA-9.5.2-7301.noarch.rpm | Oracle ソフトウェアの障害回復機能を提供します。 |
SPS MySQL Recovery Kit | steeleye-lkSQL-9.5.2-7301.noarch.rpm | MySQL の障害回復機能を提供します。 |
SPS PostgreSQL Recovery Kit | steeleye-lkPGSQL-9.5.2-7301.noarch.rpm | PostgreSQL インスタンスの障害回復機能を提供します。 |
SPS Sybase ASE Recovery Kit | steeleye-lkSYBASE-9.5.2-7301.noarch.rpm | Sybase ASE コンポーネントのAdaptive Server、Monitor Server、Backup Server の障害回復機能を提供します。 |
SPS Postfix Recovery Kit | steeleye-lkPOSTFIX-9.5.2-7301.noarch.rpm | Postfixの障害回復機能を提供します。 |
SPS Samba Recovery Kit | steeleye-lkSMB-9.5.2-7301.noarch.rpm | 異種ネットワーク内の Linux サーバー上の Samba によるファイルと印刷の共有に対して障害回復機能を提供します。 |
SPS NFS Server Recovery Kit | steeleye-lkNFS-9.5.2-7301.noarch.rpm | Network File System(NFS) ソフトウェアの障害回復機能を提供します。 |
SPS Network Attached Storage Recovery Kit | steeleye-lkNAS-9.5.2-7301.noarch.rpm | Network Attached Storage(NAS)によりエクスポートされた領域を使用するアプリケーションを保護します。 |
SPS Logical Volume Manager (LVM) Recovery Kit | steeleye-lkLVM-9.5.2-7301.noarch.rpm | 他の SPS Recovery Kit に対して論理ボリュームのサポートを提供します。SPS で保護されたアプリケーションは、ストレージ管理の簡素化、要件変更に応じた動的なボリュームのサイズ変更など、Logical Volume Manager が提供するメリットを活用できます。 |
SPS PowerPath Recovery Kit | steeleye-lkPPATH-9.5.2-7301.noarch.rpm | EMC PowerPath マルチパス I/O デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
SPS Device Mapper Multipath (DMMP) Recovery Kit | steeleye-lkDMMP-9.5.2-7301.noarch.rpm | DMMP デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
Hitachi Dynamic Link Manager Software (HDLM) Recovery Kit | steeleye-lkHDLM-9.5.2-7301.noarch.rpm | Hitachi Dynamic Link Manager Software デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
SPS NEC iStorage StoragePathSavior (NECSPS) Recovery Kit | steeleye-lkSPS-9.5.2-7301.noarch.rpm | NEC iStorage StoragePathSavior v3.3 以降のマルチパス I/O デバイスを使用するアプリケーションおよびファイルシステムを保護します。 |
SIOS DataKeeper | steeleye-lkDR-9.5.2-7301.noarch.rpm | SPS 環境に統合データミラーリング機能を提供します。物理的な共有ストレージを持たない環境でも、 SPSリソースの運用が可能になります。 |
SPS WebSphere MQ Recovery Kit | steeleye-lkMQS-9.5.2-7301.noarch.rpm | WebSphere MQ キューマネージャーおよびキューマネージャーストレージサイトの障害回復機能を提供します。 |
Quorum/Witness Package | steeleye-lkQWK-9.5.2-7301.noarch.rpm | SCSI リザベーションによる排他制御を利用できない 共有ストレージ(DataKeeperやNASなど)をもつ環境で、スプリットブレイン状態の発生を抑制してより安全なクラスターを構築することができます。 |
Recovery Kit for EC2™ | steeleye-lkECC-9.5.2-7301.noarch.rpm | AWS環境で、SPSでクラスター化されたサービスに対して、クライアントから切り替え前後で同一のIPアドレスを使ってアクセスを行うことができます。 |
Recovery Kit for Route 53™ | steeleye-lkROUTE53-9.5.2-7301.noarch.rpm | AWS Route 53 上のDNSレコードを更新し、接続先の切り替えを行う機能を提供します。AWS環境で、クライアントがSPSでクラスター化されたサービスに対して、Direct Connect 接続のクライアントまたは異なるAmazon VPC上のクライアントからアクセスを行うことができます。 |
VMDK as Shared Storage Recovery Kit | steeleye-lkVMDK-9.5.2-7301.noarch.rpm | 共有ディスクとして使⽤している VMware の仮想ハードディスクおよびそのファイルシステムをLifeKeeperリソースとして保護することが可能になります。 |
SPS for Linux Version 9 の新機能
バージョン 9.5.2 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 8.4 をサポートしました。 |
CentOS 8.3 をサポートしました。 | |
Oracle Linux 8.3 をサポートしました。 | |
Oracle Linux 7 UEK 6をサポートしました。 注意:カーネルバージョンが5.4.17-2102.202.5 以降のみサポートされます。 |
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Oracle Linux 8 UEK 6をサポートしました。 注意:カーネルバージョンが5.4.17-2102.202.5 以降のみサポートされます。 |
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以下のARKでもLKCLIを利用できるようになりました。
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以下のARKにおいてスタンバイノード監視機能が利用できるようになりました。
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lk group に所属したroot以外のユーザーからでも lkcliを実行できるようになりました。 | |
lkcli stop でも lkstop 同様に「-i」オプションを使用できるようになりました。 | |
バグの修正 | |
MySQL | MariaDB 10.5 をサポートしました。 |
SAP | 「LKCLI」 を使用してSAPリソースを作成、拡張、構成、クローン作成できるようになりました。 |
SAP CLI の デモ動画 (英語版)はこちら | |
SAP HANA | SAP HANA support for RHEL 8.2 をサポートしました。 |
SAP HANA support for SLES 15.2 をサポートしました。 | |
SAP HANA データベースの Takeover with Handshake機能をサポートしました。 | |
/etc/default/LifeKeeperに調整可能なパラメーターを追加しました。 | |
バグの修正 | |
MQ | WebSphere MQ 9.2 for RHEL 7.9 をサポートしました。 |
WebSphere MQ 9.2 for RHEL 8.3 をサポートしました。 | |
DataKeeper、Install、NFS、IP、Oracle、SAP、Quorum/Witness、Filesystem、Generic、lksupport、DMMP | バグの修正 |
バージョン 9.5.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.9 をサポート。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
CentOS 7.9 をサポート。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Oracle Linux 7.9 をサポート。(2020年12月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Microsoft Azure の Load Balancer を利用した構成において、任意のポートでヘルスチェックプローブに応答する機能を追加。(2020年12月認定) 詳細は こちら をご参照ください。 |
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Google Cloud の Cloud Load Balancing を利用した構成において、任意のポートでヘルスチェックプローブに応答する機能を追加。(2020年12月認定) 詳細は こちら をご参照ください。 |
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以下の ARK で LKCLI の利用をサポート。
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Red Hat Enterprise Linux 8.3 をサポート。(2021年1月認定) | |
Red Hat Enterprise Linux 8.2 をサポート。 | |
CentOS 8.2 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.2(UEK6 は除く)をサポート。 | |
SLES15 SP2 をサポート。 | |
LifeKeeper 内部で使用している OpenSSL パッケージを 1.1.1g に更新。 | |
LifeKeeper 内部で使用している cURL パッケージを 7.68.0 に更新。 | |
lkstop コマンドに -i オプション を追加。このオプションは保護するリソースを停止せずに LifeKeeper のみを停止します。また、停止処理を続行するために 「yes/no」の確認を行う必要があります。 | |
バグの修正 | |
MQ | SIOS Protection Suite for Linux は IBM MQ 9.2 のサポートを開始しました。 (2021年1月) |
QSP | Quick Service Protection(QSP) RK によるApache Tomcat の保護をサポート。 |
install | LifeKeeper の 構成のみ行うセットアップのモード をサポート。その他、セットアップに関する改修。 |
バグの修正 | |
PostgreSQL | PostgreSQL 13 をサポートをサポート。(2020年12月認定) |
EDB Postgres Advanced Server 13.0 をサポート。(2020年12月認定) | |
FUJITSU Software Enterprise Postgres 12 をサポート。(2020年12月認定) | |
SAP HANA | SAP HANA2 SP5 をサポート。(2020年12月認定) |
SAP HANA support for RHEL 8.1 をサポート。(2020年12月認定) | |
SAP HANA support for SLES 12.5 をサポート。(2020年12月認定) | |
バグの修正 | |
SAP | SAP S/4HANA 2020をサポート。(2020年12月認定) |
バグの修正 | |
SAP MaxDB、DB2、DataKeeper、Route 53、Filesystem、SAP、GenericApplication、IP | バグの修正 |
バージョン 9.5.0 の新機能 | |
SAP HANA | SAP HANA Recovery Kitの提供を開始。 詳細については、 SAP HANA Recovery Kit管理ガイド を参照ください。 注意:
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LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.8 をサポート。(2020年7月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
CentOS 7.8 をサポート。(2020年7月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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Oracle Linux 7.8 をサポート。(2020年7月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら をご参照ください。 |
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SUSE Linux Enterprise Server 12 SP5 をサポート。(2020年7月認定) | |
VMware vSphere 7.0 をサポート。(2020年7月認定) | |
CentOS 8.0 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.0 をサポート。 | |
Red Hat Enterprise Linux 8.1 をサポート。 | |
CentOS 8.1 をサポート。 | |
Oracle Linux 8.1 をサポート。 | |
CLI の強化。CLI で LifeKeeper を制御できるようになりました。詳細は 「LKCLI」 を参照してください。 | |
バグの修正 | |
Oracle | Multitenant 構成による PDB の保護をサポート。詳細は 「Oracle Multitenant 構成による Pluggable Database の設定」 を参照してください。 |
PostgreSQL | EDB Postgres Advanced Server 12.0 をサポート。(2020年7月認定) |
PostgreSQL 12 をサポート。 | |
DataKeeper | ミラーボリュームのサイズのオンライン変更をサポート。詳細は 「ミラーのサイズ変更」 を参照してください。 |
障害時の復帰処理を並列で行うよう変更。 | |
LKDR_CONNECT_NBD_DURING_RESTORE パラメーターを追加。詳細については 「DataKeeper パラメーター一覧」 を参照してください。 | |
バグの修正 | |
Filesystem, LVM, NFS, IP, DB2, MaxDB, SAP, Sybase, Sybase ASE, Quorum/Witness | バグの修正 |
バージョン 9.4.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | OS 同梱の OpenJDK をインストールするようになりました。詳細につきましてはテクニカルドキュメンテーションの LifeKeeper の GUI の設定 のページを参照してください。 (2020年12月追記) 一部の環境では LifeKeeper のインストールイメージに同梱の OpenJDK をインストールしています。テクニカルドキュメンテーションの LifeKeeper の GUI の設定 のページを参照してください。 |
SUSE Linux Enterprise Server 15 SP1 をサポートしました。 | |
Oracle Linux 7.7 をサポートしました。 | |
CentOS 7.7をサポートしました。 | |
AWS Nitro systemをサポートしました。 | |
AWS Transit Gatewayをサポートしました。 | |
バグの修正 | |
DataKeeper | DataKeeperがNVMeデバイスに対応しました。 |
バグの修正 | |
VMDK as Shared Storage | LifeKeeper for Linux VMDK as Shared Storage Recovery Kitがリリースされました。詳細につきましては VMDK as Shared Storage 管理ガイド を参照してください。 |
PostgreSQL | PostgreSQL Recovery Kitを使用してPowerGres Plus (Linux 版) v10とPowerGres on Linux v11を保護できるようになりました。 |
FUJITSU Software Symfoware Server (Postgres) V12.4 がサポートされました。(2020年3月認定) オプションの SPS リカバリソフトウェアの要件 、 PostgreSQL Recovery Kit 管理ガイド > 管理 をご参照ください。 |
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Install、IP、MaxDB、EC2 | バグの修正 |
バージョン 9.4 の新機能 | |
LifeKeeper Core | スタンバイノード監視機能を追加しました。ユーザは、スタンバイノードのCPUとメモリーの使用率を監視し、Out-of-Service(OSU)リソースのヘルスを監視して、スタンバイノードのエラーを検出できます。 |
Red Hat Enterprise Linux 8.0 をサポートしました。 注意:RHEL 7 から RHEL 8 のようにカーネルをメジャーバージョンアップすることはサポートされません。(RHEL 7 から RHEL 8 にカーネルをアップグレードした環境では、DataKeeper リソースは動作しません。) |
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Red Hat Enterprise Linux 7.7 をサポートしました。(2019年11月認定) 注意: DataKeeperを使用する場合、LifeKeeperインストール時に特定の手順に従う必要があります。詳細は こちら“をご参照ください。 |
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Oracle Linux 7 UEK5をサポートしました。 | |
バグの修正 | |
MySQL | MariaDB 10.3 をサポートしました。 |
DB2 | DB2 11.5をサポートしました。 |
PostgreSQL | FUJITSU Software Enterprise Postgres 11 をサポートしました。(2019年11月認定) |
SAP | SAP-certified support of SAP S/4HANA Platform via SAP High Availability Clustering Certification S/4-HA-CLU-1.0 SAP S/4HANA 1809 Platform がサポートされました。 SAP S/4HANA 1909 Platform がサポートされました。(2019年11月サポート追加) |
スタンドアロンエンキューサーバー 2(ENSAv2) および エンキューレプリケーションサーバー(ERSv2) をサポートしました | |
SAPリソースUIの機能 を強化しました | |
LifeKeeper SAP ERSリソース を最適化しました | |
バグの修正 | |
DataKeeper、Filesystem、EC2、Oracle、Quorum/Witness、Install | バグの修正 |
バージョン 9.3.2 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.6 をサポートしました。 ただし DataKeeper の非同期モードはサポートされません。 |
CentOS 7.6 をサポートしました。 ただし DataKeeper の非同期モードはサポートされません。 |
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Oracle Linux 7.6 をサポートしました。 ただし DataKeeper の非同期モードはサポートされません。 Unbreakable Enterprise Kernel Release 5 (UEK R5) はサポートされません。(DataKeeper リソースはUEK R5 上では動作しません。) |
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SUSE Linux Enterprise Server 12 SP4 をサポートしました。 | |
SUSE Linux Enterprise Server 15 をサポートしました。 ただし 、 DataKeeper にセクターサイズが奇数のディスクは利用できません。 SLES 12 から SLES 15 のように Kernel をメジャーバージョンアップすることはサポートされません。(SLES 12 から SLES 15 に Kernel をアップグレードした環境では 、 DataKeeper リソースは動作しません。) |
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Install | 現在の setup コンフィグレーションを保存するための -s オプションを setup コマンドに追加しました。 |
DataKeeper | マルチターゲットミラーの場合に前のソースを待機します。 マルチターゲットミラーの場合 、 DataKeeper はミラーが In-service になっている最後のサーバー(前のソース)を追跡します。フェールオーバーが発生した場合 、 すべてのターゲットを同期させるために 、 前のソースのビットマップが必要になります。 DataKeeper はターゲットへのレプリケーションを再開する前に 、 前のソースがクラスタに参加するのを自動的に待機します。これにより前のソースのビットマップがマージされ 、 部分再同期のみ行えばよくなります。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 11 をサポートしました。 |
EDB Postgres Advanced Server v11 をサポートしました。 | |
FUJITSU Software Enterprise Postgres 10 をサポートしました。 | |
MQ | IBM MQ v9.1 をサポートしました。 |
Oracle | Oracle 19c をサポートしました。 (2019年8月に認定) |
SELinux | SELinux の permissive モードは、SAP 環境でのみサポートされています。詳細については、「テクニカルノート 」を参照してください。 |
Core, DataKeeper, Install, SAP, PostgreSQL, Generic, EC2, Apache, GUI, lksupport, Filesystem | バグの修正 |
バージョン 9.3.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | OpenSSLパッケージを 1.0.2p に更新しました。 |
Red Hat Enterprise Linux 6.10 をサポートしました。 | |
CentOS 6.10 をサポートしました。 | |
Oracle Linux 6 Update 10 をサポートしました。 | |
MySQL | MySQL 8.0 をサポートしました。 |
Oracle | Oracle 18c をサポートしました。 (2019年3月に認定) |
Install 、 EC2 、 Route 53 | バグの修正 |
バージョン 9.3 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 7.5 をサポートしました。 ただし DataKeeper の非同期モードはサポートされません。 |
CentOS 7.5 をサポートしました。 ただし DataKeeper の非同期モードはサポートされません。 |
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Oracle Linux Version 7.5 をサポートしました。 ただし DataKeeper の非同期モードはサポートされません。 |
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VMware vSphere 6.7 をサポートしました。(2018年10月認定) | |
バグの修正 | |
EC2, Route 53 | EC2 、 Route 53 RKがHTTPプロキシに対応しました。 |
バグの修正 | |
Quorum/Witness | ストレージ QWK をサポートしました。詳細はこちら をご参照ください。 |
バグの修正 | |
Install | インストールスクリプトが刷新されました。詳細はこちら をご参照ください。 |
SAP, Oracle, Samba, MQ, Sybase, Filesystem, Generic Application, QSP, SAP MaxDB, DataKeeper | バグの修正 |
バージョン 9.2.2 の新機能 | |
EC2,Route 53 | IAM ロールに対応しました。 (Openswan Recovery Kit は IAM ロール未対応のため 、 Cross Region 構成の場合は 、 v9.2.1 をご利用ください。) |
DataKeeper | 保護対象ディスクを識別する方法として 、 GUID Partition Table(GPT)をサポートしました (Linux kernel 2.6.27以前の場合 、 サポートされるディスクはSCSIハードディスクとXen仮想ディスク(xvd)です。) |
PostgreSQL | PostgreSQL 10 をサポートしました |
EDB Postgres Advanced Server v10.0をサポートしました(2018年4月に認定) | |
SAP,NAS,EC2 | バグの修正 |
バージョン 9.2.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Oracle Linux Version 7.4 をサポートしました |
CentOS 7.4 をサポートしました | |
SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 をサポートしました ※ SUSE Linux Enterprise Server 12 SP3 を使用する場合は 、 カーネルを 4.4.82-6.9.1 にアップグレードしてください |
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Recovery Kit for EC2 、 Route 53 Recovery Kit 、 Openswan Recovery Kit をセットアップメニューからインストールできるようになりました。なお Openswan Recovery Kit は CrossRegion 構成でのご利用のみサポート対象となります | |
バグの修正 | |
PostgreSQL | EDB Postgres Advanced Server 9.6 をサポートしました |
MQ | IBM MQ 9.0 をサポートしました |
バージョン 9.2 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux Version 7.4 をサポートしました |
SNMP トラップを複数のターゲットに送信することができるようになりました | |
バグの修正 | |
IP | 実 IP(NIC に設定されたプライマリ IP アドレス)を用いた IP リソースを作成できるようになりました |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.6 をサポートしました |
FUJITSU Software Enterprise Postgres 9.6 をサポートしました 詳細はオプションの SPS リカバリソフトウェアの要件 、 PostgreSQL Recovery Kit 管理ガイド > 管理 をご参照ください。 |
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MQ | IBM MQ 9.0 をサポートしました (2017 年 12 月に認定) |
MD, SAP, SAP MaxDB, Quorum/Witness, Route 53, Install | バグの修正 |
バージョン 9.1.2 の新機能 | |
LifeKeeper Core | SUSE Linux Enterprise Server 12 SP2 をサポートしました。 |
CentOS7.3をサポートしました。 | |
Red Hat Enterprise Linux Version 6.9をサポートしました。 | |
Oracle Linux Version 7.3の UEK カーネルをサポートしました。 | |
バグの修正 | |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.6 をサポートしました |
FUJITSU Software Enterprise Postgres 9.6 をサポートしました 詳細はオプションの SPS リカバリソフトウェアの要件 、 PostgreSQL Recovery Kit 管理ガイド > 管理 をご参照ください。 |
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Oracle | Oracle 12c R2をサポートしました。 |
DB2 | DB2 11.1をサポートしました。 |
IP, QSP, MySQL, NFS | バグの修正 |
バージョン 9.1.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | SUSE Linux Enterprise Server 12 SP1 のサポート ※ SP1 を適用していない SLES12 の利用はサポートされません。 ※ Btrfs の利用はサポートされません。 |
Red Hat Enterprise Linux Version 7.3 のサポート | |
Oracle Linux Version 7.3 のサポート ※ UEK の利用はサポートされません。 |
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vSphere 6.5 のサポート | |
バグの修正 | |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.5 のサポート EDB Postgres Advanced Server v9.5 のサポート FUJITSU Software Symfoware Server (Openインタフェース) V12.2 のサポート FUJITSU Software Symfoware Server (Postgres) V12.3 のサポート FUJITSU Software Enterprise Postgres 9.5 のサポート 詳細はオプションの SPS リカバリソフトウェアの要件 、 PostgreSQL Recovery Kit 管理ガイド > 管理 をご参照ください。 |
Sybase ASE | Sybase ASE 16.0 のサポート |
MySQL | RHEL 7.x/CentOS 7.x/OEL 7.x での MySQL 5.7 のサポート ※ 上記以外の環境での MySQL 5.7 は既にサポートされています。 |
SAP | SAP 7.5 のサポート |
バージョン 9.1.0 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux 6.8のサポート(2016年9月に認定) CentOS 6.8, Oracle Linux 6.8についてもサポートいたします (2016年9月に認定)。 *注意: これらのOS上でのMD RecoveryKitの利用はサポートされません。 |
LifeKeeper API for Monitoringのサポート LifeKeeperのステータスやログの情報を提供するAPIを設けました。 |
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Quick Service Protectionのサポート OSサービスの簡易保護機能を提供します。 |
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バグの修正 | |
バージョン 9.0.2 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux Version 7.2のサポート ※MySQL RKはRHEL 7.x/CentOS 7.x/OEL 7.xをサポートしていません。 |
OpenSSLパッケージを1.0.1qに更新 | |
バグの修正 | |
MQ | WebSphere MQ – マルチバージョン の WebSphere MQ のサポートが追加されました。本サポートにより 、 バージョン 7.1 、 7.5 、 および 8.x のキューマネージャのすべてを同クラスタノードで保護できるよう になりました。 |
mqm userだけがMQ commandを実行するために使えるというRecovery Kitの制限を除外。この変更により 、 mqm groupのどのuser でもRecovery KitでMQ command を実行することが出来る。 | |
バグの修正 | |
IP, Filesystem, DMMP, DataKeeper, EC2, PostgreSQL, Power Path, SAP, SAP DB/MaxDB, Oracle | バグの修正 |
Licensing | FlexNetの新しいバージョンへ更新 |
バージョン 9.0.1 の新機能 | |
LifeKeeper Core | バグの修正 |
DataKeeper | バグの修正 |
バージョン 9.0 の新機能 | |
LifeKeeper Core | Red Hat Enterprise Linux Version 6 Update 7 サポート (2015 年 10 月に認定) |
Community ENTerprise Operating System (CentOS) Version 6 Update 7 サポート (2015 年 10 月に認定) | |
Oracle Linux Version 6 Update 7 サポート (2015 年 10 月に認定) | |
SUSE SLES 11 SP4 サポート (2015 年 10 月に認定) | |
Chefサポート (2ノードのDataReplication構成で 、 IP/FileSystem/Apache/MySQL/PostgreSQLのARKが対象) | |
詳細な説明を記載したSPS for Linux のパラメータ一覧 を追加し 、 lkchkconfコマンド を追加 | |
vSphere 6のサポート | |
reiserfsファイルシステムタイプのサポートを廃止 | |
Oracle Linux Version 7.0/7.1でサポートされるARKは 、 LifeKeeper for Linux v8.4.1と同じです (対象ARK:PostgreSQL, MySQL, Oracle, DB2, Apache, Postfix, DMMP, LVM, NFS, NAS, Samba, MD, EC2, Route 53, Openswan) | |
バグの修正 | |
DataKeeper | DataKeeper for LinuxのRewind機能を廃止(バージョンアップする場合は 、 先にRewind機能を停止してください) |
バグの修正 | |
GUI | JRE 8u51のサポート(JRE 7はサポートされません) |
Chromeブラウザのサポートを廃止 | |
バグの修正 |
バグの修正
下記は、本バージョンで修正されたバグおよび拡張機能の一覧です。
PL-3177 | SAP RKにおいてエラーメッセージが表示されないことがある問題を修正しました。 |
PL-3822 | サポートされていないカーネルバージョンにアップグレードした後にLifeKeeperのアップグレードを開始しようとした時に、アップグレードを中止するようにしました。 |
PL-4122 | quickCheckの失敗やrecoverの際に取得するログが多くなる問題を修正しました。 |
PL-4169 | quickCheck実行時に、SAPのエラーメッセージがブロックされることがある問題を修正しました。 |
PL-4317 | 顧客がシステムをスナップショットからロールバックしたとき、DataKeeper が再同期を行えないバグを修正しました。 |
PL-4318 | システムの応答に時間がかかるときにログメッセージを出力するようにしました。 |
PL-4446 | 再起動または再稼働時に複数リソースのミラーリングが復旧に失敗することがある問題を修正しました。 |
PL-4769 | setupスクリプトでパッケージのアンインストールを行う際に使用中のリソースに対して警告を出すように修正しました。 |
PL-5140 | block failoverオプションを簡単に設定できるようにしました。 |
PL-5163 | lkcli resource infoコマンドの終了ステータスがエラー時にも0になることがある問題を修正しました。 |
PL-5402 | lksupportでgrub2の情報を取得できるようにしました。 |
PL-5415 | quickCheck実行前にrecoverスクリプトが実行されているか確認するように修正しました。 |
PL-5594 | 一部環境であったLifeKeeperとOS同梱のOpenJDKで発生するメモリ管理不整合の問題を修正しました。 |
PL-5596 | lkcli importコマンドでリソースの依存関係が正しく構築されないことがある問題を修正しました。 |
PL-5870 | HANA RKにおいてGUIのステータスが正しく表示されないことがある問題を修正しました。 |
PL-6013 | SAPのremoveスクリプトのログを修正しました。 |
PL-6050 | Quorumとフェイルオーバーの処理が競合する問題を修正しました。 |
PL-6608 | Filesystemリソースをimportする際にdiskをマウントするように修正しました。 |
PL-6616 | システムのシャットダウン時にlifekeeper.serviceとmultipathd.serviceが競合することがある問題を修正しました。 |
PL-6691 | Oracleのコマンドを実行時にoracle userにセットされている環境変数PERL5LIBをリセットするようにしました。 |
PL-6706 | アップグレード時にmodprobeがリセットされることでnbdに障害が発生することがある問題を修正しました。 |
PL-6727 | LKCLIのexport時にクラスターノードの状態を確認するように修正しました。 |
PL-6780 | lkscsidがメモリ/スレッドリークしてしまう問題を修正しました。 |
PL-6850 | SAPで共有ディスクにNFSを使用している場合、ログにすべてのマウント情報が見えてしまうことがある問題を修正しました。 |
PL-7066 | リソースの拡張時に生じるpriorityの問題を修正しました。 |
PL-7077 | admユーザーのログインシェルがbashでない場合のsr_register, sr_takeover, および出力リダイレクトの問題を修正しました。 |
PL-7178 | 既にリソースが存在する状態でLKCLI import を行うと、警告文とともに既存リソースがリストアップされるように修正しました。 |
PL-7185 | IPv6でスイッチオーバー時にルートテーブルを削除してしまうことがある問題を修正しました。 |
PL-7308 | lkcliのconfigコマンドにおいてallオプションが必須になっている問題を修正しました。 |
PL-7309 | lkcliのgenappにあるconfigコマンドで追加したスクリプトに実行権限が付与されない問題を修正しました。 |
PL-7310 | lkcliのcleanコマンドにおいて一部のリソースが削除されないことがある問題を修正しました。 |
PL-7363 | パラメータWAITFORLCMのデフォルト値を20から30に変更しました。 |
PL-7858 | IPリソースのrestoreまたはrecover時に物理IPが0.0.0.2に変わることがある問題を修正しました。 |
PL-8035 | LKのセットアップ時に、オプションとしてインストール対象となるHADRパッケージを指定できるようにしました。 |
PL-8152 | NFSリソースにおいて、LKCLI importが成功しない問題を修正しました。 |
PL-8971 | IPリソースのネットマスクが32bitで設定できるようにしました。 |
PL-9012 | LKCLI importにおける、deviceのvalidationの問題を修正しました。 |
PL-9033 | NFSリソースを作成する際、依存関係を作成するIPリソースがプライマリとなっているサーバー上でなければならない問題を修正しました。 |
PL-9036 | LKCLIのdeleteコマンドでhanfsリソースが残ることがある問題を修正しました。 |
PL-9056 | ディスクリソースのIDが不適切に設定されることがある問題を修正しました。 |
PL-9146 | Kernelの不具合を起因として、レプリケーションの部分再同期時にtarget側のデータ破損が起こることがある問題を回避するためのモジュールを作成しました。 |
PL-9320 | ログメッセージの書き込み時に処理がループすることでシステムがハングすることがある問題を修正しました。 |
PL-9900 | SLESとUEKでインストールの際にSecureBootが有効になっていた場合、警告を出すようにしました。 |
Hot Fixes と Add-on サポートパッケージ
パッチの提供に関しては、SIOS テクニカルサポートにお問い合わせください。また、パッチに添付されている Readme ファイルは英語版のみの提供です。
steeleye-lkHOTFIX-Gen-LB-PL-7172-9.5.1-7154.1.x86_64.rpm | 現在のバージョンのアドレス PL-13953: デーモンプロセスが実行中であっても、リストアは success を返します。 PL-14238: 再起動後に Check_exist_process が機能しないことがあります。 前のバージョン (steeleye-lkHOTFIX-Gen-LB-PL-7172-9.5.1-7154.x86_64.rpm) のアドレス PL-7172: Microsoft Azure、Google Cloud Platformのロードバランサーに対応。 |
ロードバランサーヘルス チェック用の汎用アプリケーションリカバリキットは、Microsoft Azure (Azure) 環境と Google Cloud Platform (GCP) 環境のロードバランサーのターゲットインスタンスの TCP ヘルス チェックプローブを受信して応答するメカニズムを提供します。 以前のバージョンの HOTFIX を更新する場合は、rpm -Uvh を使用します。 パッチのインストールおよびクラスター内のすべてのスクリプトを更新する方法の詳細については、このパッチに付属の readme.txt を参照してください。 |
steeleye-lkHOTFIX-core-PL-11771-9.6.0-7333.x86_64.rpm | このパッチは、NFS 階層の切り替え中の障害に関連する問題を修正します。 特に、SAP 環境では、fuser プロセスがハングアップすることが確認されています。 | このパッチは、fuser プロセスに関連する問題のあるハングを回避します。 |
steeleye-lkHOTFIX-ROUTE53-PL-11129-9.6.0-7333.noarch.rpm | インターネットアクセスまたは構成された AWS ロールを使用せずにノードから AWS CLI にアクセスするときの Route53 Recovery Kit の障害に対処します。 | このパッチは、AWS CLI 呼び出しを試行する前に、value_domain スクリプト内で NO_PROXY をエクスポートします。 |
steeleye-lkHOTFIX-SAP-PL-13003-9.6.0-7333.1.x86_64.rpm |
|
1) このパッチは、LifeKeeper 9.4.0 より前に作成された ERS リソースのプロパティパネルに、両方のクラスターノードの保護されたインスタンスのステータスが表示されない問題を修正します。 (パッチリビジョン 7333.1 で追加) 2) このパッチにより、SIOS SAP HA Cluster Connector ルーチンは、上記の影響を受ける SAP カーネルバージョンおよびパッチレベルの SAP HA Script Connector ライブラリと正常に通信できるようになります。 |
steeleye-lkHOTFIX-DR-PL-13245-9.6.0-7333.noarch.rpm | ミラーリングされたデバイスの一意の識別子の要件に関する緊急メッセージの頻度が増加しました。 | このパッチは更新された DRBase.pm ファイルを提供し、LifeKeeper の起動ごとにリソースの緊急メッセージを 1 つの quickCheck サイクルに制限します。 データを損失や破損から保護するには、一意の識別子が引き続き必要です。 |
steeleye-lkHOTFIX-core-PL-7770-9.6.1-7412.noarch.rpm | このパッチは、lklicmgr コマンドが SAP HANA ARK のライセンスを正しく認識せず、不明として表示することに関連する問題を修正します。 | このパッチは、インストールされている HANA ARK ライセンスの誤った不明なステータスメッセージを回避します。 |
steeleye-lkHOTFIX-NFS-CE-2925-9.6.0-7333.noarch.rpm | exportfs がハングすると、NFS リソース階層の切り替えがハングします。 | このパッチは、アクションを中止する前に、exportfs コマンドが完了するまで最大 30 秒待機します。 プロセスがハングしているように見え、ハングを解消するためにシステムの再起動が必要になる場合があるという通知がユーザーに提供されます。 |
steeleye-lkHOTFIX-systemd-PL-15331-9.6.2-7477.noarch.rpm |
|
このパッチは、lifekeeper.service ファイルに関連する問題を修正します。 |
SPS for Linux Version 9 で廃止された機能
本リリースで廃止された機能 | |
Core | Red Hat Enterprise Linux 6 はサポートされなくなりました。 |
CentOS 6 はサポートされなくなりました。 | |
Oracle Linux 6 はサポートされなくなりました。 | |
Software RAID | SPS Software RAID (md) Recovery Kit はサポートされなくなりました。 |
Oracle | Oracle virtual machine (OVM) 3.4.6はサポートされなくなりました。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.5はサポートされなくなりました。 |
EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.5はサポートされなくなりました。 | |
VMware | VMware vSphere 5.5 , 6.0はサポートされなくなりました。 |
バージョン 9.5.1で廃止された機能 | |
Core | Chefを用いた環境構築のサポートを終了。 |
バージョン 9.5.0で廃止された機能 | |
LifeKeeper Core | syslog-ng を用いた system ログ管理のサポートを終了。rsyslog を使用してください。 |
SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 11.0 ~ SP4 のサポートを終了。 | |
IAM ロール移行ツール /opt/LifeKeeper/lkadm/bin/aws_iam_migration のサポートを終了。IAM ロールは以前のバージョンで移行を済ませてから使用してください。 | |
DataKeeper | DataKeeper for Linux(DK リソース)を利用して、ディスク識別に DEVNAME を用いる環境のサポートを終了。GPT パーティション(GUID Partition Table)環境を使用してください。 |
Oracle | Oracle Database Enterprise Edition 11g R2 のサポートを終了。 |
Oracle Database Standard Edition 11g R2 のサポートを終了。 | |
Oracle Database Standard Edition One 11g R2 のサポートを終了。 | |
MySQL | MariaDB 5.5, 10.0 はサポートのサポートを終了。 |
PostgreSQL | PostgreSQL 9.4 のサポートを終了。 |
EnterpriseDB Postgres Plus Advanced Server 9.4 のサポートを終了。 | |
バージョン 9.4.1で廃止された機能 | |
なし | |
バージョン 9.4で廃止された機能 | |
DataKeeper | マルチサイトクラスター機能の廃止。 |
システム要件
SPS の製品要件
説明 | 要件 |
---|---|
Linux オペレーティングシステム | クラスターを構成する全てのサーバーは、同一のオペレーティングシステムを利用する必要があります。個々のオペレーティングシステム情報については、 「Linux の設定」 を参照してください。 |
仮想化環境 | 仮想マシン内で起動するゲスト OS は 「Linux の設定」 に記載のバージョンを利用する必要があります。 サポート対象の仮想化環境の詳細については、サポートマトリックス を参照ください。 SPS for Linux が利⽤可能なクラウド環境については こちら を参照してください。 以下の仮想化環境は SPSuite for Linux がサポートする仮想化環境の一例です。
VMware vSphere v6.5 以降 では vSAN の利用をサポートします。ただし RDM は、vSAN で⾮サポートとなるため、利⽤できません。 KVM および Oracle VM Server for x86 仮想化環境上の SPS for Linux では、ファイバーチャネルSANおよびSCSIディスクを使用するクラスター構成をサポートしません。 注意: AWSやAzure環境で動作するSLESにおいて、クラウドネットワークプラグインによって仮想 IP アドレスの動的な変更が⾏われることにより、LifeKeeper クラスターの動作に影響を与えることがあります。詳細や回避策は トラブルシューティング > 既知の問題と制限 > 「LifeKeeper Core」 をご確認ください。 |
メモリー | システムの最小メモリー要件は、OS が必要とする最小要件を満たしてください。システムのメモリーは SPS が保護するシステム上で動作するアプリケーションに対してサイジングする必要があります。 |
ディスク容量 | SPS for Linux の導入に必要なディスク容量は次のとおりです。
|
Java Runtime Environment | OpenJDK 1.8、10以降 |
SPSのオプションリカバリーソフトウェアの要件
SPS が保護するアプリケーションに適⽤される追加の要件や制限については、アプリケーション設定 を参照してください。
製品 | 要件 |
---|---|
SPS Apache Web Server Recovery Kit | Apache Web Server v2.4 |
SAP Recovery Kit |
|
SPS SAP MaxDB Recovery Kit |
|
SPS Postfix Recovery Kit |
|
SPS Oracle Recovery Kit |
|
SPS DB2 Recovery Kit |
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SPS MySQL Recovery Kit |
|
SPS PostgreSQL Recovery Kit |
|
SPS Sybase ASE Recovery Kit | Sybase ASE 15.7、16.0 |
SPS Samba Recovery Kit | サポート対象の Linux ディストリビューションに付属の標準 samba ファイルサービス |
SPS NFS Server Recovery Kit |
注意: Red Hat Enterprise Linux 7以降、CentOS 7以降、Oracle Linux 7以降では NFSv2 はサポートされません。 Red Hat Enterprise Linux 8以降では NFS over UDP はサポートされません。 一部の環境では追加の設定を必要とする場合があります。詳細は「特定の設定上の考慮事項 」を参照してください。 |
SPS Network Attached Storage Recovery Kit | NFS バージョン v2、v3、v4 のいずれかでのマウントをサポートする NFS サーバーまたは NAS デバイス 注意: Red Hat Enterprise Linux 7以降、CentOS 7以降、Oracle Linux 7以降では NFSv2 はサポートされません。 Red Hat Enterprise Linux 8以降では NFS over UDP はサポートされません。 一部の環境では追加の設定を必要とする場合があります。詳細は「特定の設定上の考慮事項 」を参照してください。 |
SPS Logical Volume Manager (LVM) Recovery Kit | Linux Logical Volume Manager (LVM) バージョン 1 または 2 のボリュームグループおよび論理ボリューム |
EMC PowerPath |
|
Device Mapper Multipath (DMMP) |
|
Hitachi Dynamic Link Manager Software (HDLM) |
|
NEC iStorage Storage Path Savior (NECSPS) |
|
WebSphere MQ リソース |
|
Quorum/Witness Package | quorum/witness モードのクラスターに参加するすべてのノード (witness 専用のノードを含む) には 、 Quorum/Witness Server Support Package for SPS をインストールする必要があります。 |
ストレージとアダプターのオプション
共有ストレージ構成において SPS for Linux がサポートするストレージモデルやアダプターについては、「ストレージとアダプターのオプション」 を参照してください。また、ドライバーのバージョンやその他の設定要件の詳細については、 「ストレージとアダプターの設定」 を参照してください。
オープンソースソフトウェア
本バージョンの SPS for Linux のインストールイメージに同梱されるオープンソースソフトウェアとそのバージョン、ライセンスの⼀覧です。
名称 | バージョン | ライセンスのタイプとバージョン |
---|---|---|
curl-7.68.0-1 | 7.68.0 | MIT |
libcurl-7.68.0-1 | 7.68.0 | MIT |
gnutls-2.8.6-3.1 | 2.8.6 | GPLv3+ and GPLv2+ |
gnutls-utils-2.8.6-3.1 | 2.8.6 | GPLv3+ |
libgcrypt-1.5.0-2.1 | 1.5.0 | LGPv2+ |
libgpg-error-1.10-2.1 | 1.1 | LGPv2+ |
libvirt-0.9.3 | 0.9.3 | LGPLv2+ |
libxml2-2.7.8-7.1 | 2.7.8 | MIT |
libxml2-static-2.7.8-7.1 | 2.7.8 | MIT |
lighttpd-1.4.41-1 | 1.4.41 | BSD |
lighttpd-fastcgi-1.4.41-1 | 1.4.41 | BSD |
openjdk-12.0.2 | 12.0.2 | GPLv2+ |
java-1_8_0-openjdk-1.8.0.222-351.4 | 1.8.0 | GPLv2+ |
java-1_8_0-openjdk-headless-1.8.0.222-351.4 | 1.8.0 | GPLv2+ |
openssl-1.1.1g-1 | 1.1.1g | BSDish |
openssl-perl-1.1.1g-1 | 1.1.1g | BSDish |
pcre-4.5-2.1 | 4.5 | distributable |
pdksh-5.2.14 | 5.2.14 | GPL, distributable |
perl-5.8.8-8.2 | 5.8.8 | Artistic License or GPL |
perl-addons-5.8.8-24.1 | 5.8.8 | Various(GPL, artistic v2, BSD, Open Market, GPLv2+, MIT) |
powercli-11.5.0-1 | 11.5.0 | Various |
powershell-6.2.3-1 | 6.2.3 | MIT |
readline-4.3-14.1 | 4.3 | GPL |
runit-2.0.0-4.11 | 2.0.0 | BSD |
util-linux-2.31.1-2 | 2.31.1 | GPLv2 and GPLv2+ and LGPLv2+ and BSD with advertising and Public Domain |
xenserver-5.6.100 | 5.6.100 | LGPL |
Perl Config::IniFiles (CPAN module) | 2.27 | GPL/Artistic (Same as Perl) |
HADR-CentOS-2.6.32 | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-CentOS-3.10.0 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-CentOS-4.18.0 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-2.6.32 | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-RHAS-3.10.0 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-RHAS-4.18.0 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-2.6.32 | 2.6.32 | GPLv2 |
HADR-OEL-3.10.0 | 3.10.0 | GPLv2 |
HADR-OEL-4.18.0 | 4.18.0 | GPLv2 |
HADR-OEL.UEK-4.14.35 | 4.14.35 | GPLv2 |
HADR-SuSE-4.12.14 | 4.12.14 | GPLv2 |
HADR-SuSE-5.3.18 | 5.3.18 | GPLv2 |
クライアントのプラットフォームとブラウザー
SPS web クライアントは 、 Java Runtime 環境 JRE 8 update 51 をサポートするすべてのプラットフォームで動作します。現在動作が確認されている環境は、 JRE 8 update 51 を使⽤した Linux、Windows Server 2008 R2 、 Windows Server 2012 R2 、 Windows Server 2016、 Windows 7、 Windows8、 Windows 10 上のFirefox (Firefox 51 まで) 、 および Internet Explorer です。 その他の最近のプラットフォームやブラウザーも 、 SPS web クライアントが動作する可能性がありますが、 それらの環境はテストされていません。また 、 各ブラウザ固有の機能についても 、 テストされていません。
クライアントマシンのローカル host ファイル(通常は /etc/hosts または C:\windows\system32\drivers\etc\hosts にあります)には、クラスターを構成するすべてのサーバーのホスト名とIPアドレスを設定する必要があります。クライアントのサーバーへの接続時間を最⼩にするとともに、 DNS 停⽌時であってもサーバーへの接続を可能にします。
インストールおよび構成
インストールおよび構成の詳しい情報については 、 SIOS Protection Suite インストレーションガイド を参照してください。
アップグレード
SPS for Linux v9.5.x へは、は、v9.3.x および v9.4.x からアップグレードすることができます。これらより前のバージョンからアップグレードする場合、それまでのバージョンをアンインストールし、SPS for Linux を再インストールする必要があります。それまでのバージョンをアンインストールしないで v9.5.x へアップグレードしたい場合には、⼀度 v9.3.x または v9.4.x にアップグレードした後、さらに v9.5.x にアップグレードする⽅法をとることもできます。
テクニカルノート
SPS 環境に関連した構成および動作上の問題に関して、テクニカルノート の参照を強く推奨します。
既知の問題
「既知の問題と制限 」と「DataKeeper トラブルシューティング 」をそれぞれ参照してください。
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