LifeKeeper を削除する前に

LifeKeeper ソフトウェアを削除するにあたって以下の事項が必要となります。

  1. アプリケーションの移動もしくは停止。ソフトウェアを削除する前に、LifeKeeper for Windows の保護が必要なアプリケーションがサーバ上にないことを確認してください。 アプリケーションリソースが In Service 中のアプリケーションが存在するサーバ上から LifeKeeper を削除しないでください。LifeKeeper を削除すると、イクイバレンシ、リソース階層の定義およびログファイルのような設定データがすべて削除されます。追加情報についてはリソース階層の移動 を参照してください。
  1. LifeKeeper が実行中である。 LifeKeeper Recovery Kit ソフトウェアを削除する場合、LifeKeeper が動作している必要があります。 サービス MMC スナップインを使用して LifeKeeper サービスが実行中であることを確認します。LifeKeeper が実行中でない場合、クラスタ内の別の LifeKeeper for Windows サーバからリソースインスタンスを削除できず、サーバに一貫性がない状態になります。
  1. リソース階層の削除。 LifeKeeper を削除するサーバからリソース階層を拡張もしくは削除してください。リソース階層がサービス中のサーバからは、絶対に Recovery Kit を削除しないでください。現在のリソース階層が壊され、Recovery Kit の再インストール時に再作成しなければならなくなります。
  1. 全パッケージの削除。 LifeKeeper core を削除する場合は、最初に LifeKeeper に依存する別のパッケージを削除してください。例: LifeKeeper for Windows リカバリキット。LifeKeeper for Windows リカバリキットを削除する前に、関連するアプリケーションリソース階層を削除することを推奨します。

DataKeeper を削除する前に

DataKeeper のアンインストールおよび前バージョンの再インストールを実施する際は、アンインストール前に各ノードですべてのジョブ/ミラーを削除する必要があります。ソフトウェアを再インストールした時点でジョブ/ミラーを再作成する必要があります。

LifeKeeper for Windows のアンインストール

  • Windows のコントロールパネル で、インストールされたプログラムのリストから、 SIOS DataKeeper もしくは LifeKeeper を選択してください。
  • アンインストール を選択してください。

アンインストール処理が完了した時点で、再起動が必要となります。

注記: アンインストール時には自動的に SIOS DataKeeper および/または LifeKeeper サービスが停止され、レジストリエントリがクリアされます。

削除が完了しても以下のファイル群はアンインストール時に削除されません。

パスおよびファイル名
定義および特別な考慮事項
<windows dir>/SysWOW64)/LKLicense SIOS Technology Corp. 製品の共通のライセンスファイルディレクトリです。ライセンスファイルがインストールされる場所で、複数の SIOS Technology Corp. 製品のライセンスが毎回このパスにインストールされます。インストール済みのライセンスを残しておくため、アンインストール時にこのパスは削除されません。
 
手動で削除することが安全ですが、そのソフトウェアを後で再インストールすることになった場合、ライセンスも同じく再インストールする必要があります。
<windows dir>/SysWOW64)/PerfStringBackup.ini 新しいパフォーマンスモニタカウンタがインストールされる時 Windows により作成されるバックアップファイルです。perfmon カウンタをインストールする際に作成されます。
 
このファイルは、Windows 自身により作成されるファイルなので、単体で残ります。
<windows dir>/inf/ExtMirr/0011/ExtMirrCounters.ini このファイルは、DataKeeper パフォーマンスモニタカウンタ を記述しています。このファイルは削除またはそのまま残しておくことも可能です。これは実行ファイルではありません。

注記

  • 重要: LifeKeeper for Windows ソフトウェアのアンインストールには Microsoft Visual C++ 2015 Redistributable package のインストールが必要となります。このパッケージは LifeKeeper for Windows がアンインストールされるまで削除しないでください。
  • LifeKeeper for Windows セットアッププログラムから [Modify] または [Repair] を実行してください。
  • LifeKeeper の削除では SUperior SU は削除されません。SUperior SU は Add/Remove Programs で個別に削除することが可能です。
  • LifeKeeper for Windows の削除では LifeKeeper for Windows ディレクトリは削除されません。そのディレクトリは Add/Remove Programs 処理が完了した後、手動で削除することが可能です。
  • LifeKeeper for Windows を完全に削除するためにはシステムの再起動が必要となります。

フィードバック

お役に立ちましたか?

はい いいえ
お役に立ちましたか
理由をお聞かせください
フィードバックありがとうございました

このトピックへフィードバック

送信