必要なセットアップ作業を完了したあと、Postfix リソース階層を作成するために、以下の手 順を行います。
重要: Postfix リソース・インスタンスを作成する前に、仮想 IP アドレスを LifeKeeper の保護下に置く必要があります。
- [LifeKeeper GUI] メニューから [編集] を選択し、次に [サーバ] を選択します。ドロップダウンメニューから、 [リソース階層の作成] を選択します。
[リソース作成ウィザード] ダイアログ・ボックスが表示され、クラスタにインストールされている全ての Recovery Kit がリストボックスに表示されます。
- [Postfix Mail Server] を選択します。
- 次の表で説明している情報を入力します。どのダイアログ・ボックスでも、 [戻る] がアクティブになっているときには、直前のダイアログ・ボックスに戻ることができます。 これは、エラーが発生して、前に入力した情報を修正する必要がある場合に便利な機能です。いつでも [キャンセル] をクリックして、作成処理全体を取り消すことができます。
Switchback Type | 注記: スイッチバックの方法は、Postfix リソースで使用するプリントサーバ、IP リソース、フ ァイル・システムリソースのスイッチバック方 法と一致している必要があります。一致していない場合、Postfix リソース作成時に、Postfix リソースに対して選択された設定に一致するように設定がリセットされます。 |
Server | 階層を作成するサーバを選択します。 |
Postfix Binary Location | Postfix デーモンが置かれてディレクトリパス名を入力してください。 |
Postfix server Config File Location | Postfix の設定ファイル(main.cf) が置いてあるディレクトリを入力します。 |
Queue Root Directory | Postfix キューディレクトリのディレクトリパス名を入力してください。 デフォルトは前のウィザードで指定した構成ファイルから決定されます。 Postfix キューディレクトリは共有ディスクの上になければなりません。Postfix キューディレクトリがシンボリックリンクであるならば、ダイアログ・ボックスはディレクトリの最初の場所を指しているシンボリックリンクのルートディレクトリを示します。 |
Root Tag | LifeKeeper が示すデフォルト・ルート・タグを選択するか、このサーバ上のリソース・インスタンスの重複しない名前を入力します。デフォルトは postfix-on-<キューディレクトリパス>です。英字、数字、および特殊文字(- _ . /)を使用できます。 |
- [作成] をクリックします。 [リソース作成ウィザード] が表示され、Postfix リソース階層が作成されます。LifeKeeper によって入力データが検証されます。問題が検出された場合、情報ボックスにエラーメッセージが表示されます。
- 情報ボックスが表示され、Postfix リソース階層の作成に成功したこと、フェイルオーバによって保護するには、クラスタ内の別のサーバにリソース階層を拡張する必要があることを示すメッセージが表示されます。 [次へ] をクリックします。
- [続行] をクリックします。 [事前拡張ウィザード] が起動されます。リソース階層を別のサーバに拡張する方法の詳細については、次の「Postfix リソース階層の拡張 」の手順2 を参照してください。
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