アプリケーションに関連するソリューションで、リクエストが最も多いものについて説明します。
- ターゲットノードの置き換え後、リソースを拡張できない
-
問題:
既存の1×1、LifeKeeper for Windows構成のサーバー(ターゲット)が置き換えられた(OSが再インストールされ、LifeKeeperが再インストールされた)。
エラーメッセージ:
Attempt to connect to remote system {system name} failed with error {error code}. Please ensure that the local security policy for “Network Access: Let Everyone permissions apply to anonymous users” is enabled on all the servers running DataKeeper.
- canextend ({system name} {resource name}) – Script was terminated by a signal
Error – extmgr ({system name} {resource name}) -canextend failed
解決策:
ソースノードで、昇格/管理者権限のコマンドプロンプトから、以下を実行します。
- cd %LKBIN%
- 「 eqv_list 」と入力すると、すべてのイクイバレンシーが表示されます。
イクイバレンシーがある場合は、削除する必要があります。
- 「 eqv_remove -t {リソース名} -S {もう一つのシステムの名前} -e SHARED 」と入力します。
2ノードを超えるクラスターを使用している場合は、eqv_removeコマンドに引数を追加する必要があります。追加しない場合、すべてのシステムでイクイバレンシーが削除されます。
--- eqv_remove -t {リソース名} -S {もう一つのシステムの名前} -e SHARED -s {実行しているシステムの名前} -o {実行しているシステム上のリソースの名前}
すべてのイクイバレンシーが削除されるまで、前述の手順を繰り返します。これは「 eqv_list 」を実行することで確認できます。
完了したら、LifeKeeper GUIに戻り、アクティブ/ソースサーバー上の親レベルのリソースを選択し、リソース階層を拡張します。
- 基本的なSQLクラスターの設定ガイド
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LifeKeeper/SQLインストールのチートシート
SQL Server CD/DVDまたはISOメディアのインストール後…
SQL Server インストール センターで、以下を実行します。
- [New installation or add features to an existing installation]を選択します。
- [Setup Support Files]については、全てデフォルトを選択します。
- [Setup Role]では、「SQL Server Feature Installation」を選択します。
- [Feature Selection]画面で、インストールしたい機能を選択します。
- 注意 :[Shared feature Directory]は、デフォルトのインストールパスを選択してください。LifeKeeper MS SQL Serverのインストール中、データベースはミラーリングされたボリュームに接続されます。
- [Instance Configuration]で、[Default instance]を選択します。
- [Disk Space Requirement]を確認し、[Next]を選択します。
[Server Configuration]で、以下を設定します。
- 下(右下)のダイアログボックスで、[Use the same account for all SQL Server services]を選択します。
- アカウント名とパスワードに、ドメイン管理者または昇格されたドメイン権限を持つアカウントを入力します。 注意:これらの認証情報は、SQL/LifeKeeperを実行している他のサーバーでも同じである必要があります。 入力後、[Next]を選択します。
[Database Engine Configuration]で、以下を設定します。
- Authentication Mode(認証モード)
- [Mixed Mode (SQL Server authentication and Windows authentication)]を選択します。
- SQL Serverシステム管理者(sa)アカウントのパスワードを指定します。 注意:これらの認証情報は、SQL/LifeKeeperを実行している他のサーバーでも同じである必要があります。
- Specify SQL Server administrators(SQL Server管理者の指定)
- 「Add Current User」(ドメイン管理者または昇格された権限を持つアカウント)を選択します。先ほど[サーバーの構成]で指定したものと同じです。
- Analysis Service Configuration(サービス構成の分析)
- 「Add Current User」(ドメイン管理者または昇格された権限を持つアカウント)を選択します。先ほど[サーバーの構成]で指定したものと同じです。
[Reporting Services Configuration]で、以下を設定します。
- レポートサーバーをインストールしますが、設定はしません
Error Reporting(オプション)
インストールを実行します。
- [Install]を選択します。
LifeKeeper/SQL Serverリソースのインストール
LifeKeeperコンソールを開き、以下を実行します。
- コミュニケーションパスの作成
- ソース側でリソース階層の作成
- 適切なプライマリー/バックアップサーバーの選択
- 保護するアプリケーションとしてドロップダウンボックスから “MS SQL Server”を選択
- ドロップダウンボックスからMicrosoft SQL Serverインスタンスを選択
- {Server name}に対して管理ユーザー名を入力する
- 通常SQLのインストール時に指定したSAアカウントもしくはSQL Masterデータベースへの権限をもつアカウントが該当します。
- {Server name} の現在の MSSQL の設定。これはミラー対象のボリュームへ移動される全てのシステムおよびユーザーが定義したデータベースの一覧です。続行をクリックします。
- “LifeKeeper has detected that one or more databases is located . . .” というメッセージが表示されます。OK、次にContinueを選択します。
- データベースを再配置するボリュームを選択します。
- {Server name}のデータベースの再配置
- 保護対象のオプショナルサービスを選択します。
- 保護対象のIPアドレスを選択します。(もしあれば)
- Named Pipes Aliasは、noneを選択します。
- Microsoft SQL Serverのリソース名。SQL.Defaultもしくは必要に応じて修正し、作成を選択します。
- pre-extendスクリプトを実行、拡張前のチェックが成功したら、次へをクリックします。
- 拡張ウィザード
- バックアップサーバー上のSQLリソースのバックアッププライオリティを選択します。デフォルトでは、「Backup Priority」の10が設定されています。拡張を選択します。
操作が完了すると、SQLリソースがLifeKeeperコンソールの階層ナビゲーションパネルに表示されます。
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