現象
保護された IP アドレスを介して SIOS Protection Suite クラスタに ODBC 接続を作成した後で、SQL リソースをバックアップサーバに切り替えると、接続に失敗します。
推奨される処置
- プライマリ上で各インスタンスをサービス休止中にしてから、In Service 状態に戻します。アプリケーションイベントログを調べて、その特定の SQL Server のインスタンスがどの IP:PORT で listen しているのか確認します。
- セカンダリサーバで各階層の In Service を行い、各 SQL のインスタンスが listen している IP:PORT を記録します。
- クライアントが ODBC を介していずれかのサーバに接続可能であることを確実にするには、各インスタンスが listen しているポートがプライマリサーバおよびセカンダリサーバのいずれでも同一であることを確認します。
- この確認を行うには、Microsoft SQL Server ネットワークユーティリティを使用します。SQL インスタンスを選択し (当該マシン上で動作している必要があります)、TCP/IP プロトコルを強調表示し、プロパティを確認して SQL インスタンスが listen しているデフォルトのポートを特定します。
- このインスタンスについてデフォルトのポートが両方のシステムで同一になるようにこの値を変更します。
- 手順 5 で設定した、保護された IP:PORT を使用して、各インスタンスの ODBC 接続を作成します。
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