本セクションでは、NFS v2/v3 でのアクティブ / スタンバイ設定の例を示します。この設定では、NFS を実行し、ファイルシステムをエクスポートしている Server 1 がアクティブと見なされます。 Server 2 は別の処理を実行します。 Server 1 に障害が発生した場合、 Server 2 がファイルシステムへのアクセス権を獲得し、LifeKeeper のセカンダリ階層を使用して、クライアントがファイルシステムをアクセスできるようにします。
注記: アクティブ / スタンバイ設定では、サーバ 2 でも NFS が実行されていることがありますが、他の NFS リソースは LifeKeeper によって保護されていません。
NFS v2/v3 でのアクティブ / スタンバイ設定例
設定に関する注記:
- NFS ソフトウェアを両方のサーバにインストールしておく必要があります。
- 基礎ファイルシステム (File System A) は共有 (または複製) ディクス上に置く必要があります。
- NFS エクスポートポイントは /home/test です。
- エクスポートされたファイルシステムは、プライマリサーバとバックアップサーバの両方で同じマウントポイントにする必要があります。
- Server 2 は Server 1 がアクティブである間は、共有ディスク上のファイルとディレクトリにアクセスできません。
Server 1 でのリソース階層の作成
Server: | Server1 |
Export Point: | /home/test |
IP Tag: | ip-172.17.100.202 |
NFS Tag: | nfs-/home/test |
Server 2 へのリソース階層の拡張
Template Server: | Server1 |
Tag to Extend: | nfs-/home/test |
Target Server: | Server2 |
Target Priority: | 10 |
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