SMTP 仮想サーバを作成するには、以下の手順を実行してください。それぞれのシステムに新しい仮想サーバを追加して、ペアが同じになるように設定する必要があります。
- LifeKeeper GUI を使用して、プライマリサーバ上で切り替え可能な IP アドレスと保護対象ボリューム (存在する場合) をサービス中の状態にします。
- SMTP サイトのために、[プログラム] メニューの [管理ツール] から、Internet Information Services (IIS) Manager を起動します。このインターフェースを使用して、プライマリおよびバックアップの SMTP 仮想サーバを作成します。
- サーバ名を選択して [新しい Web サイト] ウィザードを起動し、[操作] メニューで [新規]、[SMTP 仮想サーバ] の順に選択します。
- サイトの説明を入力します。このとき、プライマリサーバとバックアップサーバの両方の説明が同じでなければならないことに留意してください。
- 「この Web サイトに使用する IP アドレスを選択してください」というプロンプトが表示されたら、SMTP 仮想サーバ用の切り替え可能 IP アドレスを選択します。これは、プライマリサーバとバックアップサーバで同じにしてください。
- ホームディレクトリのパスのプロンプトが表示されたら、ファイル共有を選択するか、共有または複製ストレージデバイス上のボリュームを選択します。
- この仮想サーバのデフォルトドメインを入力します。
- SMTP 仮想サーバが起動されていることを確認し、バックアップサーバ上での設定に進む前に、テストを行ってサイトがアクセス可能で正しく機能しているか確認します。
- LifeKeeper GUI を使用して、バックアップサーバ上で切り替え可能な IP アドレスと保護対象ボリューム (存在する場合) をサービス中の状態にします。
- 手順 2 から 9 を繰り返して、バックアップサーバ上にサイトを作成します。プライマリサーバとバックアップサーバで、サイトペアが同じでなければならないことに留意してください。
すべての SMTP 仮想サーバを作成して設定したら、以下のようにプライマリサイトを開始し、バックアップ Web サイトを停止してください。
- LifeKeeper GUI を使用して、プライマリサーバ上で切り替え可能な IP アドレスと保護対象ボリューム (存在する場合) をサービス中の状態にします。
- Internet Information Services (IIS) Manager を使用して、プライマリサーバ上のプライマリ SMTP サイトを開始します。
これで、1 つまたは複数の IIS リソース階層を作成してインターネットサーバに LifeKeeper の保護を追加する準備ができました。
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